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【感想】BPLS2[DDR] 各チーム振り返り 【SILK HAT編】

 こんにちは。音楽ゲームのグローバル化を意識した演出と、プロ選手による極限の戦いが幾度となく繰り広げられたDDRも終わってしまいました。
 今回はすさまじい本番力とチームの団結力で突き進んだシルクハットについて語りたいと思います。素人の戯言ながら楽しんでいただけたら幸いです。


マジカル・ミラクル・イリュージョン!
SILKHAT

戦績

Regular Stage
GroupA 1位 勝ち点7[2勝1分0敗]31pt
決勝トーナメント
準優勝

チームへのコメント

 シルクハットの伝統通り、プレースキルのバランスだけでなくメディアやイベントに強いメンバーを揃えてきました。
①幅広い譜面知識と、高難度を軽々と捌く体力に優れた次世代のエースKANAME選手
②低難易度において、どんな譜面も正確無比に踏み潰す優れたリズム感と精度を持つGINXYASU選手
③得意の中難易度帯を中心に、高密度やトリッキー譜面で猛烈な強さを見せるABETAKU選手
 
このチームは各選手が低難易度・中難易度・高難易度と強さがハッキリと分かれており、オーダーが読みやすいという弱点がありました。しかしそれを凌駕する本番力を持ち合わせており、まさに予測可能・回避不可能な戦いを見せ続けてきました。
 この凄まじい本番強さにより、初戦こそ引き分けたもののその後は無敗。最後は僅かにラウンドワンに及びませんでしたが、準優勝という輝かしい成績を残しました。とはいえ優勝への望みはどのチームよりも強いでしょう、来シーズンリベンジする姿が楽しみです。

各選手への寸評

ここからはチームの各選手へコメントをしたいと思います。

チャンピオンの弟
KANAME(かなめ)

出場回数
レギュラーシーズン 4回(2nd 1回 3rd 3回)
決勝トーナメント 7回(2nd 2回 3rd 2回 4th 1回 5th 2回)
獲得pt
レギュラーシーズン 18pt
決勝トーナメント 36pt

 10thKACチャンピオンであるHIBIKI選手の弟ながら、兄に匹敵する高難易度の強さと、兄をも超える広い譜面知識を持っています。ゆえにどのポジションでも活躍できる危険さを持ち合わせており、実際にBPLでも低難易度から高難易度まで幅広く登板しました。
 そしてなんといってもKANAME選手、あまりにも本番に強すぎました。タッグバトルでは全ての試合で2位以上につけており、ほとんどの試合で必ずポイントを持ち帰っています。負けた試合や2位になった試合でもほぼ僅差まで迫っており、DDR界を牽引してきた選手たちを震え上がらせるようなスコアを連発してしまいました。
 まさにシルクハットの要として大活躍を見せたKANAME選手、今後もDDR界を驚かせるようなスコアを連発し、様々な大会で凄まじい実力を見せつけてほしいです。

人間メトロノーム
GINXYASU(ぎんやす)

出場回数
レギュラーシーズン 5回(1st 3回 3rd 2回)
決勝トーナメント 2回(1st 3回 4th 2回)
獲得pt
レギュラーシーズン 8pt
決勝トーナメント 8pt

 低難易度帯のマーベラス職人として活躍してきた選手です。肩書き通りどれだけトリッキーな譜面も正確に捌ける精度を持っており、チームの先鋒役としてシルクハットに加入しました。
 BPLではその役割通り1st Matchを中心に出場となり、各チーム選りすぐりの職人相手にしっかりと自選を通す活躍をしてきました。レギュラーステージでは比較的精度が求められる譜面を選択していましたが、次第に本領発揮と言わんばかりにトリッキーな譜面を投げるようになっており、そんな中でもブレない精度を保ち続けたのが驚異的でした。
 今シーズンの時点で職人としての強さを発揮してきましたが、この選曲のバリエーションの豊富さと精度にさらに磨きをかけて、暴れまくることを期待しています。

江ノ島ブースター
ABETAKU(あべたく)

出場回数
レギュラーシーズン 3回(2nd 2回 3rd 1回)
決勝トーナメント 6回(2nd 1回 3rd 2回 4th 1回 5th 2回)
獲得pt
レギュラーシーズン 5pt
決勝トーナメント 3pt

 中難易度においてかなりの実力を誇る選手です。ギミック系や配置のキツい譜面ほど強さを発揮でき、どんな相手でも刺しうる武器を持ち合わせていますあと顔がいい
 BPLではシルクハットの編成の都合上高難易度譜面を担当することが多く、強敵相手に満足にポイントを取れないところがあったものの、UN-LIM選手と引き分けたりO4MA.選手やHO4-KETI選手と接戦するなど、見どころがたくさんあったと思います。またセミファイナルの有観客の舞台で初めてBOOSTを使うというエンタテイナー要素もありました。
 強敵相手に揺るがない実力を見せつけ、試合が終われば結果に関係なく爽やかな笑顔を見せたABETAKU選手はBPLの盛り上げに大きく貢献したと思います。今後も彼の活躍を応援しております。

チームへの総評

 BPLにおいて本番に強い選手が活躍できるというのはもはや定説となりつつありますが、シルクハットはエースKANAME選手の本番での活躍にGINXYASU選手とABETAKU選手が応えるという、チーム全体で勝利を掴み取る図式が完成されていたのが良かったのだと思います。
 今年は準優勝という成績になりましたが、ここで喜んで終わるチームではありません。来期は栄冠のためにどのチームよりも努力を重ねて帰ってくると思います。


がんばります