BEMANI PRO LEAGUE -Season2- ドラフト感想 -DDR編-
どうも、最近DDRを頑張ってSP五段まで獲得できました。T2-Kです。BEMANI PRO LEAGUE ZEROからBPLを追いかけ続けてそろそろ4年、ついに世界的人気を持つDDRの時間がやってまいりました。これまで以上にBPLに注目する方が増えることを想像すると、ただのファンなのに嬉しいです。私はDDR X3からプレーしていますが、候補者のことはあまり詳しくはありません。それでも、これからのBPLが楽しみで仕方ないと思えるドラフト会議だったと思います。
・BEMANI PRO LEAGUE Season2 公式サイト
・BEMANI PRO LEAGUE Season2 ドラフト会議
はじめに
SDVX同様、各チームのアドバイザーが同席していることが当たり前になったことに感動しました。また各企業の担当者もお馴染みの顔と言える人が揃ってきており、いずれも各企業で重要なポジションを担当している方であることから、BPLが各企業にとって重要なプロジェクトのひとつであると改めて感じました。
各チームの紹介
ドラフト会議でGAHOUさんも触れていた通り、全チームとも1回以上再指名を行っている波乱の展開となりました。とはいえなかなか色の濃いチームが出来上がっており、非常に楽しみなドラフト結果になったと思います。
なんとテーマ曲がIIDX, SDVXとも異なるオリジナルであり、なおかつチームのイメージに沿った雰囲気のあるものになっていることに感動しました。早くゲーセンで遊ばせてください。
APINA VRAMeS
本番力と爆発力の高さに自信があるメンバーが揃ったチームです。チームとしてのバランスがかなり良く一発勝負にも強みを持っているため、簡単には倒れない芯の太さが見えます。
進化し続けるオールドルーキー
MAMURU3(まむる)
自宅にアピにゃん高難易度をメインフィールドとする選手です。KACエリア予選に2度出場しており(西と東でそれぞれ出ています)、重い譜面を安定して踏みこなす実力がありますが、もちろん低難易度帯にも全く隙がありません。
広島のオールラウンダー
NOTTY(のってぃ)
合成中難易度帯を中心に幅広く強みを持つ選手です。プレー歴が浅いながらも高密度・変則リズム・ショックアローなど属性問わず高スコアを叩き出せる実力を持っており、成長力と対応範囲の広さが驚異的です。
運動してえらい
PO(ぽ)
10thKAC女性部門のチャンピオンであり、BPL ZEROでも全戦全勝の強さと安定性を見せた選手です。地団駄処理をはじめとする高速譜面が得意であり、さらに本番で自己ベストを叩き出せる実力を持っているため、データから読み切れない恐ろしさがあります。
GiGO
パワーアタッカーとなるHIBIKI選手、UN-LIM選手を擁し、低難易度は精度力に強みのあるTSUYOSHI選手と、上の難易度も下の難易度もガードが硬いチームとなっています。真っ向勝負ではかなりの強敵となりそうなチームです。
Wakayama EVOLVED
HIBIKI(ひびき)
現代DDRプレーヤーの代表格の一人であり、10thKACで優勝するほどの実力を持ちます。高難易度の実力は日本トップクラスであることから、チームの大将役としての活躍が期待されます。現時点では中難易度帯に穴があるものの、圧倒的な練習量と地力ですぐ克服してくるでしょう。
限界を超えるために!
UN-LIM(あんりみ)
ぎーごりらDDR界では高い実力で名を馳せているKAC常連選手の一人です。どの難易度帯でも高い精度力を持つ隙の無いオールラウンダーですが、特に高密度・高難易度譜面を踏み抜くスキルが高いです。BPL ZEROでは思うような結果が出ず苦しんでいる面も見られましたが、本番での爆発力に限界はないと思います。
なにわのマーベラスアタッカー
TSUYOSHI(つよし)
マーベラスアタッカーの名の通り、どんな譜面でも高い精度を発揮できる選手です。急激に密度が高まる譜面や変則リズムの曲にも対応する力が高く、本番での爆発力もあるというとんでもないパワープレーヤーです。
GAME PANIC
メンバーの本番強さが秀でているチームです。大会経験がある選手が揃っており、スコアのアベレージの安定性が高いと思います。また各選手とも武器を持ち合わせており、強みが爆発すると手がつけられなくなりそうです。
BEMANI Master
HO4-KETI(ほしケチ)
機種を問わず高水準の実力を持ち、かつてはほしケチぺったんたんBEMANI Master部門で優勝した経験もあるマルチプレイヤーです。DDRでもその肩書通り、高難易度から低難易度まで一切隙の無いスコア力と対応力を持っている超オールラウンダーです。
ストリーム・舞スター
GIEZ-ACS(じーず)
古くからランカーとして活躍している選手で、肩書の通り高難易度の譜面を踏む力がある選手です。譜面が忙しくなっても実力を発揮できる強さがあるため、密度やBPMの速い曲であらゆる強敵を薙ぎ倒していくことが期待されます。
HAPPY GUY
YO4-YEAH(よしえ)
まぶしい笑顔と唐揚げとギターが特徴の選手です。低~中難易度の精度が非常に高く、どんな相手でも大きく点差を離されることがない安定性があることが伺えました。心臓勝負に持ち込んだら最後、簡単には倒れない芯の強いプレーが見れると思います。
SILK HAT
各選手がはっきりと高難易度・中難易度・低難易度担当と役割が分かれているチームです。が、各選手共に尖った譜面への強みを持っており、「わかっていても勝てない」状況を作り出すことに期待です。
チャンピオンの弟
KANAME(かなめ)
チャンピオン=HIBIKI選手の弟という超若手プレーヤーです。1順で重複指名を受けたことからわかる通り高難易度はもちろんのこと、幅広い難易度に深く精通しているのが特徴で、高い実力と広い守備範囲という、チームのエースポジションにピッタリの選手です。
人間メトロノーム
GINXYASU(ぎんやす)
低難易度帯の精度力が高い選手です。肩書きが示す通り、均等なリズムの譜面における精度で特に強みを持っており、高難易度譜面においてもその強さを発揮できるという対応力の広さも持ち合わせています。
江ノ島ブースター
ABETAKU(あべたく)
Lv15前後の中難易度帯に強みを持つ選手で、均等な譜面における精度が非常に高いです。加えてBOOSTオプションの使い手というトリッキーな一面もあり、ギミックの多いカオスな譜面への対応力も高いというマルチなスペックを持っています。
SUPERNOVA Tohoku
日本一熱いDDRプレーヤーYOSHIMIZ選手率いるダークホース軍団です。一度流れに乗ると止まらないほどの爆発力を備えており、データが信用できない可能性を秘めた未知数の塊となるチームです。
紅蓮のエンターテイナー
YOSHIMIZ(よしみず)
担任の先生DDRプレーヤーとしての知名度はトップクラス、KACでも常連となっている選手です。50日後にプロゲーマーになる会社員という動画をあげるほどBPLへの情熱が強い選手です。オールラウンダータイプの選手ではありますが、中でも16分の均等な譜面にかなりの強さを誇っており、リズムキープ力は全選手の中でもピカイチです。
爆発力は世界一!!
RINBO-(りんぼー)
生徒ドラフト出席者の中で唯一学生服を着ていたことから伺える通り、SDVXの350B1選手以来となる高校生プロ選手です。高難易度を踏みさばく力が高いのはもちろん、クリア力・スコア力ともに圧倒的な成長力を持ち合わせているのが驚異的です。
雄叫び上げろ
OOON!!(おぉぉん)
コワモテのお父さんドラフト会議において最後に指名を受けた、低難易度における精度が非常に高い選手です。変則的なリズムや高密度にも対応でき、さらにshuffleオプションも慣れていることから、捻り譜面のスキルも高いと思います。
TAITO STATION Tradz
インテリ山賊軍団エースYUDAI選手を筆頭に嫌な武器を持つオールラウンダーが揃ったチームです。今までの機種同様相手にするのが非常に嫌なメンバーが揃っており、どのようなアプローチで攻めてくるか読めないところが脅威です。
Dr. BOOST
YUDAI(ゆうだい)
無茶苦茶な組み合わせのプレーをすることでも知られており、有名なのは太鼓の達人の遊び方を間違えてみたでしょう。個人的に一番好きなのはこれです。とはいえ3度のKAC出場経験をもつ実力は本物であり、トリッキー譜面への高い対応力で相手チームを翻弄していくでしょう。
雷神
THOR(とーる)
TwitterがIIDX中難易度帯の精度が非常に高い選手です。均等な譜面でのスコア力はもちろんですが、高密度や難解なリズムの譜面にも対応できるため、幅広いポジションでの活躍が期待されます。
可能性は無限大
MENN(めん)
高難易度を中心に幅広く隙のない選手です。KACエリア大会を経験していることから重い譜面をこなす実力は言うまでもありませんが、トリッキーな要素を含む譜面も得意としているため、どの方向から武器を出してくるかわからない不気味さが持ち味です。
ROUND1
IIDX・SDVX同様、「ぼくのかんがえたさいきょうちーむ」をしっかりと実現させたチームとなりました。全員KAC出場経験があり、火力と本番力を共に兼ね備えた危険なチームです。
ザ・DDR
O4MA.(おおしま)
日本DDRプレーヤーの代表と言える実力・知名度をもつプレーヤーです。守備範囲は無限であり、低難易度から高難易度まで一切の隙が無いスコア力を誇ります。また大会経験も豊富ゆえに本番でのスコアにほとんどブレがなく、どの難易度帯・ポジションでも脅威となる選手です。
杜の都からの刺客
ZERO.(ぜろ)
KAC常連の1人で、かつてはZEROWOLFという名前で活動されていた選手です。大会経験が豊富で一発勝負におけるパフォーマンス力はもちろんのこと、全難易度帯におけるスコア水準の高さも脅威です。
DP界からの挑戦者
UN-RE(あんり)
普段はDPプレーヤーとして活動されているようですが、KAC西エリア大会出場経験があることからSPでもかなりの火力を持っていることが伺えます。DPで鍛えた体幹能力を活かした捻り譜面の実力に注目です。
LEISURE LAND
正統派オールラウンダーが揃ったチームです。注目株のNAYU選手をはじめとしたパフォーマンス力に優れたメンバーが揃っており、一発勝負におけるアベレージのブレのなさが強みとなりそうです。
Marve-holic!
NAYU(なゆ)
中難易度帯の変則的なリズム・速度変化が多い譜面では圧倒的な精度力を持つプレーヤーです。BPLのルールへの適性が非常に高く、1巡目に4チーム競合指名を受けるほど高い実力を評価されています。BPL ZEROでも実力を遺憾なく発揮しており、大いに暴れることを期待しています。
躍る DDR Fighter
RIN-GO!!(りんご)
KAC 2013のチャンピオンがついに帰ってきました。最近はダンス講師やDDRパフォーマー(一宮のイベントでF4SH10Nに合わせて華麗なダンスを披露されたときに、この人凄いってなりました。)、またノンバープレーヤーとして魅せるプレーに定評がありますが、実力は言うまでもなく高く、低難易度から高難易度まで広くこなせます。
道産子ダークホース
YUK1-S(ゆき)
特定の難易度帯にとらわれず、幅広く精度の高い選手です。DDRだけでなく複数の機種をやりこんでおり、さらにRTAにも明るいことから、上手くなるためのノウハウと、一発勝負でパフォーマンスを発揮する能力が高いと思います。
ドラフト総評と優勝予想
ドラフトの結果、選手ごとに担当する難易度帯を分けるチーム(GiGO、 シルクハット、スーパーノバ)と、高難易度型プレーヤーを中心にオールラウンダーをそろえたチーム(アピナ、ゲーパニ、Tradz、ラウンドワン、レジャーランド)の2パターンに分けられたという印象を持ちました。このドラフト戦略が吉とでるのか、凶と出るのかは非常に未知数です。またDDRは他の機種以上に低難易度のスコア力が重視されやすいルールとなっているので、低難易度に強みを持っている選手がいかに暴れることができるかが注目ポイントになると思います。
ここまで長々と感想を述べてきましたが、今回のBPLで優勝するチームはレジャーランドになると予想します。本番力の高いNAYU選手、RIN-GO!!選手に加え、難易度帯にとらわれずスコア力の高いYUK1-S選手とメンバーが非常に強力であるので、どの分野でも強みを発揮できるところに期待です。
次点で予想するのはメンバー全員がKAC経験者のラウンドワンでしょうか。こちらも弱点の無さと本番強さが際立っており、どのジャンル・難易度帯でも大暴れすることが期待できそうです。
気になる開幕戦はなんと5/10(水) 21時からです!どんな熱き戦いが繰り広げられるのか、各選手がどのようなアプローチで攻めていくのか非常に楽しみです。
がんばります