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【感想】BPL Season2 -DDR- Regular Stage Round5・Round6 振り返り

 こんにちは、T2-Kです。今週の放送は司会がMaxwell PowersさんからStuartOさんに代わりましたが、これはこれで海外のスポーツを見ているかのような気分になり良かったです。今後も2週ごとに交代するのでしょうか。
 今週の戦いは本当に驚きの連続でした。あまりにもいい勝負すぎてDDRをやりたい気持ちが振り切れてしまい、翌日すぐにゲームセンターに行きました。

※試合展開についてはTwitterに掲載したものになります。
また、DDRでは楽曲予想は行いません。

BPLS2 公式サイト

BPLS2 Regular Stage 第5試合・第6試合

Round5 -A group-
TAITO STATION Tradz VS GAME PANIC

トリッキーな譜面に強いTradzを迎え撃つのは、前回手痛い敗北を食らったゲームパニックです。ゲーパニは意地でも勝利を掴みとりたいところですが、前回引き分けに終わったTradzもその気持ちは強かったと思います。負けられないチーム同士の意地のぶつかり合いは凄まじいものでした。

1st match -GOLD TRICKY-
THOR VS YO4-YEAH

選曲(太字がpickされた曲)
THOR
・Let's DANCE aROUND!! (激14)
・Unreality (激14)

・ノルエピネフリン (激14)
YO4-YEAH
・Dance Phenomena (激12)

・Hella Deep (激14)
・Ace out (鬼14)
試合結果

予想 THOR WIN
結果 THOR WIN!!

 GOLD TRICKYは低難易度でも情け容赦のない譜面が並んでいて、BPLきっかけにDDRを始めたプレーヤーを灰に還すような課題曲しかありませんね…どの譜面も軽い気持ちで選びたくないです。
 THOR選手の課題曲から選ばれたのは一番マシな変則的なリズムと急加速で惑わせるUnreality。自選であるためかとにかくTHOR選手がずっと高精度を保っており、YO4-YEAH選手に点差を全く詰め寄らせません。両者PFC達成となったものの、THOR選手がまさかのPerfect7個で勝利となりました。あまりの精度の高さに、Tradzメンバーが全力で喜んでいたのがとても印象的でした。
 YO4-YEAH選手の課題曲から選ばれたのはゆったりとしたフレーズに唐突に混じる加速がいやらしいDance Phenomena。先制点を決めているTHOR選手は他選なのに180ノーツ付近まで理論値ペース。にもかかわらずYO4-YEAH選手と点差がほとんどつかない超接戦となりましたが、最後の最後でわずか2点前に出たTHOR選手の勝利となり、Tradzの大歓声とともに先鋒戦はTHOR選手の2タテとなりました。

2nd match -CLASSIC TRICKY-
YUDAI VS GIEZ-ACE

選曲(太字がpickされた曲)
YUDAI
・Pluto The First (激17) ※ストラテジー
ΔMAX(激17)
・ΔMAX (鬼17)
GIEZ-ACE
・SUPER SAMURAI (激15)
・New York EVOLVED (Type B) (激16)
・osaka EVOLVED -毎度、おおきに!- (TYPE3) (激15)→ストラテジーにより無効
試合結果
予想 DRAW
結果 GIEZ-ACE WIN!!

 まずDDRに詳しくない方は、今後YUDAI選手が選ぶ譜面は一切プレーしないことをお勧めしますDDRの嫌らしい要素をこれでもかと煮詰めたとんでもねぇ3譜面を投げつけてきた中で、pickされたのは一番やってられる譜面1拍ごとに加速という前代未聞の速度変化をするΔMAX(EXPERT)。あまりにも尖り散らした譜面のため、どちらの画面もかなり見辛いものとなっています。試合はYUDAI選手の自選でありながら、なんとGIEZ-ACE選手が先行する展開に。BPMが上がっていくごとに少しずつ差が縮まったものの、わずか7点の差でGIEZ-ACE選手がカウンターに成功しました!最後の最後までどちらに転ぶかわからない勝負だったため、ゲーパニの喜び方が尋常でないものとなっていました。
 YUDAI選手と比べればまだマシなGIEZ-ACE選手の選曲から選ばれたのはosaka EVOLVED -毎度、おおきに!- (TYPE3)…でしたがここでYUDAI選手はストラテジーを切ってきました(GIEZ-ACE選手は労災の申請をお願いいたします)。選ばれたのは理解不能なリズムで連続停止・激しい速度変化が起きるPluto the First(鬼よりマシ?知らん)。超変則的な停止の連続にYUDAI選手は序盤から大幅なリードを取り、勝利は決定的に思われました。しかしBPLには魔物がつきもの最後の長い交互踏みでGIEZ-ACE選手が一気にまくり上げてカウンターに成功!2nd MatchはGIEZ-ACE選手が強敵YUDAI選手相手に、非常に厳しい状況からドラマチックなカウンターで2タテを決めました。この逆転劇がいかにあり得ないことだったかは、ゲーパニのリアクションで感じられると思います。

3rd Match -WHITE STANDARD-
THOR&MENN VS HO4-KETI&GIEZ-ACE

選曲(太字がpickされた曲)
TAITO STATION Tradz
・Emera (激15)
・Condor (鬼15)
・Start a New Day (鬼16)
GAME PANIC
・Elemental Creation (激17)
・Triple Counter (激17)

・Spanish Snowy Dance (鬼17)
試合結果
予想 DRAW (Tradz 6-6 GAME PANIC)
結果 GAME PANIC WIN!! (Tradz 4-8 GAME PANIC)

 ストラテジーを切って2タテをくらい、絶体絶命のピンチに陥ったTradz。高難易度に(も)強いゲーパニにどうやって勝ちにいくか、難しいところだったと思います。
 前回の試合から打って変わってTradzは中難易度帯の選曲となりました。その中から選ばれたのは複雑なダブステップのズレハネリズム通りにステップを踏まされるCondor。どの選手もコンボをしっかり繋いでいきましたが、Marvelous差で序盤からゲーパニがリードを奪う展開に。中盤でTHOR選手がHO4-KETI選手を追い越したものの、1位は一切譲る隙を与えずにPerfect 25個でPFCを出したGIEZ-ACE選手ゲーパニはいきなりTradzにカウンターを決める形となりました。
 ゲーパニもまた前回の試合からがらりと変わり、高難易度譜面を並べてきました。 選りすぐりの重い譜面から選ばれたのはBPM216でとにかく休みなく踏み続けるTriple Counter。高難易度を踏む力はどの選手も高いため順位が大きく入れ替わる混戦となりましたが、最後はHO4-KETI選手が1位を守り切ることに成功。THOR選手にわずかに負けたものの、GIEZ-ACE選手は3位でポイントを確実に稼ぐことに成功し、大将戦はゲーパニが獲得ポイントを上回ることとなりました。

 激しい戦いが続き、どの選手が勝つかわからない混戦続きの末、6-12でゲームパニックの勝利となりました。今回は特に高難易度に強いGIEZ-ACE選手が大暴れしており、今後は要注意人物として他チームから激しいマークを受けることになりそうです。TradzはエースYUDAI選手がストラテジーカードを消費したうえでの敗北となり、かなり厳しい状況となってしまいました。残り1戦で意地でも勝ちを取ってほしいです。

Round6 -B group-
LEISURE LAND VS ROUND1

前回厳しい敗北をしたレジャーランドが、勢いに乗る強敵ラウンドワンに挑みます。消耗が激しいレジャーランドがどうやってラウンドワンを打ち倒しに行くのかかなり気になっていました。

1st match -GOLD STANDARD-
RIN-GO!! VS ZERO.

選曲(太字がpickされた曲)
RIN-GO!!
Afterimage d'automne (激14)
・F4SH10N (激14)
・ON-DO (激14)
ZERO.
・Bounce Trippy (激14)
・IRON HEART (激14)
・Wolf's Rain (激14)
試合結果
予想 ZERO. WIN
結果 DRAW

 ジャンルはGOLD STANDARDですが、RIN-GO!!選手が選んだ曲はスタンダードとは思えないズレハネ祭り。その中から選ばれたのは変拍子に変速ハネリズムがずっと続くAfterimage d'automne。両者綺麗にハネリズムを捌いていくものの、とにかくZERO.選手が上手かった。両者PFCを達成していますが、9点差でZERO.選手の勝利となりました(それにしてもなぜRIN-GO!!選手はノンバーでハネリズムが踏めるのでしょうか…)。
 RIN-GO!!選手とは反対に正統派譜面が並ぶZERO.選手の課題曲から選ばれたのはZEROWOLF曲が進むに擦れて少しずつ密度が上がる正統派譜面のWolf's rain(ジャケットが狐vs狼対決となりました)。均等な譜面とあって両者ともかなり高い精度で進んでいきましたが、なんとここでRIN-GO!!選手が240ノーツ付近まで理論値ペースととんでもない強さを発揮。最後は少しずつZERO.選手が迫ってきたものの、わずか3点差で逃げ切りに成功。1st Matchはクロスカウンターで引き分けとなりました。

2nd match -WHITE STANDARD-
YUK1-S VS UN-RE

選曲(太字がpickされた曲)
YUK1-S
・SILVER☆DREAM (激15)
・Unreal (激15)
・隅田川夏恋歌(鬼16)→ストラテジーにより無効
UN-RE
・VANESSA (激16)

・London EVOLVED ver.C (鬼17)
・MAX 300(X-Special) (鬼17) ※ストラテジー
試合結果
予想 YUK1-S WIN
結果 DRAW

 両選手とも本来のフィールドは比較的低難易度だと思っていましたが、選んできたのはお互い叩き潰す気満々の容赦ない選曲となりました。しかもこれ本当にスタンダードか?みたいな譜面しかないです。これジャンル決めた人は説明責任があるぞ…
 YUK1-S選手の選曲から選ばれたのは縦連交じりのラッシュが厳しい隅田川夏恋歌でした…が、ストラテジーで激しい捻りラッシュが襲い掛かるMAX300(X-Special)に変更DPerのUN-RE選手がいかにも得意そうな譜面ですが、ここはYUK1-S選手が意地を見せて序盤からリードを奪取中盤の減速→急加速で1点差まで縮まったものの、後半の捻りでYUK1-S選手が徐々に差をつけていき、4点差でカウンターに成功しました。
 まさかのカウンターを受けたUN-RE選手、課題曲からpickされたのは3連符ラッシュに加え、最後は人体をねじ切らんばかりの捻り祭りが襲い掛かるVANESSA。こちらもDPerらしいチョイスをしてきたなと思いましたが、ここでUN-RE選手はDPで鍛えた捻りスキルを存分に発揮。特に横に広い階段状の配置が来るたびにUN-RE選手がどんどん突き放し、最後はPerfect36個でPFCを決めて勝利(しかも自己ベスト!!)となり、2ndMacthを引き分けに持ち込むことに成功。勝負の行方は最後まで分からなくなりました。

3rd match -GOLD TRICKY-
NAYU&YUK1-S VS O4MA.&ZERO.

選曲(太字がpickされた曲)
LEISURE LAND
・Star Trail (激13)
・Electric Dance System Music (激14)
・FUNKY SUMMER BEACH (激14)
ROUND1
・Puberty Dysthymia (激17)
・ドーパミン (激17)
・JOMANDA (鬼17)
試合結果
予想 LEISURE LAND WIN(LEISURE LAND 7-5 ROUND1)
結果 LEISURE LAND WIN!!(LEISURE LAND 7-6 ROUND1)

 3rd Matchはやはりチームカラーがハッキリと出る選曲になりますね。レジャーランドは低難易度で精度が求められる選曲、ラウンドワンは高難易度でスコアを取るのが非常に厳しい選曲と対照的となりました。
 レジャーランドの選曲から選ばれたのはハネたリズムで休みの無いラッシュが続くFUNKY SUMMER BEACH。スタンダードな譜面ゆえにとにかく終始接戦となり、細かく順位が入れ替わる激しい戦いになりました。結果NAYU選手とO4MA.選手がPerfect3個で並んで1位。ZERO.選手はPerfect5個にもかかわらず3位という何が何だかよくわからないことになりました。DDRはこんなにスコアが出やすいゲームじゃないはずですよね?
ラウンドワンのキッツい選曲から選ばれたのは、高速地帯の乱打力に低速地帯の集中力と緩急の激しい譜面であるドーパミン。BPM200のラッシュが襲い掛かるキッツい譜面のはずですが、点差が全然つかない異常事態となりましたが、両チームのエースの激しい上位争いの末、NAYU選手Perfect8個で1位に(Perfect8個…!?しかも全国トップを叩き出している!?)そしてここでYUK1-Sが3位を守ることに成功し…

 なんと10-9の超接戦でレジャーランドが勝利となりました!会場全員がどっちが勝ったかわからなくなり静寂に包まれた中、結果が発表された時のレジャランの喜び方は尋常でないものでした。ラウンドワンは負けてしまったもののポイントは十分に稼げたので、後になって有利に働いてくるので決して悔しいだけではないと思います。

 次回の試合は5/31(水) 21:00~です!早くも混戦となってきたBPLS2 DDR、どのチームが一歩先に行くのか本当に読めません。来週もドキドキが止まらない超接戦をお待ちしております。


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T2-K
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