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【感想】BPLS2[SDVX] 各チーム振り返り 【SILK HAT編】

 こんにちは。様々なドラマにボルテらしい演出の数々でインパクトを残したSDVX部門も終わってしまいました。
 今回は不気味なほどの本番でのパフォーマンス力で、他のチームを翻弄したシルクハットについて語りたいと思います。素人の戯言ながら楽しんでいただけたら幸いです。

マジカル・ミラクル・イリュージョン!
SILKHAT

戦績

Regular Stage Rリーグ2位 総合3位 勝ち点6[2勝0分1敗]23pt
インターリーグ 9pt

チームへのコメント

 IIDXで作り上げてきたイメージ通り、配信などでのパフォーマンス力に優れたメンバーをそろえています。
①驚異の5000譜面PUCと一発のスコアの高さを武器に、常に隙無くブレなく強いプレーを発揮できるDAIKI.選手
②本業のトラックメイカーで培われた抜群のリズム感により、どんな譜面でも見切れる強さを誇るSEATRUS選手
③アナリストの肩書通りの豊富な知識と、研究量に裏付けられた安定性抜群のスコア力を持つ082選手
また、どの選手もジャンル問わず対応でき、加えて本番力にも自信があることから、防御力が非常に高いチームであると思いました。実際にエースのDAIKI.選手はじめどの選手も異常なスコアを叩き出し続け、Rリーグ2位、インターリーグでも最終3位の好成績となりました。ただ、このチームはとにかく相手に恵まれなかった一面がありました。レギュラーステージではレジャーランドに阻まれ、クォーターファイナルでは驚異的なパワーを誇るTradzにやられるなど厳しいものでした。とはいえその本番力のインパクトは絶大だったので、来シーズンこそ猛威を振るって優勝を勝ち取ってほしいと思います。

各選手への寸評

ここからはチームの各選手へコメントをしたいと思います。

漆黒のチャレンジャー
DAIKI.(だいき)

出場回数
レギュラーシーズン 6回(中堅3 大将3)
クォーターファイナル以降 2回(中堅1 大将1)
プレー曲数
レギュラーシーズン 15曲(13勝2敗)
クォーターファイナル以降 5曲(2勝3敗)
獲得pt
レギュラーシーズン 28pt
クォーターファイナル以降 4pt

 シルクハットのエースとして指名された選手です。KAC等の大会実績があまりなく、事前のデータがあまり読み取れない選手でした。ゆえにBPL本戦では、視聴者の記憶に深く残る大活躍の連続に大変驚かされました。
 なんといってもDAIKI.選手の最大の強みはその圧倒的な本番力と幅広い守備範囲でしょう。ツマミ・鍵盤・ソフラン・縦連いずれも華麗に捌いていき、自選は一切隙を見せず、時には他選すらも食い荒らしていき、他チームの強敵を次々と薙ぎ倒していきました。その結果、PUC数は脅威の8回、レギュラーステージでの獲得ポイントはトップとなる23ptとなりました。名実ともにシルクハットのエースとして活躍したDAIKI.選手、今後も脅威として様々な場面で活躍すること間違いなしでしょう。

IMPERIAL FLOOR ARTIST
SEATRUS(しーとらす)

出場回数
レギュラーシーズン 5回(先鋒3 中堅1 大将1)
クォーターファイナル以降 2回(次鋒1 副将1)
プレー曲数
レギュラーシーズン 5曲(2勝3敗)
クォーターファイナル以降 メガミックスバトル2回(2敗)
獲得pt
レギュラーシーズン 4pt
クォーターファイナル以降 0pt

 ボルテ楽曲採用者からプロとなった選手です。高難度の鍵盤を得意とし、リズムが複雑な譜面でも押し切れる鍵盤力があります。加えて認識が難しいツマミ譜面も捌ける実力の高さもあり、他チームからはかなり警戒されていたと思います。
 ですが、今回のBPLではとにかく本番の魔物に泣かされ続けてきました。シルクハットのメガミックスバトル全試合に出場しましたが、いずれもあと一歩のところで届かず。唯一大将戦での出場となったレギュラーステージのレジャーランド戦も2点差で自選が取れないなど、僅差での敗北が多かった印象です。その度に涙を流して悔しがる姿は、プロとして活躍することの難しさを感じさせるものでした。とはいえ、僅差の試合が多かったということは、それだけ相手と実力が拮抗していたということです。来シーズンはさらに実力に磨きをかけて戻ってくることを楽しみにしています。

岐阜が生んだボルテアナリスト
082(おおやぶ)

出場回数
レギュラーシーズン 5回(先鋒1 中堅4)
クォーターファイナル以降 2回(先鋒1 中堅1)
プレー曲数
レギュラーシーズン 8曲 メガミックスバトル1回(7勝2敗)
クォーターファイナル以降 4曲(2勝2敗)
獲得pt
レギュラーシーズン 14pt
クォーターファイナル以降 3pt

 シルクハットの中難易度担当として活躍した選手です。中難易度帯おn譜面を熟知しており、ジャンル問わず幅広く対応できるスキルを持っています。この「幅広く対応できる」の範囲が尋常でなく広く、その強みのおかげでシルクハットの快進撃を支えることとなりました。
 BPLでは主に中堅戦での出場となりましたが、とにかく安定感が半端なかったです。どんな相手でも常にトップクラスのスコアを叩き出しており、DAIKI.選手や相手チームのエースと戦ったうえで、単独スコアがトップになることも多々ありました。ムチャクチャな本番力と、自選を落とさないガードの堅さから、まさに中堅の番人といったところでしょうか。本番力が高いことは一つの確固たるステータスであるため、今後も色々な大会で重宝されること間違いなしでしょう。

チームへの総評

 BPLをとんでもなく熱い大会にした異常なほどの本番力の高さや、感情をフルに押し出して全力で挑んだその姿は非常に「推せる」チームだなと思いました。今回は対戦の組み合わせが少し厳しい面がありましたが、本番に強いチームが勝てないわけがありません。来シーズンのシルクハットの快進撃や、3選手の今後の活躍が非常に楽しみです。


がんばります