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若さって数字よりも共通認識からの差異で判断されてる

 先日 "日本一モテる体を決めるコンテスト" の宣伝をするためにマッスルバーでバイトしてきました。(宣伝はルールで厳禁だったのでできなかった)

 僕は今19歳でマッスルバーのスタッフの中では一番若かったのですが、それでも他の方々は19、21、23、一番年上の方で34と若めの人たちが集まってました。

 年齢が高めな人たちばかりなのにも関わらず「え!19歳なの!?若いねー」
と驚かれました。

 以前ボリュームゾーンが40代の飲み会に一人で参加した時はもちろん僕は他の方の二回りくらい年下なので珍しがられました。しかし、若い人たちが集まるマッスルバーでも若さで珍しがられたんですね。

 僕の中で若くみられた理由は絶対これだろうなというのが一つあって、それは
"法律的にお酒が飲めない"
という事実です。

年齢が一回り二回り高い人たちの中に入ると19という数字のインパクトは与えられると思うのですが、21や23の人たちの中に入るとそれは通用しません。しかし19と21の間には明確な
"酒、タバコの可否"
という境界があります。

 このような"自分の中での当たり前が通用しない年齢の人"という印象が若いという感想を作っているんだなと強く感じました。「え、まだ〇〇ができないんだ」と、年齢に付帯した定性的な何かを評価基準にしてる感覚です。

 なので若者は年上の人が集まる場所では自己紹介の時に年齢+(年齢を示す)客観的な事実を言った方がいいのではないかと思いました。

 この19歳であることの強みは今年中しか使えないので、来年以降も使えるネタが必要です。この現象の抽象度をあげると"みんなが持ってる年齢の基準との差異"です。なので大学生であることも場所によっては若くみられるし、大学卒業から1、2年しか経ってないというのにも若さを感じられる場所があると思います。

 これらの基準は酒タバコなどの法律や高校・大学などの常識とされている制度とするのがおそらく適切なので自分が今どういう状態なのかを客観視するのは大事なのかもしれません。

 スキルを持ってない人間は若さで勝負するしかないらしいのでどう若くみられるかを意識してアピールしていこうと思います。
以下マッスルバー体験談

マッスルバー潜入調査


 僕はマッスルバーという名前だけ認知していてどんなものかは全く知らなかったのですが、筋肉版ホストみたいな感じでした。2時間一周でイベントを繰り返すシステムになっていて、筋肉をお客さんに触らせる時間やマッチョたちが上裸でダンスをする時間などがあって騒がしかったです。

 客層はほぼ20代から30代くらいの若い女性で男性のお客さんは「マッスルバーってなんだ?入ってみるか」って感じの人だけでした。複数回来てる人はおそらく女性だけですね。女性の場合新規の顧客はだいたい「行ってみたいけど一人だと入りづらい」という女友達に連れられてきてました。(若い人まじでうるさい)(予備の鼓膜持っていけばよかった)

 接客のシステムとしては指名して来たお客さん以外では自由に席ついちゃえって教わりました。なので一人のお客さんに対してマッチョが三人くらいつくときがあるんですが、その一方で一対一のまま放置されている席もありました。さすがに気になったので聞いてみたらどうやら複数回来てるお客さんは大体誰と話したいかをみんな把握してるからそっとしてあげてるっぽいです。

 サービスの都合上どこかの席で高額な商品やおもてなしサービスが注文された際に他の卓についているマッチョもその卓のお客さんのところに集まっておもてなしをすることになっていました。このとき他の卓はお客さん一人だけになってしまうんですね。その時のお客さんには二種類いて他の席でやっているパフォーマンスを楽しそうに見ているか、哀愁を漂わせてスマホを見ているかでした。パフォーマンス終了後に寂しさを埋めるためか自分もおもてなしサービスを注文して、その後また別の誰かが注文してと注文合戦が起きる時間帯があるのが興味深かったです。

 接客時に重要視していることを研修段階で教わったのですが、定例のダンス、筋肉触り放題はマッスルバーのメインコンテンツらしいです。筋肉自体を売りにしているのでデカい人ばっかなのかと思ったのですが意外とそうでもなくて、もちろんデカい人もいるんですが世間的な細マッチョという感じの体の人もいました。


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