今更だけど和牛の話。
※この記事は、元々2024年3月末に自分のメモに書いたものと、こちら↓の記事を読んで思ったことをまとめたものです。
和牛。
私の最大の推し、だった人たち。
初めて和牛を見たのは(多分)THE MANZAI 2014の時。その時は「こういう芸人さんもいるんだなー」くらいの認識。とはいえ、その頃吉田たちにハマっていた関係もあり、大阪の芸人さん、吉田たちと同じ劇場で活躍していた芸人さん、という括りで吉田たちのついでに見ていた感じでした。
2015年秋には、初めて生で漫才を見ました(吉田たちのついでに)。
2017年から2018年にかけては、宮城県内の営業や大宮の劇場に見に行くたびに和牛の出番があり、何度も漫才を見ました(この辺りから和牛がお目当てになる)。
2018年の全国ツアーでは、初めてチケットが取れたので、単独ライブに行くことが出来ました(2017年のツアーは落選した)。
注目度が高まって、たくさんのレギュラー番組、冠番組も追いかけるようになりました。
断ちごはん、和牛A4、バツウケテイナー、和牛キッチン、モーモーラジオ、そして情熱大陸。少しでもその活躍を目に耳に入れてきました。
そんな2人が決めた、解散の道。
我々がとやかく言う筋合いはないと思います。
でも、もう二度と、2人が2人だけで、2人が作る漫才で、私たちのことを笑わせてくれることは無いのだと、その世界の中で私たちは生きていかなければならないのだと、そう思う度に苦しくなるのです。
和牛の2人は私にとって生きる光だったのです。2人の漫才が私の生活を明るくしてくれるから、私は明日もまた生きていけたのです。
和牛という漫才師はいなくなってしまったけれど、2人は生き続けている。
だから、私も生き続けなければいけない。
2人が漫才をすることはないけれど、2人がそれぞれきらきら輝き続けるところを見ることは出来る。
私は2人のこれからをずっと見つめていきます。
大好きなお2人の今後に幸あれ、と思いながら。
解散の報道から約1年が経った。
私の中で非常にショックな出来事ではあったし、未だに和牛って聞くと2人のことを思い出してしまうし、たまに無性に漫才を見たくなってBDを見直すこともある。
正直、解散と聞いた時、ショックではあった。でも色々繋がった。アキナ牛シュタインのツアーが中止になったり、前出の記事にもあるモーラジの御祝儀断固拒否事件があったり、みずくんだけで色んなバラエティに出てたり、あれ? って思うことが度々あった。
でも、解散するくらいなら2人は一緒にならなかった方が良かったのではないか、というとそうではないやろ、と思う。漫才で名を残したから今もバラエティに呼ばれるのもあるし、2人が漫才を通して色んなことを学んだから今の姿があるだろうし。最初から2人がピン芸人だったら今頃普通に料理人と社会人だったかもしれない。
むしろ今のお2人の活躍を見ていると、解散は正解ルートだったのかもしれないなって思う。これでよかったのかも、と思う時がある。
だからやっぱり私は2人のこれからを応援し続けるしかないのだと思い、今日も生きています。
おまけ。
和牛解散を知った周りの反応の話。
解散報道が出た翌朝。
私は普通に仕事に行きました。
夕方、一通り仕事が落ち着いた職員室で真面目な顔して「今日、まーてぃふ休むんじゃないかと思ったw」と言われました。そこまででは無いから安心してほしい。
その後、子どもたちにも心配されましたが、思わず笑っちゃったのが「うちのお兄ちゃん(私が兄の担任をしていた)が心配していました!!」と言われたこと。
まーてぃふ、卒業生にまで心配されすぎである。
周りの反応で一つだけ言いたいこと。
和牛が解散する、って報道されてから時間をかけて消化してきたある日のこと。
「ところでなんで和牛って解散したんですか? 不仲だったんですか?」と聞かれた。
正直不快だった。
たしかに不仲だったのかもしれない。
でも、和牛の2人が色んなことを経験して色んな話をして出した結論を、私たちファンが時間をかけて消化したものを「和牛は仲が悪かった」の一言で済ませたくないのだ。
「和牛は仲が悪かった」
そう言ってしまえば、私の頭の中の辞書の和牛のページに書き込まなきゃいけなくなるじゃないか。そんなの嫌なんだ。解散の理由なんて一言で語り尽くせないはずだし、解散したその事実だけでもう私はいっぱいいっぱいなのだ。理由を説明しようとしたら、大好きな2人に対して「ここがダメだった」って言わなきゃいけないじゃないか。そんなの耐え難い痛みだってなぜ気づかない?
下手に和牛解散の話題を私に振るのはやめていただきたい、と思いました。まあ相手からしたらなんの気なしに聞いているのは充分分かっていますが、傷口に塩を塗る作業になっているかも、という気持ちは忘れないでいただきたいです。
そんなわけで、和牛解散から約1年が経った私の思いでした。
いつかnoteに書こうと思ってずるずるここまできました。タイミングを完全に逃し続けていた……笑。今回、冒頭でリンク貼った記事をGoogleがおすすめしてくれなかったら、お蔵入りしていた文章でした。よかったよかった。
長い文になりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。