【感想】BPLS2[DDR] 各チーム振り返り 【ROUND1編】
こんにちは。音楽ゲームのグローバル化を意識した演出と、プロ選手による極限の戦いが幾度となく繰り広げられたDDRも終わってしまいました。
今回は圧倒的なパワーで強敵を薙ぎ倒し優勝を飾ったROUND1について語りたいと思います。素人の戯言ながら楽しんでいただけたら幸いです。
赫き力で頂点を目指す
ROUND1
戦績
Regular Stage
GroupB 1位 勝ち点6[2勝0分1敗]35pt
決勝トーナメント
優勝
チームへのコメント
いままでの機種と同様、王道をゆく最強チームの結成となりました。
①圧倒的な安定感と火力で、10年以上DDR界の頂点に君臨し続けるO4MA.選手。
②KAC常連、ストイックすぎるプレーで上から下まで隙なくスコアを詰め上げるZERO.選手
③メインフィールドのDPで鍛えた捻りスキルで、予想外の武器を繰り出すUN-RE選手
全員がKACエリア大会以上を経験していることに加え、O4MA.選手とZERO.選手のスーパーオールラウンダータッグに不気味な選曲で想定外のダメージを喰らわせるUN-RE選手とどう考えても強すぎるチームに仕上がってしまいました。そんな期待以上の強さを発揮して強敵を次々と薙ぎ倒し優勝を掻っ攫ってしまったのはある意味必然だったのかもしれません。
大胆な戦略と確かな実力で頂点に君臨したラウンドワン。もちろん今後一ミリも優勝トロフィーを譲る気はないでしょう。未だどの機種でも成し遂げていない連覇に期待しています。
各選手への寸評
ここからはチームの各選手へコメントをしたいと思います。
ザ・DDR
O4MA.(おおしま)
出場回数
レギュラーシーズン 4回(2nd 1回 3rd 3回)
決勝トーナメント 8回(2nd 3回 3rd 1回 4th 2回 5th 2回)
獲得pt
レギュラーシーズン 18pt
決勝トーナメント 41pt
KACには毎回エリア大会以上出場、低難易度から高難易度まで一切隙のない、まさに日本を代表するDDRプレーヤーです。ドラフトにおいてもBPL ZEROでは当然のごとく3チーム競合、今回も2チーム競合と揺るがぬ人気と信頼があることがみえました。
BPLでもその期待通り異常な強さを発揮し続け、非情ともいえるスコアを連発。振り返ってみるとポイントが取れなかったのはTradz戦におけるTohoku EVOLVED(1回目)のみと、まさに天下無双の強さを誇りました。長年の経験に裏付けられた本番強さや、ZERO.選手との凶悪過ぎるタッグに絶望したチームも多かったのではないでしょうか。
何度も見せつけたDDR界のトップランナーの座を譲る気のない圧巻のプレーの数々は本当に素晴らしかったです。この先もまだまだ長く活躍し続けることを楽しみにしています。
杜の都からの刺客
ZERO.(ぜろ)
出場回数
レギュラーシーズン 5回(1st 2回 3rd 3回)
決勝トーナメント 7回(1st 2回 3rd 1回 4th 2回 5th 2回)
獲得pt
レギュラーシーズン 13pt
決勝トーナメント 19pt
KACエリア大会常連、低難易度から高難易度までジャンル問わず高水準のスコアを叩き出せる選手です。大会経験豊富で一発勝負に強く、さらに苦手譜面も少ない恐ろしいプレーヤーです。
BPLにおいてもその抜群の器用さと柔軟な対応力から、1st Matchで難易度をやりつつも3rd Matchで高難易度を選ぶという無茶苦茶なことをやってのけてしまいました。難易度や譜面傾向がガラッと変わっても一向に判定がブレずに精度を保ち続けられるというのが特に恐ろしいと思いました。
数々の先鋒職人に引けを取らない精度を保ちながら、高難易度でチームの得点を守り切るというとんでもない活躍を平然と続ける姿は凄すぎました。今後も様々な譜面を華麗に踏みこなすZERO.のプレーがもっと見てみたいと思いました。
DP界からの挑戦者
UN-RE(あんり)
出場回数
レギュラーシーズン 3回(1st 1回 2nd 2回)
決勝トーナメント 3回(1st 1回 3rd 2回)
獲得pt
レギュラーシーズン 4pt
決勝トーナメント 1pt
肩書通りDPを得意としている選手ですが、KACエリア大会出場をはじめSPの実力もかなり高いです。指名時点ではDPで鍛えた捻りスキルを駆使して、テクニカルな武器で相手を刺すような戦いを期待していました。
試合では全てシングルバトルに出場しており、3巡指名選手としては異例となる高難易度で勝負するポジションを多く担当しました。そんな中でもトリッキーな武器で相手を刺して自選のポイントを守ってチームの勝利に繋ぐという重要な役目を果たしてきました。
ただその役割ゆえに、決勝トーナメントでは相手チームのエースとのガチンコ対決で悔しい結果になってしまいましたが、ラウンドワン優勝のために辛い役目を引き受けたその精神はまさにプロだったと思います。だからこそ、来シーズンは勝って喜ぶ姿を心待ちにしています。
チームへの総評
前評判通りの安定感と強さを見せつけて数々の強敵を次々と撃破し、勝利街道を歩んできました。決勝トーナメントでも圧倒的な実力を見せ続け、IIDXに続き優勝という栄冠を手にしたその姿からは早くも王者としての風格が漂っています。
そして勝利に貪欲なこのチームはすでに来シーズンに向けて更なる強化を重ねていると思います。前人未到の連覇を果たす姿を楽しみにしています。改めまして、優勝おめでとうございます!
がんばります