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二種電気工事士(筆記)

日記には書いてないけどひたすらに勉強してました。
コイルやコンデンサの合成インピーダンスあたりをゴリゴリと。

結果

チェックミスさえなければ余裕の合格ライン

計算問題

合成抵抗(直列)

$${R1+R2}$$

抵抗値をひたすら足すだけでよい。

合成抵抗(並列)


$${\frac{1}{R}=\frac{1}{R1}+\frac{1}{R2}}$$

ひたすら逆数にして足す。

合成抵抗(並列・証明)

図1

オームの法則より
$${I=\frac{V}{R}}$$ が成り立つ
図1より
$${I{\scriptsize A}=\frac{V{\tiny E}}{R}}$$ ・・・1
が成り立つ(RはR1とR2の合成抵抗値)

また、
$${I{\scriptsize A}=I{\scriptsize a}+I{\scriptsize b}}$$ ・・・2
であるため、それぞれ
$${I{\scriptsize a}=\frac{V{\tiny E}}{R1}}$$ ・・・3
$${I{\scriptsize b}=\frac{V{\tiny E}}{R2}}$$ ・・・4
である。
式2に式3と式4を代入すると
$${I{\scriptsize A}=\frac{V{\tiny E}}{R1}+\frac{V{\tiny E}}{R2}}$$
となり、$${I{\scriptsize A}}$$は 式1と等しいため、左辺に1を代入する。
$${\frac{V{\tiny E}}{R}=\frac{V{\tiny E}}{R1}+\frac{V{\tiny E}}{R2}}$$
両辺で$${V{\scriptsize E}}$$は共通項であるため、両辺を$${V{\scriptsize E}}$$で割ると以下の式が導出できる。
$${\frac{1}{R}=\frac{1}{R1}+\frac{1}{R2}}$$
抵抗の数を増やしても、2の式にどんどん式が繋がっていくだけなので、N個の抵抗を増やしても、N回足すだけであることがわかる。

試しに上記の式に、$${{R1=4}}$$、$${{R2=4}}$$として上記の式に代入して、約分して足して逆数を取ると
$${\frac{1}{R}=\frac{1}{4}+\frac{1}{4}}$$
$${\frac{1}{R}=\frac{1+1}{4}}$$
$${\frac{1}{R}=\frac{2}{4}}$$
$${\frac{1}{R}=\frac{1}{2}}$$
$${R=2}$$

このように、並列の合成抵抗を計算できることがわかる。

インピーダンス

2種電気工事士の範囲はベクトル図を書けばわかる。
複素平面の虚数部(Y軸)にコンデンサやコイルの抵抗値を書く、実数部(X軸)に抵抗の抵抗値を書いたあと、虚数部同志を足し合わせてベクトルを合成(三平方の定理で斜辺の長さを求めて平方根を求める)すれば合成抵抗地が得られる。
あとは、直列・並列の合成抵抗の計算と全く同じ

その他のケーブル類とかはただの覚えゲーなので、過去問を見たり現場で働いた人の感想とか色々聞きまくって何回も繰り返して定着させるだけだった。

複線図

過去問の単線図を参考にひたすらに過去問のVVFジョイントやジョイントボックス(四角い記号)の中身を書きまくるだけ。
過去問道場で500問くらい解けば一発で覚える

ただし、スイッチ類の中でもややこしいのが、パイロットランプの同時点灯の確認表示灯(L)の結線がややこしい。
位置表示灯(H)は基本的に異時点灯(負荷に電流が通ってないときだけ通っている=並列に繋がっている)
確認表示灯(L)は負荷に電源が繋がっているときに光るので直列でいいじゃん!と思うけども、分圧してしまうのでこれも並列に繋ぐ必要がある。
つまり、ジョイントからくる電源線1本とジョイントに戻る線が2本になる。

結線においてこの本数は重要なので、割とひっかけ問題として出てくる時があるっぽくて、普通に引っかかったので覚えた。

位置表示灯はホタル(Hotal)のH
確認表示灯は負荷・ロード(Load)のL
で覚えた。Lampでも良さそうだけど、個人的に混乱するので負荷(Load)がついてるときのやつだ みたいな覚え方をした。

大体このあたりと部材・法令を覚えて終わり。
1日1時間位を割いて40日くらい勉強したので筆記試験で勉強したのは40時間くらい。

終わりに

チェックミスは確認したけど、どうだろうなぁ。
まぁ実技をやり始めるとしよう。

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