妄想オタクは死神に語る あとがき
『あとがき×その他諸々』
こんばんは、こんにちは、なとなとのなっとです。
ようやく完結しましたねぇ、妄想死神。略称の感じがなんかキモいけど終わりましたよ、妄想死神。
マジで最初から最後まで書きたい物を書きたいメンバーでしか描かなかった自慰作品。
そんな感じで自分でも自虐するほど自由奔放にしてましたが、なんとか最後まで走り切りました。
それもこれも読んでくださった皆さんのおかげです。読んでいただき、いいねをしてくださり、本当にありがとうございました。
どうでした?面白かったですか?
まぁ、ここで話したいことは無限にありますが、ここから色々話していきたいと思います。
まずは「あとがき」ですね。
改めて、今ここをも読んでくださってる皆さん、読んでいただき本当ありがとうございました。
この作品は、みんなが暇な時にする妄想とかを物語にして共感を得て、私の過去の1番の暇つぶしだった、クソ恥ずかしい妄想癖を「赤信号みんなで渡れば怖くない」法式で恥ではなくすと言う目的のメッセージ性を込めた作品でした。
かつ、私の処女作である『小説オタクは死神に語る』の前日譚でありながら、当作品の世界観を少しわかりやすくする作品でした。
やっぱりあの作品は個人的にすごく好きで、1話で終わらせるのはすごく悲しく思っており、この作品へと続いて、皆さんを少しでも楽しんで頂けたら光栄だなって思い、書いておりました。
そして、皆さんも節々に感じたと思いますが、文章の稚拙さや意味わからんって部分も多かったですよね。
「解説」に関しては後ほどしようとは思いますが、これ自体は実はかなり前々から暇な時間を見つけては書いている作品だったんです。
なので、話の冒頭では三人称視点の誰かが、〇〇とその話のヒロインを見ている感じだったのに、後半では〇〇視点での話になる事もあったかもです笑
稚拙な文章なのは元からなのですが、その辺は許してやってください。
そして、ここから「解説」に入ります。
まず1つ目、結局死神ってなんなの?と言う問いに対してですが、これに関しては、言ったらデスノートみたいなもんです。
寿命をくれるなら願い叶えてあげるよ、だから寿命くれない?的なノリです。
彼女達死神も寿命をもらう事で若さと命を保つ部分以外は人間とさして変わらない存在なのです。
だから彼女達、死神は、余命の少ない人や、自殺をしようと考えている人たちに声をかけ、少しずつ人々の願いを叶えていたのです。
ちなみに、さくちゃんが消えたのは、〇〇から貰った寿命を一気に使い切り、自身の寿命さえも使い、〇〇を生き永らえたからです。愛ですな。
そして次の謎、それは時々出てくる訳の分からんシーンの事です。
わかりやすいので言えば、7話であった「Mr.スコーン」とか言う「Dr.stone」のパクリ漫画のくだり。
言わば、黒崎〇〇くんは私達と同じ世界を生きている設定のため、彼の正しい認識ではDr.stoneは、27巻で終わったという漫画があると言う定義があります。
しかし、妄想の世界では妙に聞き覚えのあるが知らない漫画が28巻も出てるじゃん。あれ?これ、なんかタイトル違くない?とこの世界の異質さに気づき始めるシーンでした。
それ以外にも11話で、そろそろ〇〇の妄想が終わると言うのを示唆するため、冒頭で訳の分からない非日常的な物達が"当たり前"の認識になっていました。
訳の分からないシーンが多く、大変申し訳ない。
そして次に語りたいのは「みんなもこんなしょーもない事あったよね?」って共感求めです。
だって絶対みんなしたくない?妄想
1人映画行く最中に女の子と仲良くなったり、近所の年上のお姉さん達同棲したり、テロリスト倒してモテモテになったり。
絶対したと思う!
なんならそれ以上のことしたでしょ?!
時止めてクラスの女子全員を……ねぇ……?
俺だけじゃない!と思いたかったから、こんな感じで突飛な作品が生まれた訳です。
とまぁ、語りたかったのはほぼこんな感じです。
そして、ここからは、あんまり後悔する気はなかったのですが、私が1番最初に「小説オタクは死神と出会う」を書き終えた末、計画していた事がありました。
なので、その一部をみなさんに公開しようと思います。
後少しだけ、この「死神シリーズ」の世界を楽しんでください。
……
「〇〇はどの季節が好き?」
何もない、俺とさくら2人きりの世界で、さくらは笑顔で俺にそう聞いた。
〇〇:俺はやっぱり…
……
「夏……が好きかな」
??:ねぇ、〇〇……
つい先程の瞬間まで、2人で手を繋ぎ、無邪気に走り回っていたはずの遥香が、手を離した瞬間、儚そうな瞳で俺を見つめた。
〇〇:な、なに?
遥香:私さ、実は……贄に選ばれたんだ……
遥香:だからさ、〇〇、私達……今年でお別れしないといけないみたい……
……
「秋……が好きかな」
??:なぁ、この村壊す力、欲しいと思わん?
俺の勉強を遮り、1人のクラスメイトが、俺の思惑を見抜いたかのようにそう言った。
〇〇:聖来…な、何を?
聖来:アンタは知らへんやろうけど、私なら出来る
聖来:私以外の奴らを見つけて、この村を壊滅させへん?あたしら2人で
……
「冬……が好きかな」
??:私は何が何でもこの村を潰す、だから〇〇、私があの死神を殺す
いきなり俺が座るベンチの隣に座っ女性が、俺の涙を拭い、そう言い放った。
〇〇:真佑ちゃん……まさか……
真佑:絶対に遥ちゃんは殺させない…
真佑:私が、何が何でも2人をこの村から逃すよ
……
さくら:ふふっ、意外だね
さくら:君なら春を選ぶと思ってたよ
さくら:でも、それならそれでよかったよ
手の中に籠った光を天に掲げ、さくらは笑った。
さくら:〇〇、君にならこの世界の未来を任せる事が出来ると思う。だから、後は頼んだよ
〇〇:は、え?さくら?
さくら:じゃあね、先で待ってる。バイバイ
〇〇:さくら!待っ…
……
…
淡い光から目が覚めた俺は、瞼の重い目を擦りながら、学校へ行く用意を始める。
〇〇:ふふふ、また今日も1日が始まったぜ!
そうしてまた、毎日をこよなく愛する俺、日常オタクの退屈でありきたりな"日常"が始まる。
「日常オタクは死神を殺す」
……
どう?!面白そうじゃない?!
…と、必死に面白いと信じ込んでますが、正直この作品を書ける自信はない訳です。
簡単に解説すれば、小説オタクがさくちゃんの問いに対して、「春が好き」と選択した事により、彼らの願いは永遠となり、日本は四季を失うという事になります。
その季節で分岐ルートが現れ、そこから〇〇は死神を殺すための物語が始まると言う物でした。
そこでメインヒロインが変わる、ほぼFateのパクリみたいな作品が生み出せる予定でした。
ですが、あんな緻密な世界は展開出来ないと言う結末に至り、頓挫致しました。
まぁ、これは書くにせよ、書かないにせよ、このつまらないあとがきを読んでくださるみなさんに負けたサプライズのような物でした。
一応頑張るつもりではありますが、期待せず、少しだけ応援しててください笑
……
とまぁ、ひとしきり語りましたが、これにて死神シリーズは一旦おしまいです。
ここまでだるい話を読んでくださり、ありがとうございました。皆さんのおかげでなんとかこの作品を終える事ができました。
改めて、私の稚拙な作品を読んでくださり、ありがとうございました。
また近いうちに何かの形でお会いしましょう。
じゃあね。
…Thank you.good bye