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【感想】BPLS2[DDR] 各チーム振り返り 【レジャーランド編】

 こんにちは。音楽ゲームのグローバル化を意識した演出と、プロ選手による極限の戦いが幾度となく繰り広げられたDDRも終わってしまいました。
 今回は凄まじいパワーとパフォーマンスでファンを魅了したレジャーランドについて語りたいと思います。素人の戯言ながら楽しんでいただけたら幸いです。


挑む頂点の星 笑顔の奥に燃える闘志
レジャーランド

戦績

Regular Stage
GroupB 2位 勝ち点6[2勝0分1敗]30pt
決勝トーナメント
クォーターファイナル敗退

チームへのコメント

 ドラフトで2連続重複指名を勝ち取り、最初から勢いがついていました。3巡指名では抽選を外してしまいましたが、結果としてレジャーランドの伝統通り全体的に弱点の少ないオールラウンダーが揃うチームとなりました。
①正統派からキワモノまで圧倒的なMarvelous力で踏み潰すNAYU選手
②帰ってきたチャンピオン、パフォーマンスにノンバーと常に観客を沸かせるプレーをするRIN-GO!!選手
③RTA界から不気味なスコア力と未知数の本番力を引っ提げてやってきたYUK1-S選手

 BPLの目玉となるNAYU選手を筆頭に本番一発スコアの高さに自信を持つメンバーが揃っており、私個人としては少なくともレギュラーシーズンは無双確実、あわよくば優勝もあり得ると予想していました。
 実際にレギュラーシーズンはエースNAYU選手の活躍もあり2位通過となりましたが、高難易度が解放されたクォーターファイナルでは一転(ゲーパニの覚醒もありましたが)Lv18で勝ちきれず敗退となってしまいました。
 ただこのチームは負けてもタダでは倒れず、悔しさをバネに一気にスコアを伸ばすようなことを平気でやってのけます。今期の悔しさをオフシーズンで払拭し、猛烈な強さを見せつけてほしいです。

各選手への寸評

ここからはチームの各選手へコメントをしたいと思います。

Marve-holic!
NAYU(なゆ)

出場回数
レギュラーシーズン 4回(2nd 1回 3rd 3回)
決勝トーナメント 2回(1st 1回 3rd 1回)
獲得pt
レギュラーシーズン 22pt
決勝トーナメント 6pt

 低~中難易度の精度は全選手の中でもトップクラス、BPL ZEROでは全チームから2巡指名を受けたうえで大暴れの大活躍を見せた選手です。BPLの適性が非常に高いため、今回のドラフト会議でも4チームから1巡指名を受けるほどの人気っぷりを博しました。
 その期待通り、レギュラーシーズンは驚異の無敗で、タッグマッチ含めすべて1位を獲得。すなわちIIDXのU*TAKA選手以来となる獲得ポイント理論値達成を果たしました。どんなジャンルの譜面でも驚異的なスコアを叩き出すその様は脅威そのもの。挙句#なゆさんから逃げろとまで言われるほどでした。
 とはいえクォーターファイナルではTriple Journey -TAG EDITION-(鬼18)に倒れ、高難易度譜面への課題を残す結果となりました。ゆえに来シーズン以降は既存の精度に高難易度を捌く力を掛け合わせて無双する姿を期待したいと思います。

躍る DDR Fighter
RIN-GO!!(りんご)

出場回数
レギュラーシーズン 4回(1st 2回 2nd 1回 3rd 1回)
決勝トーナメント 1回(2nd 1回)
獲得pt
レギュラーシーズン 5pt
決勝トーナメント 0pt

 KAC2013チャンピオン練りに練った戦略とリサーチ力で相手の弱点を逃さず刺すスタイルで猛威を振るった伝説の選手が、BPLという舞台に立つこととなりました。BPL…どころかトッププレーヤーの中でも数少ないノンバースタイルで戦う姿はまさに躍る DDR Fighterの肩書にふさわしいものだったと思います。
 とはいえ試合のほうは低難易度帯は圧倒的な強さを見せてきましたが、Lv15以上になるとノンバーの弱点である崩れた後の立て直しの差で負けてしまうことが多かった印象です。特に初戦のIllegal Function Callで3点差を埋めきれなかったのはノンバーゆえの敗北だと思いました。
 とはいえプレーの上手さだけでなく、己のスタイルを貫きパフォーマンスとしてのDDRの魅力を発信することに成功したRIN-GO!!選手。その神業を今後も楽しみに観ていきたいと思いました。

道産子ダークホース
YUK1-S(ゆき)

出場回数
レギュラーシーズン 4回(1st 1回 2nd 1回 3rd 2回)
決勝トーナメント 1回(3rd 1回)
獲得pt
レギュラーシーズン 3pt
決勝トーナメント 0pt

 RTA界から現れた公式大会初登場の選手です。ダークホースの二つ名通り、得意・苦手の情報がほとんどない中で強烈なスコアを数多く保持している不気味さがありました。本線ではオールラウンダーらしさと、メインフィールドのLv15〜16の実力を活かせるポジションを多く担当しました。
 しかし試合ではBPLの魔物に呑まれる場面が多く、初戦のアピナ戦でS・A・G・Aを1点差で落とす、ラウンドワン戦ではストラテジーを跳ね返す活躍を見せたもののタッグマッチでは辛酸を舐めるなど、判定を掴みきれずにポイントを逃してしまうことが何度もありました。
 とはいえ試合で負けた楽曲を復讐と言わんばかりに詰めに詰めまくるストイックさを持ち合わせており、今後大きく飛躍する可能性があることを日々アピールしています。今期の雪辱をバネに、次こそその強さを見せつけてほしいです。

チームへの総評

 レギュラーシーズンでは初戦こそ落としたものの、圧倒的な強さを見せつけることに成功しました。一方クォーターファイナルは低難易度で猛威を振るったものの、優勝に必要不可欠な高難易度を捌く力に課題を残す結果となりました。
 とはいえ高難易度のスキルを伸ばせば来期はどうなるかわかりません。またNAYU選手だけでなくRIN-GO!!選手やYUK1-S選手の安定感が増した場合、いよいよ手がつけられなくなると思います。来シーズンもまたレジャーランドのパフォーマンスが見られることを楽しみにしています。

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T2-K
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