専用機材なしの天の川撮影レポ2(リベンジ)
このノートは投げ銭です。最後までご覧いただけます。
前回上手に撮れなかった天の川。リベンジしてきました!
前回は海の近くで失敗だったので今度は山。
八ヶ岳です。
このレポートは星空撮影特訓中の納豆巻によるメモでもございます。
星空撮影の設定とかのご参考になれば幸いです。
■予備知識
・地球は自転している。秒速460mとか。
・さらに太陽の周りをまわっている。秒速30kmとか。
・同じ太陽系の星たちも回っているから、地球との距離は変わらないけど、
地球が自転してるから、空に見える星の位置は時間で変わる。
■予備知識2
・光をたくさんとりこめば、たくさん星が映る。
・光をたくさん取り込むには、感度をあげるか、時間を延ばすか。
(感度をあげる方面のこと)
・星空撮影は明るいレンズで。すなわちF値は低いほどいい。
・ISOの数値が大きくなると星空撮影ではノイズが大きい。
かといって数値が小さくなると星が映らない。
(時間を延ばす方面のこと)
・時間が長いほうが、たくさん映るけど、地球の時点によって星の見える
位置が変わるから、星が流れてしまう。
・この星の流れを、止まって見えるように撮影するのがアストロトレーサー
とか赤道儀とか。これらが地球の自転に合わせて追尾撮影してくれる。
つまり星が流れていないように映してくれるのだね!
この辺りはあまり詳しくありません。なんたって「専用機材なしの天の川
撮影レポ」だもの。。。使用はカメラと三脚のみ。
(1)またも天の川待ち時間で星空撮影の予行練習
まずは、ISO800、1600、3200の各設定で15秒・30秒を撮ってみます。
どれくらいの感度でどれくらい撮れるか確認です。
F値は3.5固定。
↑ISO1600 18mm F3.5 15秒
↑ISO1600 18mm F3.5 30秒
あれ・・・前回よりISO低くても映る・・・?
ISO800はさすがにポツポツとしか映っていませんが、
前回は30秒×ISO3200でポツポツ、くらいでしたよ。
ともあれ、ISO1600だと15秒では少し暗いですね。
ここはISOあげて秒数減らすか、秒数伸ばしてISO1600保持するか。
ISO1600保持で25-30秒で行ってみることにしよう。
(2)天の川撮影開始!
すでに十分暗いところにいるのでこのまま天の川撮影に。
↑ISO1600 18mm F3.5 30秒
あぁぁぁぁぁ映ったぁぁぁぁぁ!
30秒なのにーーー前回72秒でもふわっとしてたのにーー!!
いえーーい!!とテンションあがりまくる納豆巻。いわゆるホット納豆。
よくよく見るとやっぱり流れてるんですけどね。
拡大しなければなんとなくそれっぽい!(ぉぃ
だってアストロトレーサーないんだもん。
ホット納豆が出来上がったところで、設定を変えながらいろいろ試してみましょう。
(3)ISOをあげて時間を短くする
↑ISO3200 18mm F3.5 20秒
20秒でもISO感度を上げるとこれだけ映ります。
でも・・・なんか・・・ガビガビ・・
これが気になる気になる。
やはりISOは低い方が綺麗に撮れるなぁ。
すると、F値のもっと低い明るいレンズを買うとか、
時間を30秒より長くしても星が流れないように専用機材買うとか
そういうエンドレス物欲の世界に入ってきます。
(3)ISO3200かつ30秒ならガビガビ感改善?
↑ISO3200 18mm F3.5 30秒
ISO感度保持のまま、30秒に延長。多少、改善したかな??
でもやはりこうなると星がすこーし流れてる。
というわけで、おそらく自分の今あるアイテムの中で一番綺麗に星空を撮れるのは、この場所ではISO1600 18mm F3.5 30秒、と仮定。
ここまで読んでいただいた皆様ありがとうございました♪
まだまだ素敵な星空撮影ができるように頑張りますっ!!!
このレポートは投げ銭です。この下にはオマケしかありませんのでご注意ください。(オマケは、この撮影場所の昼間の写真と情報)(要らないw
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