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【感想】BPL Season2 -DDR- Semi-Final Round1・Round2 振り返り

T2-K

　こんにちは、T2-Kです。壮絶な戦いが続いたBPLS2 DDRも終わってしまいました。最後の最後までドキドキが止まらない、まさに「心臓が足りない」試合の連続でした。現地行きたかったなぁ…

※試合展開についてはTwitterに掲載したものになります。
また、DDRでは楽曲予想は行いません。

BPLS2 公式サイト

BPLS2 セミファイナル 第1試合・第2試合


Round1
SILK HAT vs GAME PANIC

　どの選手も驚異的な本番力を発揮し続けてきたシルクハットと、高難易度が解禁されてからさらに切れ味が増してきたゲームパニックの対決です。レギュラーステージではシルクハットが勝利となっていましたが、2回目の戦いはどうなるかわかりません。

1st match -GOLD STANDARD-
GINXYASU VS YO4-YEAH

選曲(太字がpickされた曲)
GINXYASU
・BITTER CHOCOLATE STRIKER (激14)
・Uh-Oh (激14)
・スーパー戦湯ババンバーン (激14)
YO4-YEAH
・↑↑↓↓←→←→BA (激12)
・熱情のサパデアード (激13)
・Draw the Savage (激14)
試合結果
予想 SILK HAT WIN
結果 DRAW

　セミファイナルの開幕を務めるのは、精度の鬼GINXYASU選手と、安定感抜群のプレーを常に保てるYO4-YEAH選手の対決となりました。両者ともこの難易度帯は得意としており、いきなり極限の戦いが始まることとなりました。
　知らないと厳しい配置が目立つGINXYASU選手の選曲から選ばれたのは、ハネリズム主体の中で飛んでくる捻り配置が難しいBITTER CHOCOLATE STRIKER。序盤は流石の精度力でGINXYASU選手が少し先行してきましたが、密度が高くなったタイミングでYO4-YEAH選手を引き離すとそのまま走り切り、Perfect10個でPFCを叩き出して勝利となりました。YO4-YEAH選手も後半はかなり食らいついていましたが、全く点差を詰めさせないGINXYASU選手の精度力、お見事でした。
　正統派譜面が並ぶYO4-YEAH選手の選曲から選ばれたのは、リズム難のフレーズで精度を取ることが難しい熱情のサパデアード。YO4-YEAH選手の自己ベストは破格の3個でしたが、GINXYASU選手もMIRRORをつけており対策はバッチリ。ほとんど点差がつかない接戦が続きましたが、自選の意地を見せたYO4-YEAH選手が2点差を制して勝利となりました(Perfect11個と9個…??)。開幕戦は引き分けとなり、いきなりの熱戦で会場のボルテージが上昇したことを感じました。

2nd match -WHITE TRICKY-
KANAME VS GIEZ-ACS

選曲(太字がpickされた曲)
KANAME
・IMANOGUILTS (鬼15)
・Ishtar (鬼16)
・Another Phase (鬼16)
GIEZ-ACS
・CHAOS Terror-Tech Mix (激15)
・Destination (激15)
・Magnetic (激15)
試合結果
予想 DRAW
結果 DRAW

　2試合目にしてシルクハットはいきなりエースKANAME選手を投入してきました。対してゲームパニックは職人GIEZ-ACS選手。どちらも練りに練った戦略による選曲を仕掛けてきました。
　TRICKYな譜面が目立つKANAME選手の選曲から選ばれたのは、唯一ギミックが少ない16分主体の正統派譜面のIMANOGUILTS。どちらも得意とする譜面ではあるものの、立ち上がりからKANAME選手の安定感が光っていました。中盤のフリーズアローで点差が縮まったものの、高密度のフレーズで再びKANAME選手が前に出て勝利となりました。GIEZ-ACS選手もかなりいいプレーでしたが、1ミスとはいえPerfect9個を叩き出されてしまっては仕方ない気がします。
　予習必須のギミックが目立つGIEZ-ACS選手の選曲から選ばれたのは、リズム難のフレーズに何度も来る速度変化でスコアが取りづらいMagnetic。先ほどとは反対にGIEZ-ACS選手が先行する展開となりました。KANAME選手もずっと喰らいついてきましたが、4点差を振り切ってGIEZ-ACS選手が魂の勝利を掴みとることに成功。2nd Matchもまた引き分けとなり、勝負の行方がわからなくなりました。

3rd Match -WHITE STANDARD-
ABETAKU VS HO4-KETI

選曲(太字がpickされた曲)
ABETAKU
・Elemental Creation (激17)
・New Century (激17)
・ÆTHER (激17)
HO4-KETI
・シュレーディンガーの猫 (鬼18)
・灼熱Beach Side Bunny (鬼18)
・嘆きの樹 (鬼18)
試合結果
予想 SILK HAT WIN
結果 HO4-KETI WIN!!

　高速譜面に自信のあるABETAKU選手を迎え撃つのはゲームパニックのエースHO4-KETI選手。「格上」のHO4-KETI選手相手にどういった戦略をとるのか気になりましたが…
　体力譜面が目立つABETAKU選手の選曲から選ばれたのは、BPM424の8分地団駄をノンストップで踏み続けるElemental Creation。ABETAKU選手はついにBOOSTを利用したとのことで会場から歓声が上がりました(これで真の江ノ島ブースターですね)が、試合はやはり接戦続きとなりました。中盤の低速時点でほぼ同点という非常にハイレベルな戦いとなりましたが、低速明けでABETAKU選手が一歩リード。しかしラストのフレーズでHO4-KETI選手が捲り上げて逆転に成功し勝利。ここはゲームパニックを背負うプライドを見せてきました。
　HO4-KETI選手の容赦一切なしの選曲から選ばれたのは、現代DDRの極みと言える24分交じりの高速捻りをはじめとして無茶配置目立つ灼熱Beach Side Bunny。HO4-KETI選手も、解説のgahouさんもリアクションを取るほど意外過ぎる選曲でしたが、ここはHO4-KETI選手のノックダウンを狙っているのかと思いました。試合は高難易度を得意とするHO4-KETI選手が序盤から飛ばして圧勝となりましたが、このシルクハットの戦略が後にどう響いてくるか気になりました(あと一発でAAAさえ出させてくれない灼熱の恐ろしさに改めて引きました…)。

4th Match -CLASSIC TRICKY-
GINXYASU&KANAME VS GIEZ-ACS&YO4-YEAH

選曲(太字がpickされた曲)
SILK HAT
・桜 (激13)
・Healing Vision(X-Special) (鬼14)
・Horatio (鬼15)
GAME PANIC
・On The Break (激13)
・Pluto (激14)
・osaka EVOLVED -毎度、おおきに！- (TYPE3) (激15)
試合結果
予想 GAME PANIC WIN (SILK HAT 5-7 GAME PANIC)
結果 SILK HAT WIN (SILK HAT 10-3 GAME PANIC)

　ここにきて低難易度のタッグマッチという緩急の激しいルール。視聴者としても心臓が痛くなりますが、選手へのプレッシャーもまた計り知れないものだと思います。そしてジャンルはCLASSIC TRICKY。選ばれた曲はどれも…やりたくない…
　曲者譜面が目立つシルクハットの選曲から選ばれたのは、一際トリッキーな16分地団駄にショックアローが混じるHoratio。かなり厳しい動きを強いられる譜面ですが、なんといってもシルクハットの精度がとにかくヤバい。前半こそゲーパニは必死に食らいついてきましたが、前半でわずかにつけた点差を守り切り、KANAME選手・GINXYASU選手ともにPerfect10個でまさかの同点1位。3rd Matchでゲーパニに傾きつつあった流れを一気に引き戻してきました。
　一方こちらも癖の強い選曲だらけのゲーパニの選曲から選ばれたのは、リズム難にも関わらずソフラン搭載の精度難譜面のOn the Break。Lv13ともあり大きな差はつきませんでしたが、やはり勢いに乗るシルクハットの精度が高かった。序盤にMissを出したものの、KANAME選手が驚異のPerfect2個を叩き出して1位でゴール。2位はGINXYASU選手…と思いきや最後にMissを出したところをYO4-YEAH選手が逆転に成功(Missがなければ同点でした)。とはいえ4th Matchでシルクハットが10点獲得となり、かなり有利な状況で5th Matchを迎えることとなりました。

5th Match -CLASSIC TRICKY-
KANAME&ABETAKU VS HO4-KETI&GIEZ-ACS

選曲(太字がpickされた曲)
SILK HAT
・Black Emperor (激17)
・Firestorm (鬼16)
・New Era (激17)
GAME PANIC
・STAY GOLD (激16)
・Firestorm (鬼16)
・ΩVERSOUL (鬼17)
試合結果
予想 GAME PANIC WIN (SILK HAT 8-10 GAME PANIC)
結果 DRAW (SILK HAT 10-10 GAME PANIC)

　高難度に自信がある選手が揃っている中、意外にも両チームLv18の譜面を選んでいないですが、どれもギミックの激しい譜面となっています。そして重複するのは一際ヤバいやつなのですが…
　ここでまさかのFirestormが被ることになりました。避け辛いショックアローが何度もしつこく襲い掛かる譜面を2回もやるという、普通なら帰る以外の選択肢がない悪夢の時間となりましたが…プロ選手はえらい。
　1回目のFirestormはどの選手もしっかりと攻略してきましたが、やはりKANAME選手が飛びぬけて完璧なプレーを見せつけてPerfect9個、Miss1という凄まじいスコアで1位となりました。2位争いも激しいものになりましたが、HO4-KETI選手が2点差で2位を死守。3位はABETAKU選手とGIEZ-ACS選手が同着となりました。お互い自選に選んでいるだけあって、どの選手も磨きのかかったプレーだったと思います。
　そして2回目のFirestorm。ただでさえ事故の起きやすい譜面のためか、1回目とは異なりKANAME選手、ABETAKU選手が序盤でMissを出してしまいました。しかしそこから素早く立て直しに成功し、後半につれてなんとKANAME選手が一気に追い抜いて1位を奪取。2,3位は迫りくるABETAKU選手を振り切ってHO4-KETI選手、GIEZ-ACS選手が守りました。

　最後までどちらのチームが勝つかわからない熱い戦いとなりましたが、最後はエースKANAME選手の活躍が光ったシルクハットが23-20で勝利、ファイナル進出を決めました。どの選手も全力を出して見せ場を作り上げてきましたが、流れに乗り切ったシルクハットは本当に強かったと思います。ですがもう一度戦った場合の結果が読めないほどゲームパニックも強いチームでした。セミファイナル1試合目からいきなりこんな試合見せられたら…最高です。

Round2
GiGO VS ROUND1

　10th KACで熱い火花を散らしたHIBIKI選手・O4MA.選手率いる最強チーム同士の対決です。いずれの選手も上から下まで隙が無く強いため、より本番力を発揮したほうの勝ちになるだろうと思っていました。

1st match -GOLD TRICKY-
TSUYOSHI VS ZERO.

選曲(太字がpickされた曲)
TSUYOSHI
・50th Memorial Songs -Flagship medley- (激12)
・Dance Phenomena (激12)
・stellar rain (激13)
ZERO.
・Mythomane (激13)
・Hella Deep (激14)
・ノルエピネフリン (激14)
試合結果
予想 GiGO WIN
結果 TSUYOSHI WIN!!

　GiGOは低難易度のエキスパートTSUYOSHI選手を繰り出してきましたが、ラウンドワンはスーパーオールラウンダーZERO.選手をいきなりぶつけてきました。このオーダーが発表された時点で、どちらのチームも本気で勝ちにきていることが伝わってきました。
　TSUYOSHI選手はどれもMarvelousを狙いに来ているような選曲でしたが、選ばれたのは急加速や停止でタイミングが狂いやすいDance Phenomena。Lv12のためほとんど差がつかない戦いとなりましたが、最後の最後まで崩れずにPerfect2個で走り切ったTSUYOSHI選手が先制点を取りました…ZERO.選手、Perfect4個ですよ？それでポイントを貰えないのは酷すぎます。それにしてもこのゲームはこんなに理論値付近が出るはずがないのですが…
　TRICKYが何たるかを表しているZERO.選手の課題曲から選ばれたのは、超不気味なリズム難譜面であるMythomane。なんとTSUYOSHI選手はBPMがスローダウンするまでMarvelousでした。にもかかわらずほぼ横並びの戦いとなりましたが、最後まで崩れなかったTSUYOSHI選手がPerfect3個でフィニッシュとなりました(ZERO.選手の自己ベストと同じですよ…)。ZERO.選手のスコアはかなり高い(2曲合わせてPErfect10個)にもかかわらず跳ね返したTSUYOSHI選手の有り得ない本番力で、GiGOが2点のアドバンテージを得ることになりました。

2nd match -CLASSIC STANDARD-
UN-LIM VS O4MA.

選曲(太字がpickされた曲)
UN-LIM
・SILVER☆DREAM (激15)
・UNBELIEVABLE (Sparky remix) (激15)
・Cosmic Hurricane (鬼15)
O4MA.
・REVOLUTIONARY ADDICT (鬼16)
・Sakura Sunrise (鬼16)
・snow prism (鬼16)
試合結果
予想 DRAW
結果 O4MA. WIN!!

　KAC常連選手が意外にも(?)2nd Matchで対決となりました。両選手ともSTANDARDの中では知っていないと難しい配置が出てくる譜面を選択しており、戦いに慣れた両選手らしい選曲と感じました。
　UN-LIM選手の選曲から選ばれたのは、高速で踏みづらい配置が多発するSILVER DREAM。1歩目のタイミングが非常に難しく、UN-LIM選手がスタートダッシュに成功しましたが、そこはTHE・DDR。すぐに立て直してイーブンに持ち込むと、後半のフレーズを正確に踏み切って逆転に成功。未だ衰えないO4MA.選手の強さが光った瞬間でした。
　O4MA.選手の選曲から選ばれたのは、16分交じりの配置で混乱しやすいSakura Sunrise。こちらも開幕はUN-LIM選手が先行したものの、再び後半にかけてO4MA.選手が追い上げを見せて逆転に成功。UN-LIM選手はPerfect18個でPFCだったにもかかわらず、O4MA.選手は1Goodと9Perect。それはやりすぎでは…？安定感抜群の強さを見せつけたO4MA.選手の活躍により、ラウンドワンが逆転に成功しました。

3rd Match -CLASSIC TRICKY-
HIBIKI VS UN-RE

選曲(太字がpickされた曲)
HIBIKI
・ΔMAX (鬼17)
・DEAD END ("GROOVE RADAR" Special) (鬼18)
・Pluto The First (鬼18)
UN-RE
・Pluto Relinquish (激17)
・POSSESSION (激17)
・ΔMAX (激17)
試合結果
予想 DRAW
結果 HIBIKI WIN!!

　ここでUN-RE選手が出てくることは意外でした。というのも相手はLv18を主戦場とするHIBIKI選手。この戦略の意図が非常に気になりました。
　とんでもない選曲が並ぶHIBIKI選手の課題曲から選ばれたのは、1拍ごとに加速するトンデモソフランのΔMAX。立ち上がりはほぼ横並びとなりましたが、BPMが上がるにつれて徐々にHIBIKI選手がリードする形に。後半のフリーズアローでHIBIKI選手がミスを出して点差が縮まった…と思いきや最後のフレーズでHIBIKI選手が完璧に踏みこなして勝利となりました。UN-RE選手もかなり惜しいところまで行っていましたが、やはりHIBIKI選手は強かったです。
　UN-RE選手のクセモノ揃いの選曲から選ばれたのは、3連符ジャンプが特徴的なPOSSESSION。このレベルのプレーヤーともなるとほとんど点差がつかない展開となりましたが、細かい精度で差をつけたHIBIKI選手が勝利をおさめ、3rd MatchはHIBIKI選手の2タテとなりました。

4th Match -WHITE TRICKY-
UN-LIM&TSUYOSHI VS O4MA.&ZERO.

選曲(太字がpickされた曲)
GiGO
・escape (鬼13)
・Top The Charts (鬼14)
・heron (鬼13)
ROUND1
・阿波おどり -Awaodori- やっぱり踊りはやめられない (激14)
・Squeeze (激15)
・STULTI (激15)
試合結果
予想 GiGO WIN (GiGO 7-5 ROUND1)
結果 ROUND1 WIN!! (GiGO 5-7 ROUND1)

　ラウンドワンはUN-RE選手を3rd Matchに置いた意味がここで出てきました。O4MA.&ZERO.を2連投という大胆な戦略、シンプルに強すぎないか…?そして選曲のほうは各チーム戦略がはっきりと分かれました。GiGOのテーマはショックアロー、ラウンドワンのテーマはリズム難といったところでしょうか。
　そんなどれを選んでも地雷なGiGOの選曲から選ばれたのは避けにくいショックアローが頻発するTop The Charts。ラウンドワンの2選手がかなり高い精度を出していますが、TSUYOSHI選手は280ノーツ付近までMarvelousというとんでもない制度力を発揮。結果、TSUYOSHI選手がPerfect3個、ZERO.選手が5個、O4MA.選手が9個という異常事態が発生しました。Perfect1桁で…3位!?
　一方こちらも知らないと厳しい曲が並ぶラウワンの選曲から選ばれたのは、スキップ配置に急停止と予習しないと取りこぼしやすいSqueeze。どの選手も停止タイミングは予習ばっちり。点差がほとんどつかない接戦が続いてきましたが、TSUYOSHI選手とO4MA.選手が激しく競る展開となりました。最後は4点差でO4MA.選手が1位となったものの、Perfect11個でPFCをたたき出したTSUYOSHI選手の強さには感動しました。そして3位にZERO.選手がつけたことにより、合計点ではラウンドワンが少し上回る結果となりました。

5th Match -CLASSIC TRICKY-
HIBIKI&UN-LIM VS O4MA.&ZERO.

選曲(太字がpickされた曲)
GiGO
・Astrogazer (鬼18)
・Neutrino (鬼18)
・灼熱Beach Side Bunny (鬼18)
ROUND1
・めうめうぺったんたん！！ (鬼16)
・PRANA＋REVOLUTIONARY ADDICT (U1 DJ Mix) (激17)
・RISING FIRE HAWK (鬼17)
試合結果
予想 DRAW (GiGO 9-9 ROUND1)
結果 ROUND1 WIN!! (GiGO 9-11 ROUND1)

　なんとここにきて両チーム同点です。そしてKAC常連選手による怪獣大戦争がセミファイナルで行われることに感動しました。GiGOは完全にリミッター解除でKACを開催しようとしています。が、ラウンドワンは難易度を抑えた選曲をしてきました。
　全部高難易度のGiGOの選曲から選ばれたのは、休憩のないフレーズを踏み切る集中力が問われるAstrogazer。全員が高難易度譜面をこなせる実力者ともあり、立ち上がりは全員好調でしたがやはり両チームのエースがさらに一段階上の精度を発揮することに。そして徐々にHIBIKI選手が差をつけていき、Perfect36個でPFCを叩き出して勝利となりました。しかしラウンドワンは2位、3位につけたことで、チームとしては1点リードすることになりました。このルール、秀逸だよね…
変則的な選曲となったラウンドワンの課題曲から選ばれたのは、こちらも休憩なく踏み切るスキルが問われるめうめうぺったんたん。ここにきてO4MA.選手が脚の不調を起こしてしまいましたが、それでもしっかりと脚を動かしてほぼ横並びの展開に。そして後半のフレーズでO4MA.選手が1位に躍り出ると3位争いも激しさを増し、なんとUN-LIM選手とZERO.選手が同点3位でフィニッシュ。あまりにも壮絶な戦いとなりました。

　最後の最後までどちらが上回るかわからない勝負となりましたが、最後は実力を出し切ったラウンドワンが20-22で勝利となりました。一回で終わらせるのが勿体ないほど最高の戦いでした。試合後の選手の表情を見ても、BPLに賭ける想いの強さを強く感じられました。決勝進出はラウンドワンとなりましたが、こちらもまた再び試合をしたら結果がわからないと思いました。

　こんな感情がぐちゃぐちゃになるのに、ファイナルが同日開催なのはムチャクチャですね…プレーする側も応援する側もハードだと思いました。
　ファイナルの感想は別記事にしています。よければそちらもご覧ください。

がんばります