【感想】BPL Season2 -DDR- Regular Stage Round3・Round4 振り返り
こんにちは、T2-Kです。DDRのBPLは低難易度の比重がこれまでのどの機種よりも重いため、毎週信じられないほどハイレベルの接戦になりますね。でもこのゲーム、Marvelousの判定幅って3Fくらいだった気がしますが…なんでこんなに光るんでしょうか。
※試合展開についてはTwitterに掲載したものになります。
また、DDRでは楽曲予想は行いません。
BPLS2 公式サイト
BPLS2 Regular Stage 第3試合・第4試合
Round3 -A group-
GAME PANIC VS GiGO
ハイレベルオールラウンダーが揃ったゲームパニックと、最高火力は全チームでもトップクラスのGiGOの対決となりました。この試合は特に観ていてハラハラする展開が多く、今後この試合以上に接戦になることはあるのか?と思ってしまうほどでした。
1st match -CLASSIC STANDARD-
YO4-YEAH VS TSUYOSHI
選曲(太字がpickされた曲)
YO4-YEAH
・DROP OUT (激13)
・volcano (激13)
・La receta (鬼13)
TSUYOSHI
・ DYNAMITE RAVE (鬼12)
・繚乱ヒットチャート (激13)
・London EVOLVED ver.C (激14)
試合結果
予想 DRAW
結果 DRAW
先鋒を務めるのは両チームとも低難易度帯の精度がキレッキレのYO4-YEAH選手とTSUYOSHI選手です。この2人のSTANDARD対決、もちろん心臓が痛くなるに決まっています。
YO4-YEAH選手は比較的スタンダードらしくない譜面を選択してきましたが、pickされたのは中でもトリッキーな片足処理を求められるvolcano。曲をよく聴いていても正しくリズムを刻むのが難しいと感じる曲ですが、ここは自選のYO4-YEAH選手が安定感を見せて、6点差で勝利となりました(YO4-YEAH選手の勝利の笑顔はまさにHAPPY GUY)。
後攻のTSUYOSHI選手の選曲から選ばれたは、誘導したい意図が見えるほどひとつだけ異質な歌合せのステップを集中して踏み抜くスキルが求められるDYNAMITE RAVE。ここでTSUYOSHI選手は曲の半分を理論値ペースで進め、なんとまさかのPerfect2個でのPFCを叩き出して勝利となり、先鋒戦は引き分けとなりました。あまりにも精度勝負が強すぎます…圧巻の一言でした。
2nd match -WHITE TRICKY-
HO4-KETI VS HIBIKI
選曲(太字がpickされた曲)
HO4-KETI
・ACE FOR ACES (激15)
・Magnetic (激15)
・Squeeze (激15)
HIBIKI
・ Blew My Mind(激16)
・ Monkey Business(鬼16)
・ JOMANDA(鬼17)
試合結果
予想 HO4-KETI WIN
結果 HIBIKI WIN!!
WHITE TRICKYの課題曲はかなりやりたい放題の譜面が混じっているのですが、両者とも嫌なところをしっかりとついてきた形となりました。
HO4-KETI選手の選曲から選ばれたのはATTACK THE PERFECT FULL COMBOBPM詐欺・ハチャメチャな速度変化と初見殺しのオンパレードであるACE FOR ACES。序盤は自選のHO4-KETI選手がリードしていましたが、低速地帯でじわじわとHIBIKI選手が追い上げを見せてリードを奪うと、そのままPerfect14個でPFCを達成して勝利となりました。いくらなんでもやりすぎ…
続いてカオスな譜面を大量に投げつけたHIBIKI選手の課題曲からpickされたのは激しい速度変化と難解なリズムで精度が取りづらいJOMANDA。しかしHIBIKI選手は完璧に体に譜面のリズムが染みついていたとばかりに、終始圧倒的な精度を発揮。2連続PFCを達成して2タテを飾りました。この譜面、CHALLENGE 17ですよね…?
大将 -GOLD STANDARD-
YO4-YEAH&GIEZ-ACS VS HIBIKI&UN-LIM
選曲(太字がpickされた曲)
GAME PANIC
・スイーツはとまらない♪ (激13)
・革命パッショネイト (激13)
・熱情のサパテアード (激13)
GiGO
・ランカーキラーガール (激17)
・世界の果てに約束の凱歌を -DDR Extended Megamix- (激17)
・Jucunda Memoria (激17)
試合結果
予想 GAME PANIC WIN(GAME PANIC 7-5 GiGO)
結果 GiGO WIN!!(GAME PANIC 2-11 GiGO)
ここはチームの戦略がハッキリと分かれました。高難易度よりも低難易度に自信を持つゲームパニックと、高難易度で押し切るGiGOの対照的な選曲が非常に目立つものとなりました。
ゲーパニはチームひなビタすべてLv13のひなビタに統一。選ばれたのは速めの2連打が絡む8分主体譜面のスイーツはとまらない♪。なんとHIBIKI選手はNO PLAYでしたが、Lv13ともあり全員高い精度を保っていました。が、まさかのGiGO2選手がPerfect 3個で同点1位フィニッシュ。最高の形で他選を喰う展開となりました。
剛のGiGOは高難易度譜面を次々ぶん投げる無慈悲な選曲に(まさしくぎーごりら)。選ばれたのは多少マシBPM200で体を捻りまくる超忙しい譜面のランカーキラーガールです。ここはやはり高難易度を得意とするGiGOの精度が非常に高く、圧倒的な実力で1, 2フィニッシュを決めました。
試合は3-16でGiGOの圧勝となりました。ワンサイドゲームと言わんばかりの点差がつきましたが、言うまでもなくゲームパニックのスコアは高いはずでした。ですが…理解が追いつかなかったです。
Round4 -B group-
ROUND1 VS SUPERNOVA Tohoku
大会経験豊富な王道チームラウンドワンと初戦を飾るのは、未知数の爆発力を秘めたスーパーノバ。ある意味データがよく知られているラウンドワンに対し、大会における動きが読めないスーパーノバがどう戦うのか注目でした。
1st match -CLASSIC TRICKY-
UN-RE VS OOON!!
選曲(太字がpickされた曲)
UN-RE
・The Least 100sec (激12)
・SABER WING (鬼13)
・888 (激14)
OOON!!
・革命 (激12)
・Blind Justice ~Torn souls, Hurt Faiths ~ (激12)
・Healing Vision ~Angelic mix~ (激13)
試合結果
予想 OOON!! WIN
結果 OOON!! WIN!!
今回はTRICKYの中でも比較的おとなしい譜面が選ばれた印象です。ただ、DDRのソフランはひどすぎて、これくらいなら何とも思わなくなっているのは感覚マヒでしかないんですけどね…。
UN-RE選手は速度変化幅が大きめの曲を選んできた印象ですが、選ばれたのは中でも速度変化幅が大きく、前半の低速を耐え、後半の高速地帯を踏み切るスキルが求められる888(ハチヤソバ)。基本BPMが222のため見た目より忙しい譜面となっていますが、UN-RE選手がノンバーで踏んでいるのを見て目を疑いました(体幹が丈夫過ぎます)。とはいえ試合はOOON!!選手が圧倒的な精度を見せてカウンターに成功しました。1曲目から動けるのすごい。
後攻の怖いお兄さんOOON!!選手は一瞬だけ速度変化するタイプの譜面を選択。選ばれたのは曲に乗っている通り8分刻みの精度が心臓に悪いHealing Vision ~Angelic mix~。なんと最後までほぼ同点という極限の戦いとなりましたが、最後の2歩の減速でOOON!!選手が1点差をつけて勝利となりました(UN-RE選手、Perfect9個ですけど…)。見ている側もやっている側も心臓に悪い一戦は、スーパーノバの2タテとなりました。
2nd match -WHITE STANDARD-
O4MA. VS RINBO-
選曲(太字がpickされた曲)
O4MA.
・IX (激17)
・New Century (激17)
・PRANA+REVOLUTIONARY ADDICT (U1 DJ Mix) (激17)
RINBO-
・Poochie (激16)
・chaos eater (激16)
・エンドルフィン (激15)
試合結果
予想 O4MA. WIN
結果 O4MA. WIN!!
THE・DDRのO4MA.選手に対し、新星RINBO-選手がどのようなアプローチで攻めるか注目でした。
O4MA.選手はプロの洗礼と言わんばかりの高難易度曲を選択。選ばれたのは激しい速度変化に容赦のない矢印の滝が襲い掛かるIX。とはいえ序盤はRINBO-選手が先行しており、加速直後ではなんとほぼ同点。最後はジワジワと離したO4MA.選手がPerfect23個でPFCを叩き出して勝利(容赦なさすぎです)したものの、RINBO-選手のポテンシャルの高さには非常に驚かされました。
そんなRINBO-選手は精度勝負に持ち込む…かと思いきやしっかり重い譜面で真っ向勝負を挑みました。そして選ばれたのはBPM210の高速リズム難譜面を踏み続けるchaos eater。こちらも大きく点差がつかない拮抗勝負が続きましたが、こちらも細かい精度の差でO4MA.選手の勝利となりました(両者PFCしているんですよね~)。O4MA.選手は見事に2タテを飾っています(本当にブレずに強い…)。しかし試合には負けてしまったものの、RINBO-選手は自己ベスト-20点という安定性も見せており、今後の試合が恐ろしいと感じさせるには十分でした。
3rd match -GOLD TRICKY-
ZERO.&O4MA. VS YOSHIMIZ&OOON!!
選曲(太字がpickされた曲)
ROUND1
・DDR TAGMIX -LAST DanceR- (激17)
・TYPHØN (激17)
・最小三倍完全数 (激17)
SUPERNOVA Tohoku
・Mythomane (激13)
・stellar rain (激13)
・Unreality (激14)
試合結果
予想 ROUND1 WIN(ROUND1 7-5 SUPERNOVA)
結果 ROUND1 WIN!!(ROUND1 8-4 SUPERNOVA)
この試合もまたチームの戦略がハッキリと分かれていますね。ラウンドワンは超攻撃型の激重高難易度選曲。一方のスーパーノバは知っていないと精度が取れない低難易度曲を出してきています。
ラウンドワンの選曲から選ばれたのは、2分間高速で体をぶん回され続ける非常に忙しい譜面のTYPHØN(テューポーン…読めないが?)。お互いのチームのエースが拮抗するいい勝負…と思いきや高難易度に強いZERO.選手が徐々に追い上げて、ラウンドワンが1,2フィニッシュを飾りました(しれっとPFCするO4MA.選手おかしい)。
後攻のスーパーノバの選曲からpickされたのは、リズム難の譜面に時折入る停止が惑わせるUnreality。YOSHIMIZ選手は高い精度で1位をキープしたものの、ほぼ横ばいでラウンドワンがず~っと追いかけ続ける展開に。最後はたった1点の差でYOSHIMIZ選手が1位を死守。惜しくもZERO.選手が2位、3点離れたO4MA.選手が3位となりました。
結果としては圧倒的な火力の高さを見せたラウンドワンが12-6で勝利となりました。ですが、スーパーノバも3選手ともとんでもない強さを見せつけることに成功したため、今後の展開がどうなるかは全く読めないものとなりました。
次回の試合は5/24(水) 21:00~です!各チーム2試合目となり、徐々に運命が決まっていきます。混戦必至の戦いの連続に心拍数は天井知らずですが、心を落ち着けつつ楽しみに待ちたいと思います。