見出し画像

【感想】BPL Season2 -DDR- Quarter Final Round1・Round2 振り返り

 こんにちは、T2-Kです。DDRのレギュラー放送は今週・来週の残り2週のみ。加えてセミファイナル・ファイナルは7/1とあっという間に終わってしまうことが確定しています。こんなハイレベルなプレーヤーを集めているのにもったいない!5~8位決定戦でもやりませんか?

※試合展開についてはTwitterに掲載したものになります。
また、DDRでは楽曲予想は行いません。

BPLS2 公式サイト

BPLS2 クォーターファイナル 第1試合・第2試合

Round1
SILK HAT vs SUPERNOVA Tohoku

 レギュラーステージ負けなしで波に乗るシルクハットに対し、未だ勝ち星なしの窮地に追い込まれたスーパーノバが一発逆転を狙いに行きます。両チームとも爆発力はトップクラスゆえに、いつも以上に本番で如何に実力を出し切れるかが勝負の分かれ目となるだろうと思いました。

1st match -GOLD TRICKY-
GINXYASU VS OOON!!

選曲(太字がpickされた曲)
GINXYASU
・Let's DANCE aROUND!! (激14)
Silly Love (激14)
・ANTI ANTHEM (激15)
OOON!!
・Ace out (激14)

・Hella Deep (激14)
・Let's DANCE aROUND!! (激14)
試合結果

予想 DRAW
結果 GINXYASU WIN!!

 数少ないGOLD TRICKYの中から選ばれたのは、両者とも比較的マシな譜面を揃えてきました。しかしその中で1つだけ、被っている恐ろしい譜面があります。これは…もしかして……
 GINXYASU選手の課題曲から選ばれたのは、唐突に激しい加減速が複雑に入り混じるLet's DANCE aROUND!!。全体的にこぼしやすく取りづらい配置だらけで、さらに速度変化が激しい譜面ながらもGINXYASU選手が前半からしっかりと光らせてきました。そして前半で作ったリードを着実に守り切ってそのまま勝利。こんなギミックまみれの譜面でも正確に踏めるその様はまさに人間メトロノームでした。
 後攻のOOON!!選手の曲から選択されたのは前半・後半のパートで変わるBPMに合わせて踏むスキルが問われるAce out(今回は片想いで済みました)。1曲目と異なりわずかな速度変化のみの譜面であるためか、非常に僅差の戦いが続きました。しかしここでもわずかにつけたリードをGINXYASU選手が守り切り、Perfect5個でPFCを叩き出して2タテに成功。開幕からシルクハットが勢いをつけることに成功しました。

2nd match -CLASSIC TRICKY-
KANAME VS YOSHIMIZ

選曲(太字がpickされた曲)
KANAME
・Tohoku EVOLVED (激17)
・DEAD END ("GROOVE RADAR" Special) (鬼18
)
・Pluto Relinquish (鬼18)
YOSHIMIZ
・tokyoEVOLVED (TYPE2) (激16)
・tokyoEVOLVED (TYPE3) (激16)

・Trigger (激16)
試合結果
予想 KANAME WIN
結果 KANAME WIN!!

 ただのKACお互いのエースが本気でぶつかり合う対決…と思いきや、YOSHIMIZ選手はかなり変則的な譜面を選択してきました。エース対決になっても戦略の差が表れるのは非常に面白いですね。
 KANAME選手の選曲から選ばれたのは、16分の捻り・連続ジャンプ、片足ぶん回しにソフランとなんでもありのDEAD END ("GROOVE RADAR" Special)(君ニ幸アレ)。両者ともSHUFFLEを利用(正規なんて踏めたもんじゃないですからね…)、YOSHIMIZ選手はSUDDEN+使用とトッププレーヤーらしい研究量が伺えました。試合はまさかの序盤からLv18と思えないほどの接戦が続きましたが、中盤の同時踏みラッシュでKANAME選手が前に出て逃げ切りに成功。無情な差をつけての勝利とあり、スーパーノバはますます追いつめられることとなりました。
 YOSHIMIZ選手の知っていないと絶対にスコアが出せないキッツーイ選曲から選ばれたのは、変則リズムにタイミングの読みづらい停止が難しいtokyoEVOLVED (TYPE3)。連続停止が完全に体に染みついている両者は終始ミスなく安定して踏みこなしており、中盤から何度も順位が入れ替わる激しい戦いとなりましたが、最後の最後まで崩れず走り切ったKANAME選手がわずかな点を制して勝利し2タテに成功。YOSHIMIZ選手はGreat以下の差で敗れてしまったため、ギミック譜面を安定させるのは非常に難しいと感じさせられる一戦でした。

3rd Match -WHITE STANDARD-
KANAME&ABETAKU VS YOSHIMIZ&RINBO-

選曲(太字がpickされた曲)
SILK HAT
・めうめうぺったんたん!! (鬼16)
・Magnetic (鬼17)
・シュレーディンガーの猫 (鬼18)
SUPERNOVA Tohoku
・Prey (激18)
・Poochie (激16)
・Triple Journey -TAG EDITION- (激16)
試合結果
予想 SILK HAT WIN (SILK HAT 7-5 SUPERNOVA Tohoku)
結果 DRAW (SILK HAT 6-6 SUPERNOVA Tohoku)

 いよいよ後がなくなったスーパーノバ。勝利には同点1位の奇跡を呼び起こすしかなくなりました。そしてここまで来ても当然シルクハットの選曲は容赦なし。最後までスーパーノバを追い詰める気満々です。
 シルクハットの選曲から選ばれたのは、休憩の無い16分ラッシュが次々と襲い掛かるシュレーディンガーの猫。シルクハットのエースKANAME選手が抜群の精度を発揮してきましたが、ここでRINBO-選手の精度が大爆発し、じわじわとKANAME選手に点差をつけてきました。しかしラストの24分ラッシュでKANAME選手が意地の逆転に成功し1位を奪取。同じく終盤でYOSHIMIZ選手も追い上げてスーパーノバが2位,3位を取ってきました
 こちらもなかなか容赦なしのスーパーノバの選曲から選ばれたのは、BPM210の怒涛のラッシュが続くPrey。開幕のラッシュはYOSHIMIZ選手が先制し、少し差をつけてKANAME選手とRINBO-選手が追いかける形に。しかし徐々にリズムが複雑化し手踏みづらい配置になるにつれてKANAME選手が追い上げて1位を取ることに成功。再びスーパーノバが2位、3位をつけることになりました。

 レギュラーステージでのEXTRA POINTを加えた結果、14-6でシルクハットがセミファイナル進出を決めました。もちろんスーパーノバは3人とも素晴らしいパフォーマンスを発揮してきたのですが、やはり自分の持つ最大火力に近いスコアを出し続けられる安定性を保ち続けられたシルクハットは非常に強かったです。

Round2
LEISURE LAND VS GAME PANIC

 チームバランスに非常に優れた2チームの対決です。両チームとも低難易度から高難易度までジャンル問わず穴がなく、レギュラーステージでもしっかりと実力を発揮し続けてきました。ゆえにどちらが勝つか、本当に未知数だらけであり、全く読めません。レジャパニ対決を制するのは、果たしてどちらのチームでしょうか。

1st match -GOLD TRICKY-
NAYU VS YO4-YEAH

選曲(太字がpickされた曲)
NAYU
・Ace out (鬼14)

・ANTI ANTHEM (激15)
・THIS IS MY LAST RESORT (激15)
YO4-YEAH
・Ace out (鬼14)
・Vertigo (激15)
・Hella Deep (激14)
試合結果
予想 NAYU WIN
結果 NAYU WIN!!

 Round1と同じジャンルながら選曲はかなり異なるものになりました。が、案の定1つだけ重複があります。今回は果たしてどうなるでしょうか。
 低難易度の覇王でTRICKY譜面に強いNAYU選手の選曲から選ばれたのは、速度変化に加えショックアローが飛んでくるAce out(先ほどはEXPERT譜面でしたが、今回はCHALLENGE譜面です)。お互い自選に入れてたこともあり非常に高い精度を誇っており、NAYU選手は180ノーツ付近まで理論値ペースにもかかわらず点差がほとんど開かないとんでもない勝負となりましたが、最後のスキップを無傷で通したNAYU選手がPerfect3個でPFCを出して勝利しました。あまりにも接戦過ぎたので、この試合の点差グラフがめっちゃ見たかったです。
 YO4-YEAH選手のノリノリになれる選曲から選ばれたのは、前半・後半で異なるBPM帯に合わせる必要があるHella Deep(皿チョンはできません)。比較的平坦な譜面ゆえにこちらもほとんど点差の付かない勝負となりましたが、後半に行くにつれて徐々にNAYU選手がリードをつけていき、最後で少し縮まったものの5点差を守り切って勝利となりました。YO4-YEAH選手はかなり高い精度力を見せたのですが、鉄人NAYU選手の牙城は崩せず、レジャーランドが2点の先制点を取っていきました。

2nd match -CLASSIC TRICKY-
RIN-GO!! VS HO4-KETI

選曲(太字がpickされた曲)
RIN-GO!!
・Fascination ~eternal love mix~ (鬼18)
・Healing-D-Vision (鬼18)
・Pluto The First (鬼18)
HO4-KETI
・Valkyrie dimension (激18)
・Tohoku EVOLVED (激17)
・Tohoku EVOLVED (鬼18)
試合結果
予想 DRAW
結果 HO4-KETI WIN!!

 KAC決勝会場かつてKAC DDRで頂点に輝いたRIN-GO!!選手と、複数の機種で輝かしい成績を出し続けてきたHO4-KETI選手によるドリームマッチです。両者ともCLASSIC TRICKYは体に染みついた譜面ばかりなので、どんな曲が選ばれるか楽しみにしていましたが…
 RIN-GO!!選手のタガが外れたとして思えない激重選曲から選ばれたのは、しつこいほど同時踏みが絡むラッシュが難しいFascination ~eternal love mix~(RIN-GO!!選手ノンバーですよ!?!?)。あまりにも激しい譜面ながら両者とも序盤からほとんど点差がつかない戦いとなりましたが、徐々にHO4-KETI選手が点差をつけていき、そのまま最後まで走り切って他選をカウンターとなりました。まさかのダブルフルコンという非常にハイレベルな戦い、観ていて感動しました(RIN-GO!!選手、ノンバーでフルコンしている…?)
 一方こちらもぶっ飛んでいるHO4-KETI選手の課題曲から選ばれたのは、唯一Lv17のスキップ主体のスーパーギミック譜面であるTohoku EVOLVED。1曲目を終え脚にダメージを負ってしまったHO4-KETI選手ですが、とてもそうは思えないほどのハイパフォーマンスで序盤から勢いをつけて、曲が進むにつれどんどん差をつけていきそのまま勝利、魂の2タテとなりました。脚を痛めてもなお勢いを止めなかったHO4-KETI選手のプロ根性はもちろん、己のスタイルをしっかりと貫き魅了するプレーを行ったRIN-GO!!選手も素晴らしかったと思います。

3rd match -WHITE STANDARD-
NAYU&YUK1-S VS HO4-KETI&GIEZ-ACE

選曲(太字がpickされた曲)
LEISURE LAND
・Condor (鬼15)

・Poochie (激16)
・Magnetic (鬼17)
GAME PANIC
・ENDYMION (激18)
・IX (鬼18)
・Triple Journey -TAG EDITION- (鬼18)
試合結果
予想 DRAW (LEISURE LAND 6-6 GAME PANIC)
結果 GAME PANIC WIN!! (LEISURE LAND 4-8 GAME PANIC)

 技巧派レジャーランドとパワーで押し切るゲーパニの対照的な選曲が並びました。どちらも異なる意味でやりたくない譜面が並んでいますが、緩急の激しい戦いに体をついていかせることができるのか注目でした。
 レジャーランドの選曲から選ばれたのは超リズム難でスコアを取ることが厳しすぎるCondor(これが一番マシ…?)。序盤の難解なリズムでいきなり順位がごちゃっと入れ替わってきましたが、上位はNAYU選手とGIEZ-ACE選手が、下位はYUK1-S選手とHO4-KETI選手が激しく争う展開となりました。勝負の行方はまずNAYU選手が3点差を守り切って1位になりました。そして3位争いはわずかな精度の差で上回ったHO4-KETI選手が制しチームの点数としては引き分けとなりました。ここはゲーパニの確かな執念を感じた瞬間でした。
 リミッターを完全に解除
したゲーパニの選曲から選ばれたのは、休憩なしの譜面に加え、最後に怒涛のラス殺しが降り注ぐTriple Journey -TAG EDITION-。1曲目と比べてあまりにも緩急が激しい対決となりましたが、ここでもゲーパニが意地を見せて上位をキープ。そこにNAYU選手がしっかりと食い下がってきましたが、曲が進むにつれてHO4-KETI選手・GIEZ-ACE選手がどんどん勢いをつけていってワンツーフィニッシュに成功NAYU選手の不敗神話を打ち破る大金星を挙げました。

 強敵レジャーランドを相手にアクシデントを乗り越え、6-12でゲームパニックが勝利となりました。レジャーランドはいつも以上に実力面でも、魅せる面でも良い試合をしていたのですが、やはりゲームパニックのエースHO4-KETI選手の活躍が光っていました。そしてチームのポイントを確実にキープしたGIEZ-ACE選手いつも以上に高い精度を発揮したYO4-YEAH選手チームとしても強さを見せることに成功しており、この先の試合も非常に楽しみになりました。

 次回の試合は6/28(水) 21:00~、レギュラー放送最終回です。銀座の舞台でBPLファンを待ち受けるのは一体どのチームなのでしょうか。楽しみに放送を待ちたいと思います。

各チームの振り返り配信はこちら!

BPL-S2- DDR 【舞台裏映像あり】振り返り配信 クオーターファイナルRound1  SILK HAT vs SUPER NOVA Tohoku

【BPLS2 DDR】SUPERNOVA Tohoku vs SILK HAT 試合振返配信

【BPL S2 DDR】チームレジャーランド 振り返り配信(VS GAME PANIC)【クォーターファイナル】

いいなと思ったら応援しよう!

T2-K
がんばります