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【感想】BPL 各チーム振り返り 【GAME PANIC編】

 3ヶ月にも及ぶ激闘もついに幕を閉じ、今週末には早くもセミファイナルが始まります。その前に、素人目線ながら各チームの総評と感想をここに述べさせていただきたいと思います。

世界に轟く稲妻の闘士
GAME PANIC

1srStage 3位通過 勝ち点7[2勝1分2敗]30pt
2ndStage 4位通過 勝ち点7 [2勝1分2敗]29pt
トータル 勝ち点14 [4勝2分4敗]59pt

チームへのコメント

 ドラフトを終えた段階では「優勝候補」とまで言われていたゲームパニックですが...正直ドラフトの順番おかしくね?と思うほど強いメンバーが揃っていました。

単発から発狂までできないジャンルが1つもない
人類初の☆12Perfect達成者 MIKAMO(みかも)
ズレハネエキスパートの終身名誉2STEP育ち
正確無比の単発精度を誇るPEACE(ピース)
普段はサービス精神あふれる音ゲー芸人
しかしBeatmaniaIIDXに誰よりも真摯に向き合う54GAYA(こしがや)
④強心臓のバランス型高速戦士
本番こそが最大の成長の場の#MA3#(まさ)

 このチームに誰が勝てるんだ?と思いました。加えてキャラクター性やトーク力など、BPLの外部でも盛り上げられる力を持っているため、その点でも最強のチームだなと思っていました。
 また、名古屋での交流会の時に感じた仲の良さ、そしてファンへの対応の丁寧さは他のどのチームにも負けないところがあると思いました。選手はもちろん、A4NAGA(あしなが)監督や企業の方までもが私たちファンと気さくに会話してくれました選手だけでなく裏にいる方までもがこのBPLを盛り上げようとしているのがこれでもかと伝わってきて非常にいい体験をさせていただきました。
 これほど魅力の詰まったチーム、これから先も変わらず残り続けて欲しいと思いました。この4人+監督が集まる機会はまだまだあると思うので、今後もこのチームを追いかけたいです。

各選手への寸評

ここからはチームの各選手へコメントをしたいと思います

テクニカルオールラウンダー
MIKAMO

試合出場回数 9回 (先鋒3 中堅1 大将5 6勝1分2敗)
プレー曲数 18曲(13勝5敗 ストラテジー 使用2 被使用2)
獲得pt 25pt(全体5位)

 ゲーパニ...どころかBPL屈指の危険人物だったみかもさん、実際の戦績は先鋒3回中堅1回全て2タテを決め、大将も同じくエースポジションのドルチェ、ゆうたか相手に負けたくらいで、トータルでは6勝ととんでもない勝利数を稼いだプレーヤーとなりました。
 またとにかく弱点がない上に低難易度では異常とも言えるスコアを連発、そして相手の選曲を尽く食い潰し、TOPスコア賞(5位にもランクイン)とカウンター賞(7回)の2冠を掻っ攫っていきました。
 欲を言うならば1点差で負けた曲がが2つもあったので、そこさえ取っていれば更に猛威となっていたことでしょう。大会に出るたびに人智を超えた姿を見せるみかもさんですが、次はどんなテクニカルプレーを見せてくれるのでしょうか。

2STEP育ち
PEACE


試合出場回数 10回 (先鋒1 中堅8 大将1 4勝3分3敗)
プレー曲数 20曲(11勝9敗 ストラテジー 使用3 被使用2)
獲得pt 20pt

 副将ポジションの中では中難易度帯が得意ということもあり、中堅戦での出場が中心になりました。戦績は勝ち越す程度で収まっていますが、下馬評通り得意のズレハネ譜面で確実に勝ちを稼いだ印象です。今回無双状態だったくれいさんと青龍さんにこそ2タテを受けていますが、絶好調のカリバー、うっちーを引き分けに抑えた場面は大会慣れ故の本番力を発揮できてこそだったと思います。
 ただ、全体的に見ても他のチームから厳しめのマークを受けており、かなり徹底して対策をされた中での試合は難しいところがあったと思います。それでもなお期待を裏切らないプレーを魅せ続けたのはプロとしてとても偉大だと思いました。ポップンのKACも控えており大変だと思いますが、これからもズレハネ系のエキスパートとして猛威を振るい続けて欲しいです。

鍛錬と経験の雄
54GAYA

試合出場回数 6回 (先鋒2 中堅0 大将4 1勝1分4敗)
プレー曲数 12曲(3勝9敗 ストラテジー 使用0 被使用1)
獲得pt 6pt

 3巡目指名選手の中ではおそらくトップクラスの実力を持つ54GAYAさん、正直ドラフト中も2巡終わった段階で「なんで残ってるの?」と思っていました。そしてポジションの割に驚異の大将4回出場、その全てで1巡選手を当てられています。ドルチェ、ゆうたか、いーぴん、青龍て...
 このように厳しい勝負を強いられてもなお、いーぴん選手との対決で自選をもぎとったのは素晴らしい活躍だったと言えるのではないでしょうか(最初の10秒が肝心だよ!!)。また、ゆうたか相手に12点差、青龍相手に6点差、苦手なスクラッチでもドルチェ相手に30点差で抑えたのはかなり健闘していたのではないでしょうか。
 加えて唯一勝ち星を挙げられた試合のジャンルは苦手を公言していたスクラッチでした。ここはキャッチコピーに嘘偽りのない鍛錬と経験で作り上げた勝利だと思います。
 今回は活躍の機会があまり得られませんでしたが、次回BPLに参戦する時には猛烈な台風の目となって暴れることを期待しています。

鳥取が生んだビートマニア(兄)
#MA3#

試合出場回数 5回 (先鋒4 中堅1 大将0 3勝1分1敗)
プレー曲数 10曲(7勝3敗 ストラテジー 使用1 被使用1)
獲得pt 9pt

 4巡目選手の中ではトップクラスの実力を持つまささん、正直ドラフト中も〜って感じです。いや、強すぎんだろ。唯一の黒星はいーぴんさんとの対決でしたが、そこでも8点差と追い詰めておりポテンシャルの高さを存分に発揮しました。
 また、大会出場経験がほとんどないとは思えないほどの本番強さで、常に自己ベスト付近を安定して叩き出し続けられるのは他の誰にもない強みだと思います。というか僅差で済ませない試合も多いし、もうムチャクチャです,..この男に勝つためには最低限ベストスコアを超える戦いをしなければならないのか...
 今回は低〜中難易度ばかりでしたが、均等な譜面であればたとえ☆12の高密度譜面でも圧倒的な強さを誇ります。大将戦でも十分に活躍できる実力を持ち合わせているのでもっと出番が欲しかったなと思いました。おそらく今後様々な場面で表に出てくると思います(セミファイナルの解説にも出ますね!)が、各所で存在感を出し続けてくれると思います。

チームへの総評

 チームとしてはこれ以上ないほど隙がなく、かつ得意なジャンルも持ち合わせているので最も優勝に近いチームと予想する方も多かったと思います。
 故に他のチームから激しいマークを受け続け、なおかつ容赦のない選曲・ストラテジーの嵐を受けたことで突破口をつくられたのが厳しいところでした。そして何より2ndStageの大事な場面でラウワン相手に全力勝負を挑んだことでコストを切らしてしまったのは致命的な戦略ミスだと取られても仕方ないでしょう(おそらく全力勝負を挑んでセミファイナルでも勝てることを確信したかったのでしょうが)。高い実力を持つ故に敗北が決まったのは非常に残念に思いました。
 来季以降同じメンバーでチームを組むとしたら間違いなく再び優勝候補と言われるでしょう。下馬評を裏切らない活躍ができるかが今後いつまでも続く課題点ですね。

最後に

 BPLでの結果は残念でしたが、他のチームから全力で勝負を挑まれていたことが何よりこのチームの実力の高さを証明していたと思います。
 また、みかもさんとこしがやさんは同じ会社ということもあり定期的に2人一緒(?)に配信をしたり、そこにまささんが加わったりピースさんがガヤを入れたりと、すごく賑やかなチームだったと思います。全員1P側で統一感があるのも良いところ(?)ですね(あしなが監督も1P側です)
 個性あふれるゲーパニのメンツですが、今後もキャラクターをどんどん前面に出していき、魅力にハマる人を続出させて欲しいです!

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T2-K
がんばります