ああやっぱり最高ですわ~第五舞台Identity V Stage EP6 感想~
第五舞台 Identity V Stage EP6 Side: Gold/ Side: Nightを配信で視聴したので、感想を書く。
2024年10月11日~20日の間、大井競馬場近くのシアターHで公演。
私は最終日20日の配信を視聴。
Side: Goldは探鉱者お当番、Side: Nightは夜の番人お当番になっている。
さて、まず大前提として、
第五人格のゲームをプレイ済みであること
キャラ特有の外在特質やハンタープレイ時に選択できる補助特質を知っていること
「第五舞台」って聞いたことあるけれど、どんな感じなんだろうと興味を持った方
という読者を想定して進めようと思う。
今回はこんなことがあった、次回作も見どころ満載間違いなしなので、目をかっぽじって観てほしいという、私からの第五舞台布教noteである。
第五人格自体を未プレイだけれど、推しが出演するから興味持った、みたいな方は、絶対に事前プレイをおすすめ。
推しの演じるキャラと、余裕があればお当番のキャラくらいは触っておくと、100倍楽しめる。
細かいストーリーはゲームと舞台とで別なのですが、ベースとなる部分は同じなので、参考として予習するならば、下記のことわさんの動画がわかりやすい。
お当番のキャラだけ見ておけばOK。
長いので必要な部分をつまみ食いするのがベストかな。
以下はネタバレになる。
そうそう、「お当番」というのは、主役のこと。
今回のEp6だと、探鉱者ノートンと夜の番人イタカのことで、14公演のうち、サバイバー編7回、ハンター編7回があり、それぞれ探鉱者ノートンと夜の番人イタカがメインキャストとしてストーリーが展開されていく。
互いにストーリーが関連しているので、事前学習には、自分の見る回ではない方のお当番のことも予習しておくとわかりやすいと思う。
では、お気に入りポイントを。
Side: Gold
・移形
冒頭から最高。
つい先日加わったばかりの特質、移形が美しい。
こういう二次元でしか再現不可能そうなものを、舞台上で見られるというのが、第五舞台の醍醐味なんだよなーと思える。
・グレイスの飛び方
シュールで好き!
演出が難しいキャラクターだと思う。
この先どんどん改良されて、とうとう人間は空中を泳げるようになる。(期待)
通常の移動も大変だったと思う。
・弁護士と探鉱者どちらをチェイス相手にするか問題。
台詞でもゲームをやっている人だからこそわかるネタがたくさん。
弁護士追いの粘着探鉱者もイヤだなと思いつつ。
始まってすぐならば、磁石が溜まる前の探鉱者追いもありですね。
・ガラテアの後ろのアルヴァのダンス
刺す刺す刺す!とサツ意高めのガラテアソング。
狂気的な歌なのに、なんかキャッチーでポップな感じもあり、とにかく耳に残る曲。
前作なのなの(フレンド革命)が好きだったが、それに並ぶ。
そしてガラテアのアップの時に後ろに映る、アルヴァが非常にかわいい。
今回の舞台を通して、アルヴァはコミカルなアドリブが多く、舞台慣れしている年齢高めのベテラン役者さんなのかと思っていたら、お若そうな方でびっくり。
ライブ感を楽しめる余裕のある方なんだな、すごい。
・作戦名検討会
サバイバーが集まって、一つの作戦を立案するシーンがある。
数人が作戦名候補を無茶ぶりされる。
戸惑いながらも、キャラらしい名前を発表していく。
今回選ばれた作戦名が長く、進行しようとするイライが覚えきれず、かわいさが溢れる。
こうやって、ところどころ演者さんの素の部分と役が混じり合っているシーンがあるのが好き。
・祭祀のワープによる入れ替わり。
そのうち強制送還ワープも入れてきそう。(期待)
救助時の椅子前の読み合いもそうだが、細かいテクニカルな演出が前作よりも断然増えている。
Side: Night
Side: Goldでは主に演出について書いたので、こちらはストーリーもさらっと触れていこう。
親子もの。
救われないイタカ。
涙、涙、涙
魔女狩り。
初っ端からSide:Nightのストーリーとクロスする。
あっちとどこが違うのかを探しながら見ていくとおもしろい。
気持ちを前面に出しているイタカのかっこ良さよ。
イタカの曲に乗せて、生い立ちが語られていく。
大好きな母親のための殺戮。
その純粋さが「雪やこんこ 雪やこんこ」の歌詞と、かわいめの声で表され、本人は決して歪んでいるとか思ってなくて、どこまでもひたむきに母親を愛しているんだな、と。
サビのダンスも好きで、Tiktokで繰り返し見てしまう。
気になった役者さん
Ep4では当時のゲーム内持ちキャラだったことで、画家役の方が気になった。
今作でも非常に非常にいい味出してた。
特別公演のポスターも制作されたということで、才能に溢れた方なんだな、と。
今回は、前述のアルヴァの役者さんが、画家との絡みも多くて、ワクワクした。
そして医師エミリーの演者さん。
最後の挨拶の時に、足がVの字になってすっと立っているところを見て、もしかしてバレエをやっていたのかな?と推察してみたり。
インスタを覗いてみたら、バレエに関する投稿があったので、当たり。
たまにバレエの発表会を見ると、心が洗われ、美しい世界だなと思う。
そんな心の美しさが垣間見られる立ち振る舞いだった。
終わりに
「視聴して良かった」
この一言に尽きる。
アマプラで古い作品も見たが、進化がすごい。
もちろんそれぞれの良さがあって、スケールの大きい女王マリーお当番回も好きだし、胸に響く傭兵ナワーブお当番回も好き。
きっと初回から見てきたファンの期待を、毎回超えているんじゃないかな。
あと、最近Xでポストされている第五人格の漫画(グッズシリーズやイベントに合わせて描かれているもの)も見ているのだが、口調や性格が舞台上で生きているソレで、違う世界線ではあるものの、第五人格に関わるチーム全体としての統一感があっていいなと思う。
次回作ももちろん観る。
できれば劇場に行けるよう、体調整えるぞ!