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【感想】BPLS2 [DDR]各チーム振り返り 【SUPERNOVA Tohoku編】

 こんにちは。音楽ゲームのグローバル化を意識した演出と、プロ選手による極限の戦いが幾度となく繰り広げられたDDRも終わってしまいました。
 今回はトップクラスの爆発力とアピール力でファンを魅了したスーパーノバ東北について語りたいと思います。素人の戯言ながら楽しんでいただけたら幸いです。


東北に煌めく超新星
-SUPERNOVA Tohoku-

戦績

Regular Stage
GroupA 4位 勝ち点0[0勝0分3敗]19pt
決勝トーナメント
クォーターファイナル敗退

チームへのコメント

 このチームはとにかくドラフト会議でのクジ運に見放されていました1巡指名と3巡指名を2回も重複の末に外すという、スタートから苦しい目に遭いましたが、結果として出来上がったチームは未知数の爆発力に満ちたものになりました。
①圧倒的な練習量とトークスキル、発信力でDDRを常に盛り上げるエンターテイナーYOSHIMIZ選手
②若き新星、パワフルなプレースタイルから繰り出される圧倒的な爆発力を持つ未来モンスターRINBO-選手
③見た目とは裏腹に(?)緻密で繊細な脚捌きで確実に高精度を叩き出すOOON!!選手
 
このチームの恐ろしいところは、一発スコア力の未知数さと意外な曲でとんでもないスコアを保持しているところだと思いました。また低難易度はOOON!!選手、高難易度はRINBO-選手と役割の分担ができており、その間をYOSHIMIZ選手が補完するというバランスの良さもありました。
 しかし試合は苦しい結果続き、勝ち星0に終わる不遇チームとなってしまいました。相手がラウンドワン、アピナ、レジャランと本番スコアで猛威を振るったチームばかりだったのも辛いポイントだったと思います。また役割の分担ができているチームというのは総じてオーダーが読まれやすく、対策されやすかったのも厳しいところだったのかもしれません。
 とはいえスーパーノバはいつだって初めは苦境から始まり、最後は爆発を起こすチームです。今シーズンの悔しさを糧に、今後はさらなる進化を遂げて帰ってくるでしょう。

各選手への寸評

ここからはチームの各選手へコメントをしたいと思います。

紅蓮のエンターテイナー
YOSHIMIZ(よしみず)

出場回数
レギュラーシーズン 4回(2nd 2回 3rd 2回)
決勝トーナメント 2回(2nd 1回 3rd 1回)
獲得pt
レギュラーシーズン 10pt
決勝トーナメント 2pt

 KAC常連で実力はもちろん、セルフプロデュースの鬼と呼ばれるほどアピールスキルの高い選手です。BPL ZEROではTeam REDの2巡指名選手でしたが、今回はスーパーノバのエースポジションを務めることになりました。
 しかしシーズン中は苦しい戦いを強いられる場面が多く、特にクォーターファイナルでは絶対に負けられないプレッシャーがかかる中で、緊張感からか思うようにポイントが取れないことに悔しさをにじませた瞬間が何度もありました。
 とはいえ配信外では持ち前のトークスキルでDDRチーム…どころかIIDXチームまでも盛り上げるほどプロモーションに熱を入れており、今も昔も変わらずDDRに欠かせないプレーヤーであることは間違いありません。今後もその熱き魂でDDRを盛り上げていってほしいです。

爆発力は世界一!!
RINBO-(りんぼー)

出場回数
レギュラーシーズン 4回(1st 1回 2nd 1回 3rd 2回)
決勝トーナメント 1回(3rd 1回)
獲得pt
レギュラーシーズン 7pt
決勝トーナメント 4pt

 SDVXの350B1選手と同様、高校生でプロ入りした若き選手です。大会未経験ながら得意の高難易度と成長力を武器に、重要ポジションを任される役目を背負ってきました。
 RINBO-選手の活躍を語る上で欠かせないのは、日本DDR界のトップランナーO4MA.選手との対決でしょう。大会初出場でいきなり強敵と高難易度譜面で一騎打ちという普通なら裸足で逃げかねないような恐ろしい状況にもかかわらず高いパフォーマンスを見せ、いきなり自己ベスト付近のスコアを叩き出す安定感を見せました。この安定感の高さはのちの試合でも発揮され、なんとタッグマッチでは1度も4位になったことがなく、必ずポイントを持ち帰る恐ろしい成績を出しています。
 今回は対戦相手が強力ゆえにポイントを取り切れないところがあったかもしれませんが、次世代を担うDDRプレーヤーであることを遺憾なくアピールできたと思います。今後の活躍が本当に楽しみです!

雄叫び上げろ
OOON!!(おぉぉん)

出場回数
レギュラーシーズン 4回(1st 2回 2nd 1回 3rd 1回)
決勝トーナメント 1回(1st 1回)
獲得pt 2pt
レギュラーシーズン 2pt
決勝トーナメント 0pt

 ドラフト最後の指名となった選手です。ドラフト時から厳ついビジュアルと低難易度における精度の高さで注目されていました。そしてBPL本選が始まると…あまりにも濃いキャラクターを存分に発揮して、スーパーノバの人気を確実なものにしてきました。
 ただ試合のほうは苦戦の連続で、開幕のラウンドワン戦こそ2タテをかざったものの、その後は僅差でポイントに繋がらない場面が多かったと思います。また全試合の中で同巡指名の選手と対戦する機会が開幕戦の1度しかなかったことも苦しいポイントでした。
 ただ試合前や選曲時のパフォーマンスや振り返り配信でのお茶目な姿は間違いなくファンを魅了するものだったと思います。このパフォーマンス力は今後もDDR界の盛り上げに必要になると思うので、続けていってほしいです。

チームへの総評

 ドラフト・試合ともに逆境の連続となったチームですが、振り返るとどの試合も爪痕を残しており、BPLに大きなインパクトを与えてきました。それに加えて、持ち前のアピール力や独自性の高いキャラクターでファンを虜にしたのは間違いありません。多くのファンを魅了したスーパーノバ、来シーズンは勝ちを重ねて更なる飛躍を遂げてほしいです。

がんばります