楽天モバイルクイーンの(短期)留学レビュー~シアトル・ワシントン大学編~※昔すぎて参考にならないかもしれまへん
皆様ごきげんよう、楽天モバイルクイーンです。アラフォーのクイーンが学生時代に2か月だけ短期留学をしたシアトルでの思い出を振り返るこちらの記事。もう情報がふるすぎますし、何年前なのか考えたくもございません(計算してみてください)が、思い出話のひとつとして、これからご本人・お子様が留学を考えている方、当時シアトルにいましたよ~、なんて方にはお楽しみいただけるのではないかと思います。
Let's go!
こちらの記事でも以前ふれていますが、楽天モバイルクイーンは大学3年生の夏休みに、アメリカ・Seattleに短期留学をしています。
大学の公式プログラムでの留学だったので、現地での大学講義受講は日本の大学の単位として換算してもらえることが決め手となりました。
イギリスのサセックス大学と最後まで迷ったのですが、イギリス文化よりもイケイケどんどんなアメリカの大学で遊びも満喫したかったという不純な動機でした。が、結果的に勉強も(???)遊びも、おもいっきり楽しめた夏休みになりました。
まず大学1年のころから、この公式短期留学に参加するためには英語関連の授業で一定の成績と単位数を取得する必要があったので、履修計画を水面下で進めていました。
そして基準をクリアしたので、最終的にワシントン大学に決めました。
ワシントン大学(University of Washington、略称UW)は、アメリカ・ワシントン州シアトルに本部を置く、1861年創立の名門公立大学です。全米屈指の研究型大学として知られ、特に医学、工学、コンピュータサイエンス、ビジネス、環境科学などの分野で高い評価を受けています。シアトルの中心部からほど近い広大なキャンパスは、緑豊かな自然と美しい建築が調和し、学生や訪問者にとって魅力的な環境を提供しています。
ワシントン大学は、世界中から多様な学生が集まる国際的な学びの場であり、約50,000人の学生が在籍しています。研究活動が非常に活発で、年間の研究費は全米トップクラスを誇ります。また、シアトルというテクノロジーとイノベーションの中心地に位置しているため、マイクロソフトやアマゾンなどの大企業との連携も強く、卒業生は多くの分野で活躍しています。
さらに、スポーツチーム「ワシントン・ハスキーズ(Huskies)」も有名で、アメリカンフットボールやバスケットボールなどで多くのファンを魅了しています。学問、研究、文化、スポーツのすべてにおいて卓越したワシントン大学は、世界中の学生にとって憧れの存在です。
通称 ユーダブ です。
学内には日本でもおなじみにサブウェイやアメリカでメジャーなタコベルといったお店以外にも学食が何か所もありました。
時間がないときは、Grocery storeで簡単なものを買って、ちょっとした国立公園よりも広い中庭で昼食を済ませていました。
ワシントン大学(University of Washington)の敷地面積は、シアトルのメインキャンパスだけで約**703エーカー(約2.85平方キロメートル)**に及びます。この広大な敷地には、学術施設、研究所、学生寮、スポーツ施設、そして美しい自然環境が含まれています。特に、キャンパス内にはユニオン湾(Union Bay)に面したエリアや、春には桜が咲き誇る「ザ・クアッド(The Quad)」と呼ばれる中庭があり、学生や訪問者にとって魅力的な場所となっています。
さらに、ワシントン大学はシアトルのメインキャンパス以外にも、タコマ(Tacoma)とボセル(Bothell)に分校を持っています。これらを含めると、大学全体の敷地面積はさらに広がります。シアトルの中心地に近いながらも、自然と都市が調和した環境が特徴で、学びや研究に最適な場所として知られています。
公園じゃありませんよ、ここは大学です⛲
主な図書館
スーズアロ図書館(Suzzallo Library)
ワシントン大学の象徴的な建物で、ゴシック様式の美しい建築が特徴です。
特に「グランド・リーディング・ルーム(Grand Reading Room)」は、壮大な天井とステンドグラスが印象的で、学生や観光客に人気のスポットです。
人文学や社会科学の資料が充実しており、大学の中心的な図書館として機能しています。
そしてよく学内では「Be careful not to get bitten by squirrels!」と言われるくらい、リスをよく見かけましたが、決しては触ってはいけないとされています。
こちらは留学前半に過ごしたMcMahon Hallという学生寮です。
かなり広いテラスがあって、暗くなるのが遅い(夜9時でもうっすら明るいです)夏のSeattleを楽しみました。
寮から出るとこのグリーン!!!もう、どこもかしこも絶景です。
メインで使用していた教室がある校舎です。歴史を感じますよね。ここに毎日通学するだけでテンション爆上がりでした。
Seattleといえばスターバックス!!!スタバの発祥の地です。
私が留学していた当時でも、ダウンタウンにスタバだけで80店舗ほどあり、どこもかしこもコーヒーショップだらけでした。
シアトルにコーヒーショップが多い理由は、歴史的、文化的、地理的な要因が複合的に絡み合っています。以下にその主な理由を挙げます。
1. コーヒー文化の発展とスターバックスの誕生
シアトルは、世界的に有名なコーヒーチェーン「スターバックス(Starbucks)」の発祥地です。1971年にシアトルのパイク・プレイス・マーケットで創業したスターバックスは、シアトルのコーヒー文化を象徴する存在となり、地元の人々にコーヒーを楽しむライフスタイルを広めました。その後、スターバックスの成功が他のコーヒーショップやロースタリーの成長を促し、シアトル全体が「コーヒーの街」として知られるようになりました。
楽天モバイルクイーンも、このパイク・プレイス・マーケットにある1号店にちゃっかり行ってきました。
2. 気候の影響
シアトルは、年間を通じて雨の日が多く、曇りがちな気候が特徴です。このような天候は、屋内で温かい飲み物を楽しむ文化を育むのに適しており、コーヒーショップが人々の憩いの場として定着しました。雨の日にコーヒーを片手にリラックスするというライフスタイルが、シアトルの住民にとって自然なものとなっています。
3. 地元のロースタリー文化
シアトルは、スターバックスだけでなく、地元の小規模なロースタリーや独立系コーヒーショップが数多く存在します。これらのロースタリーは、質の高いコーヒー豆を使用し、独自の焙煎技術やフレーバーを追求しています。地元の人々は、こうしたクラフトコーヒーを楽しむことに誇りを持ち、コーヒー文化がさらに発展しました。
4. 多様な文化と国際的な影響
シアトルは、国際的な港湾都市であり、多様な文化が交わる場所です。特にヨーロッパやアジアのコーヒー文化の影響を受け、エスプレッソやカフェラテなどのスタイルが広まりました。また、移民や旅行者が持ち込んだコーヒー文化が地元のスタイルと融合し、独自のコーヒーシーンを形成しています。
5. 地元住民のライフスタイル
シアトルの住民は、読書や仕事、友人との会話を楽しむためにコーヒーショップを利用することが多く、コーヒーショップは単なる飲み物を提供する場ではなく、コミュニティの交流の場として機能しています。また、シアトルはテクノロジー企業が多い都市でもあり、リモートワークやフリーランスの人々がコーヒーショップを仕事場として利用することも一般的です。
6. 地理的な要因とコーヒー豆の輸入
シアトルは、太平洋岸に位置する港湾都市であり、コーヒー豆の主要な輸入拠点の1つです。中南米やアジア、アフリカから輸入されるコーヒー豆がシアトルに集まりやすい地理的条件が、コーヒー産業の発展を後押ししました。
シアトルにコーヒーショップが多いのは、スターバックスの成功をはじめとする歴史的背景、雨の多い気候、地元のロースタリー文化、国際的な影響、そして住民のライフスタイルが相まって、コーヒー文化が深く根付いたためです。これらの要因がシアトルを「コーヒーの街」として世界的に有名にし、現在も多くの人々がコーヒーを楽しむ文化を支えています。
パイク・プレイス・マーケットは市場なので、スタバ以外にも、こういった活気ある店舗が多数軒を連ねています。
そして日本人にもなじみ深いSeattleの名所といえば、シアトルマリナーズの本拠地T-Mobile Park(T-モバイル・パーク)、クイーンが訪れた当時はSafeco Fieldという名称でした。
このスタジアムは、アメリカ・ワシントン州シアトルのソドー地区(SODO District)に位置しており、1999年に開場しました。
T-Mobile Parkの特徴
収容人数
約47,000人を収容できるスタジアムで、観客席からはシアトルの美しい街並みやピュージェット湾が見渡せるロケーションが魅力です。
開閉式屋根
T-Mobile Parkは開閉式の屋根を備えており、シアトル特有の雨天でも試合を快適に観戦できるよう設計されています。この屋根は完全に閉じるのではなく、観客席の上を覆う形で設置されており、自然な雰囲気を保ちながら雨を防ぎます。
グルメと地元文化
スタジアム内では、地元のシーフードやクラフトビールなど、シアトルならではのグルメが楽しめます。特に「Ivar's」のクラムチャウダーや「エドガー's カンティーナ」のタコスは人気です。
ファン体験
スタジアム内には、シアトル・マリナーズの歴史や名選手を紹介する展示エリアがあり、ファンにとって特別な体験ができる場所となっています。
アクセス
T-Mobile Parkは、シアトルのダウンタウンから南に位置しており、公共交通機関や車でのアクセスが便利です。特に、ライトレール(Link Light Rail)やバスを利用することで、渋滞を避けて快適にスタジアムへ行くことができます。
T-Mobile Parkは、シアトル・マリナーズの試合だけでなく、コンサートやイベントの会場としても利用されており、シアトルのスポーツとエンターテインメントの中心的な存在です。
楽天モバイルクイーンも、滞在中は何度かマリナーズ戦を観戦して、マリナーズのグッズも買いそろえていました。こちらは、さきほどご紹介したDormitoryのMcMahon Hallで撮影した一枚です。
そして留学後半は、ホームステイをしました。ホームステイといっても、今でいうシェアハウスのようなところで、同年代の現地の若者、留学生が10人程度で一つの大きな一軒家をシェアして生活をするスタイルでした。
こちらがクイーンが使っていた部屋です。
ルームメイトとは今でもSNSで連絡をとりあう仲です。当時は彼女は、彼氏と一緒にこの家に住み込んでいました(男女別部屋)。
シアトルはカナダ バンクーバーとの国境に近いので、みんなで車に2時間ちょっと乗って、遊びに行っていました。アメリカではお酒は21歳以上でないと購入できません(かなり厳密にIDチェックをされます)。しかしカナダでは19歳以上なので、友人たちから、当時20歳だったクイーンは「みんなのぶんのお酒かってきてくれー」とバンクーバーで買い出しに行かされ、そして現地で21歳を迎えた際には盛大にお祝いをしてもらい、今度はアメリカ国内でお酒の買い出しに行かされましたwww
ただでさえ若く見られる日本人。IDチェックの時は何度も「本当に21歳なのか?」と質問されまくって、アタフタしたのを覚えています。
シアトル ダウンタウン名物の観光バス
この後半戦の若者10人同居生活は本当に楽しい日々でした。現地の彼らは、英語もたどたどしい私に経験をさせようといろいろチャレンジングな遊びに連れ出してくれました。地域のパーティーのことをblock(街区)partyというのですが、週末ごとに近所のblock partyに連れ出され、おいてけぼりにされたりww
特に楽しんだのは現地で覚えたウェイクボードです。シアトルは岸壁が岩なので海水浴よりも湖で水遊びをすることが多いです。夜20時ころまで明るいので、夕飯ついでに湖に毎日のように遊びに行っていました。
家ではワンちゃんも買っていて、一緒に寝たり、散歩をしたり、とてもかわいかったです。なつかしい(涙)
Woodland Park Zooという動物園にも連れて行ってもらいました。
ここでも仲間たちがふざけ放題で、正直どんな動物をみたのかは記憶にあまりないほどですが、自然を生かした展示をしていて親子連れが多かったです。お見せできない写真ばっかり、、、
喉かな農村地帯も多いので、学校帰りにberry pickに行ったり🍓
そしてこんな淡い思い出もwww💗
ひと夏の恋ってやつでしょうか。うん、楽しかった!!!wwww
こうしてひと夏の滞在を終えて、大学での修了式を迎えました。留学といっても短期プログラムなのですが、荘厳な校舎で本格的な式典を行ってもらいました。修了証はいまでも大切に保管しています。
こうして帰路に就いたクイーン。空から見るSeattleの町並みはグリーンと都会的な建物が見事に調和して、まさに 通称エメラルドシティとよばれるだけあり青々と光輝いて見えました。
クイーンは生まれも育ちも日本なので、海外での長期滞在はSeattleへの短期留学が最初で最後です。語学習得もそうですが、異文化に触れ、生活をすること。そして前半のドミトリー生活では初めて親元を離れて生活をし、後半の若者同居生活は毎日がドラマチックで国籍を超えて同じ世代の友人たちと毎日がパーティーのような生活でした。
いつか子供たちにもこういった経験をさせてあげたいと思い、日々仕事にまい進しております。
友人がシアトルに住んでいるのですが、最近は様子もかわっているようですが、相変わらず治安もよくアジア系の食品店が多いので、日本人には過ごしやすい街だと行っていました。冬はスキーやスノボも楽しめますし、ちょっと雨の多い気候ですが夏場は御覧の通り快適に過ごせますので、旅行でも留学でも是非Seattleにいってみてください✈