BEMANI PRO LEAGUE -Season4- ドラフト感想 -DDR編-
どうも、新作稼働してからUIの変化についていけないので10クレ弱しかDDRをやっていないT2-Kです。いよいよ2年ぶりにDDRがBPLの舞台に帰ってきました。題名もWORLDに変わり、まだまだ世界中で愛され遊ばれ続けているDDRですが、今回のドラフトもまた熱い勝負を繰り広げること間違いなしの選手揃いの結果となりました。
・BEMANI PRO LEAGUE Season4 公式サイト
・BEMANI PRO LEAGUE Season4 ドラフト会議
はじめに
元スーパーノバの選手を含め、22名が継続してドラフト会議に出席となりました。そこに連続でドラフトに選出された候補者が1名、新規参戦者が5名とあり、21枠しかないプロの椅子の争いは熾烈なものになることが予想されるものでした。そして低難易度の比重が高いルールだからこそ、大胆なドラフト戦略が取られる結果になったと感じました。
各チームの紹介
APINA VRAMeS
エースである1巡目のみを入れ替える大胆な選択を取ったチームです。前シーズンで苦しかった高難易度をカバーする指名により、攻守ともにさらに進化したチームとなりました。
爆発力は世界一!!
RINBO-(りんぼー)
前シーズンはDDRプロ最年少ながら、日本DDR界のトップランナーであるO4MA.選手をはじめとする数多の強敵と堂々と戦い、特にチーム戦では確実にチームへポイントを持ち帰る大活躍を見せた選手です。今回はアピナのエースに大抜擢となりましたが、高難易度の爆発力はもちろんのこと、低難易度の精度にも磨きをかけて、新たなチームで優勝への力強い一歩を踏み出します。
万能トリックスター
NOTTY(のってぃ)
前シーズンはアピナの副将として変則リズムやショックアロー譜面を駆使してポイントを稼ぎまくった活躍を見せました。変な譜面ほど安定した高いスコアを出してしまう不気味さは、今シーズンも他チームに大きな脅威となりそうです。
運動してえらい
PO(ぽ)
前シーズンはアピナの低難易度担当として、1st matchを中心にソフラン・変則譜面で大活躍を見せました。また全体を通してギリギリの点差で勝ち切る強さも見せており、この勝負強さも非常に恐ろしい選手となっています。
GiGO
前シーズンは優勝となったラウンドワンにセミファイナルで惜しくも敗退となったチームです。攻撃力の高さは全チーム屈指、全員継続契約でリベンジに挑みます。
Wakayama EVOLVED
HIBIKI(ひびき)
日本最強クラスのDDRプレーヤーの一人であり、特にドラフトの意気込みでルール上選曲ができないLv19が得意と言ってしまうほど高難易度は敵なしとなっています。低難易度は時折刺さってしまう場面こそありますが、それを圧倒的な実力で踏み潰す強さはチームにとって非常に心強いでしょう。
限界を超えるために!!
UN-LIM(あんりみ)
体力が必要な譜面を筆頭に幅広い難易度帯で高いスコアを有する選手です。昨シーズンはセミファイナルで苦しんだ場面こそありましたが、長年の大会経験で身につけた本番強さで様々なポジションを担当し、チームを確実に支えます。
なにわのマーベラスアタッカー
TSUYOSHI(つよし)
GiGOの低難易度担当として、前シーズンは高い精度で圧倒した選手です。シーズンが進むにつれ持ち前のマーベラス力は磨きがかかり、最終的にはUnreality(ESP)でMAX-1を叩き出す伝説を残した職人っぷり、今シーズンはどれだけ見られるでしょうか。
GAME PANIC
3巡指名選手を入れ替えたことにより、他機種同様誰がどのポジションで出場するか非常に読みづらいチームとなりました。器用さ抜群の3人が織り成すプレーは、観ていて安心感すら感じさせそうです。
BEMANI Master
HO4-KETI(ほしケチ)
機種問わず音ゲーの大会が開かれるとほぼ必ず名前があるほどの器用さを備える選手です。低難易度から高難易度まで弱点らしい弱点がなく、加えて圧倒的すぎる大会経験からなる本番強さも持っており、他チームから見て非常に戦いづらい選手となっています。
真・Stream 舞Star
GIEZ-ACS(じーず)
肩書きや自己PRではノーツが多く高速の曲を得意としていますが、実際は難易度・譜面傾向問わず全てが高水準の実力を持っており、どんな相手でも変幻自在に選曲傾向を変えてポイントを取れる器用さを備えており、チームに安定感をもたらしてくれます。
極上。
MAMURU3(まむる)
前シーズンはアピナのエースとして活躍した選手です。タッグバトルでは1度も4位にならなかったというあまりにも高すぎる守備力を持っており、対応範囲の広さは全選手屈指のものとなっています。チームが変わり役割も変化した今シーズンはどのような活躍を見せるでしょうか。
SILK HAT
新たに元REFLEC BEATチャンピオンを迎えた前回準優勝チームです。前回同様メンバーの役割が綺麗に分かれていますが、圧倒的な本番力と安定感で他チームを圧倒します。
チャンピオンの弟
KANAME(かなめ)
日本最強クラスの実力を持つHIBIKI選手を兄に持つ若手プレーヤーですが、その正体は兄に一歩も引かない高難易度の実力、そして全選手トップクラスの本番強さを持っており、どこに出ても尋常でないスコアを叩き出してくるシルクハットのエースです。
人間メトロノーム
GINXYASU(ぎんやす)
前シーズンは高いマーベラス力でシルクハットの先鋒職人を務めた選手です。精度が問われる譜面のスコア水準はもちろんのこと、人間ではまともな精度を叩き出すことが難しいトリッキーな譜面でも安定感を出してしまうメトロノームっぷりが今回もどこまで見られるか楽しみです。
復活のリフレクター
A.N.C.B.(あんちょび)
様々な機種で強さを見せる実力者がついにDDRに殴り込みとなりました。メインフィールドの低〜中難易度帯は全てPFC達成と隙がなく、様々な大会経験で身につけた本番力も相まって、BPLの場に大きな旋風を巻き起こします。
TAITO STATION Tradz
大胆な指名戦略で、昨シーズン課題だった低難易度の弱点を補う選択を取ったチームです。昨シーズン以上にどの難易度帯にも尖った強みを持つ攻撃的なチームとなり、前回果たせなかった決勝トーナメント進出を狙います。
世界で!一番!Marvelousッ!!
MOO-G.56(もぐごろう)
その肩書き通りMarvelous FULL COMBO達成譜面が凄まじいことになっている選手です。その数驚異の約7200、難易度不問でDP含むと言われてもあまりにも途方もない数です。メインフィールドの低難易度帯ではいつMFCを出されるかわからない恐怖に相手は震えることでしょう。
雷神
THOR(とーる)
元々中難易度帯に猛烈な強みを持つことが特徴の選手でしたが、前シーズンはTradzの稼ぎ頭として様々なポジションで大活躍を見せました。精度が求められる譜面から変則的なリズムの譜面まで広く対応し、どんな相手にも全く臆しない勝負強さで今期もTradzを支えていくでしょう。
紅蓮のエンターテイナー
YOSHIMIZ(よしみず)
前シーズンはSUPERNOVA Tohokuのエースとして指名されつつも、他チームのエースに競り負ける事が多く苦しい勝負を強いられていました。ただ守備範囲の広さでどのポジションに出ても強さを見せるのがYOSHIMIZ選手の強いところ、役割が変わった今シーズンでも他チームに脅威を感じさせると思います。
ROUND1
前回優勝チームながら、3巡目選手を入れ替える選択を取ったチームです。前シーズン以上に強化された新たなチームで、まだどの機種でも達成していない連覇に向けて発進します。
ザ・DDR
O4MA.(おおしま)
長年日本DDR界のトップランナーとして活躍し続ける選手です。前シーズンで落としたポイントはTradz1度のみというどこから攻めても動じない圧倒的な実力はまさにチームのコアとなっています。BPL最強クラスの実力者は今回も他の選手を圧倒してしまうのでしょうか。
狼雨
ZERO.(ぜろ)
DDRではお馴染みの大会常連選手で、前シーズンは低難易度から高難易度まで精度系の譜面を中心に猛烈な精度を見せてきました。難易度がガラリと変わってもブレない勝負強さは、エースO4MA.選手と並んで他チームに絶望すら感じさせます。
茨城の精密機器
$RYO$(りょう)
低〜中難易度を中心に高いスコアを持つ選手です。低難易度におけるマーベラス力はかなりのもので、その実力は大会の場においても発揮できる凄まじいものとなっています。また高速譜面にも自信があり、上位の譜面でも軽々と踏める恐ろしさもあります。
レジャーランド
全員継続契約となったチームです。全チームの中でも勝負強さに特化しており、各選手が己のフィールドで圧倒的な破壊力を見せてきます。今シーズンこそ持ち前のパワーを見せつけて、決勝トーナメント進出を狙っていきます。
UNSTOPPABLE!!!!
NAYU(なゆ)
Lv17以下すべての譜面で強烈なスコアを保持する選手です。広すぎる守備範囲と高すぎる本番力で、前シーズンはレギュラーシーズン全戦全勝の偉業を成し遂げました。Lv18が解放されるポストシーズンは苦しい結果になってしまいましたが、今期もこの圧倒的な実力でチームを引っ張っていくでしょう。
戦う DDR Dancer
RIN-GO!!(りんご)
DDRプレーヤーの中では数少ないノンバー(後ろのバーを持たない)でプレーする選手です。どれだけ難しい譜面でも軽々とノンバーで踏んでしまう唯一無二のスタイルはファンを魅了させます。前シーズンは上手くポイントに繋げられない場面が多かったですが、今シーズンは雪辱を晴らせるでしょうか。
道産子ダークホース
YUK1-S(ゆき)
RTA界からの刺客であり、圧倒的な試行回数で身につけた精度は強烈なものとなっています。前シーズンは苦しい展開の連続でポイントを取れない場面が多かったですが、今シーズンこそ広範囲にわたる守備範囲を活かして大暴れをしてくるでしょう。
終わりに
前シーズンからチームを変えて戦う選手や新たに加わった選手、そして引き続きBPLプロとして戦い続ける選手がそろった今回のドラフトは非常に面白いものになったと思います。DDRは低難易度の比重が高めのルールになっているため、今回もまた低難易度の専門家が台風の目となる戦いになると予想します。開幕戦が待ち遠しいですね。
そんな開幕戦は11/2(土) から、会場はなんとメガレイジ溝の口とついに銀座を飛び出すことになりました!新たなメンバー・新たなフィールドで、一体どんな熱き戦いが繰り広げられるのか、非常に楽しみです。
がんばります