【感想】BPL Season2 -SDVX- セミファイナル 第1試合 振り返り
こんにちは、T2-Kです。最近DDRをやりこんでいるのですが、とにかく基礎体力が足りません。タオルも2本は最低でも必須ですね…いつかBPL ZERO DDRの話もできればいいですね(ボルテを毎週更新しているから時間がない…)。
今回もBPLS2 SDVXの感想をゆるりと述べていきます。とはいえこの戦いもあと2回しか観れないとなると...寂しさを少しずつ感じてきました。
※試合展開についてはTwitterに掲載したものになります。
また、SDVXでは楽曲予想は行いません。
試合展開予想
BPLS2 公式サイト
BPLS2 セミファイナル 第1試合
第1試合
GiGO vs GAME PANIC
未だ負けなし、全チーム屈指のバランスの良さを誇るGiGOvs初勝利で勢いに乗るゲームパニックの対決です。早期決着を狙うGiGOに対し、正統派の配置で勝負に挑むゲーパニのどちらの戦略がハマるのでしょうか。
先鋒 -TSUMAMI-
SIRON. VS CHI8.
SIRON.
選曲 M-O-R-F-I-N-E
CHI8.
選曲 DIABLOSIS::Nāga
試合結果
予想 CHI8. WIN
結果 DRAW
SIRON.選手が選択したのはハネリズムで曲線ツマミと片手処理が難しい曲であるM-O-R-F-I-N-E。対策していても難しい配置の連続に、自選のSIRON.選手でさえ取りこぼすところが多くありました。そして点差が5点もつかない超接戦の末、勝負強さを見せたCHI8.選手がギリギリの戦いを制しました。
続くCHI8.選手が選択したのは曲線ツマミに丁寧な片手処理能力が求められるDIABLOSIS::Nāga。先ほどは勝負強さを見せたCHI8.選手ですが、ここは終始緊張していたように見えました(どうやらMIRRORをかけ忘れていたみたいです)。とはいえ中盤まではほとんど差がつきませんでしたが、終盤の鍵盤で圧倒的な精度をみせたSIRON.選手が驚異のmax-3を叩き出してクロスカウンターを決めました。
次鋒 -MEGA MIX BATTLE-
DPE VS KAINARU
試合結果
予想 KAINARU WIN
結果 DPE WIN!!
DPE選手は愛機灼熱Beach Side Bunnyを筆頭に高速鍵盤・中速乱打・ツマミと幅広いジャンルから選択。KAINARU選手は高難易度で対策必須の楽曲を中心に選んできています。両者とも特定のジャンルに囚われない選曲とあり、2人の器用さが伺えました。
試合は2ターン目でKAINARU選手がみせた超越してしまった彼女と其を生み落した理由の縦交互が非常に鮮やかなのが目を惹きました。前回の試合でも好調だったこともあり、KAINARU選手の圧倒的なパワーが今回も発揮されるのかと思っていました。
ところが、流れが変わったのは5ターン目にDPE選手が切り札の灼熱Beach Side BunnyをEXCEED GEAR Lv2で通したところからでした。ここから難関のMG277をブロック、NextaをEXCEED GEAR Lv2で通す、BELOBOGをブロック、LECTORIAをPUCと怒涛のラッシュをかけました。10ターン目にKAINARU選手がEXCEED GEAR Lv3で仕掛けたサイコパスラビットこそ防げなかったものの、World's endとDivine's or Dealという難関譜面でポイントをとり、22-11でDPE選手の勝利となりました。KAINARU選手もかなり良いプレーをしていたのですが、どんな相手でも物怖じしないDPE選手の芯の強さのほうが勝りました。
中堅 -PEAK-
--H.R.-- & SIRON. VS CH & CHI8.
GiGO
選曲 JUNKIE FLAVOR
GAME PANIC
選曲 涙の女神と無形のエトワル
試合結果
予想 GiGO WIN
結果 GiGO WIN!!
GiGOが選択したのは超高速鍵盤と低速地帯の処理がともに非常に難しいJUNKIE FLAVOR(これKND*48TE選手以外にやりたい人いたんだ…)。序盤からGiGOがリードを取っており、1回目の低速地帯まで13点のリードを保っていました。が、再加速で差が詰まると、しばらくはほとんど僅差でした。が、片手処理地帯で一気にGiGOが20点程の差をつけていき、最後で差が詰まったもののリードを守り切って勝利となりました。
ゲームパニックが選択したのはズレに縦連と押し切るのが困難な涙の女神と無形のエトワル(本当にBPM140なのか?)。思えばゲームパニックはここまでタッグバトルではズレ系の配置が多い譜面を選ぶことが多かったので、今回もいつも通り得意分野で勝負を仕掛けてきたなと思いました。しかしこちらは点差が大きくつかず、要所要所の鍵盤の精度力でジワジワと差をつけたGiGOが意地の2タテとなりました。元々鍵盤力に強みを持っていたGiGOがここにきて大きく力を発揮しているなと感じました。
副将 -MEGA MIX BATTLE-
--H.R.-- VS KAINARU
試合結果
予想 --H.R.-- WIN
結果 --H.R.-- WIN
--H.R.--選手はすべてLv19、かつ非常に重い鍵盤主体の選曲しており(蓬莱さんは悪い人です)、KAINARU選手はすべてLv18、かつトリッキーな配置の多い曲を選んでいます。この試合はいつも以上に両者の得意分野を正面からぶつける対決になりました。
試合は終始--H.R.--選手が圧倒的な本番力を見せつける展開になりました。KAINARU選手も数々の難曲相手に善戦したものの、--H.R.--選手は開幕から5ターン連続PUC(Lv19を2曲含む)、KAINARU選手のEXCEED GEARを全てブロック、すべての曲でS(990k以上)のスコアを叩き出す超人プレーを魅せ、はてはすべての曲でポイントを取るパーフェクトゲームを達成してしまいました。おそらくこの日の--H.R.--選手には誰が挑んでも勝てなかったのではないでしょうか。
大将 -HAND-TRIP-
DPE VS CH
DPE
選曲 Gorgetech
CH
選曲 Ghost Family Living In Graveyard
新曲 MILITARY R04D
試合結果
予想 CH WIN (DPE 0pt-7pt CH)
結果 CH WIN (DPE 0pt-7pt CH)
DPE選手が選んだのは先週に引き続き選ばれた、しつこい片手処理を要求されるGorgetech。とはいえ片手鍵盤はCH選手も得意とするところであり、片手処理地帯でDPEが崩れた隙を逃さず一気に差をつけて余裕の勝利となりました(とはいえCH選手は出来栄えに納得いっていないのか、険しい表情を浮かべていました)。
そんな中CH選手が選んだのは、高速鍵盤に加え、認識難の出張配置が頻発するGhost Family Living In Graveyard。格上のCH選手が圧倒する…と思いきやDPE選手がほとんど譲らず、中盤のブレイクまでわずかながらリードしていました。が、CH選手は後半の二重階段で一気に差をつけてそのままリードを守り切り、驚異のmax-33を叩き出してPUCを達成。最後の自選で大きな見せ場を作ったCH選手の姿が本当にカッコイイと感じました。
全力でぶつかり合い、数々の見せ場を作り上げたセミファイナルの締めくくりとなる新曲は、2度目の採用となるpolyshaさんのAll We Need is HAPPY END!!!。曲名も相まって、敗退するチームが決まってしまうこの残酷な戦いが少し辛く感じました。が、譜面はcosMo The Hand Tripという嫌な予感しかしないエフェクターが作成したものとあり、苛烈そのもの。とにかく回す向きがわからないツマミが頻発、BPM260をなんだと思っているのかと言わんばかりの配置の数々に対し、CH選手がしっかりと対応して996kの高スコアを叩き出し、大将戦を3連勝で締めくくりました。
熱き戦いの末、GiGO 11-8 ゲームパニックでGiGOがファイナル進出となりました。圧倒的な強さを見せたエース--H.R.--選手にしっかりと応えたSIRON.選手、DPE選手が揃ったこのチームは、本当に穴がないと思いました。ただ、レギュラーシーズンのドン底から生還し、強さを見せ続けてきたゲーパニは本当に素晴らしいチームだったと思います。熱戦の数々に、本当に感動させていただきました。
来週3/1(水) 21時からの放送で、もう一つのファイナル進出チームが決まります。無敗の王道を突き進むアピナvs全員が最高火力の非常に高いTradz。渋谷ヒカリエの地に立つのはどちらのチームなのでしょうか。