傷さえ愛しいという奇跡

『綺麗とは傷跡がないことじゃない 傷さえ愛しいという奇跡だ』

髭男のビンテージにでてくるこのフレーズがとても心に響く

昔は歌なんて歌詞も気にせずメロディーで判断してたのに、しっかり歌詞を検索してる自分がいる

そんなことでさえ歳を取ったなぁと感じる瞬間。

恋愛モノの歌詞を見てると自分もこういう恋愛がしたい、こういう人と出会いたい、なんならこんな歌詞を考えられる人に出会いたい、なんて思ってしまう

自分の恋愛の過去は本当にろくでもない

8割が相手の浮気で別れているし浮気をされるほど自分は飽きられてしまうタイプなんだろうなぁと思って生きてきた

本当に人を好きになったのは20歳の時以来ほとんど無い

真剣な恋とは向き合ってこなかったし、どうせまた浮気されるだろうと思っていたから本気で愛すことをしなくなった

トラウマであり、逃げでもある

このトラウマはいつか消えて無くなってくれるのか。

じぶんの心の傷跡さえも愛おしいと思ってくれる人はいるのか。

自分が立ち止まっていても時間は止まってはくれないわけで、今年もやってくる

恋人たちの日と言っても過言では無い、独り身にとっては特になんでもなく時間が過ぎていく『クリスマス』が。


そしてわたしは今年も願う。

来年こそは、1人ではなく大切なひとと同じ時間を共にできればいいな と。


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nattun
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