62 派遣の現実と愚痴回　「気がついたらオタク女子に約50万ほど貸し付けていた」 その7

※2024年8月14日の週の事情

今週は動きなし。
いくつかのお誘いと、それをやんわり断ったり。
変わらず貸付け54万5千円。

「気がついたらオタク女子に約50万ほど貸し付けていた」 その7

初めての事務お仕事が、期間満了になりました。
自分の中では有意義でした。
唯一、心残りというか、モヤっとしたこと。

仕事をやった分に対しての見返りの問題です。
なんてゆーか、仕事の量が適性によって違ってくるんですよね。
僕は手際が良いチームにいたんですが、ホントにややこしい仕事をまわされたりしました。

とはいえ、それを粛々と、なんなら楽しみながらできる人たちが多く、僕も周りのポジティブさにつられ、楽しんでやってたので、いいっちゃいいんです。

ところが、当たり前なんですが、頑張ってやってた人と、サボったり、お話しにきてるみたいな人だったり、ナンパしにきてるような人だったりと、待遇とかが同じってのが、なんかモヤっとです。

それに、ここでいくら頑張ったとて、次の職場への紹介と言うのは決して優先的になるわけではないんだなと。

これも考えれば当たり前なんですけど、やっぱり派遣の社員たちですよね。その人たちといかにうまくコミュニケーション取るかにかかっているんですね。

そして、そういうのに慣れていなかった僕は、派遣会社の人とは、別段仲が悪いとか、話しかけにくいとか、そーゆーのはなく自然にコミュニケーションを取れていたと思うんですけれども、次紹介してほしいと言うようなことを個人的に話す事はなかったです。

というよりは、こういう派遣ってのがほんと初めてだったので、全く動きが鈍かったと言うのが正直なところです。

とはいえ、僕らがややこしい仕事してる間に、派遣の期限が迫ってきたときに、抜かりなく！何もしてない人がさらっと次の職場、しかもわりと条件の良いところをビシバシ先に決めてしまっていた様子だったのに「おいおい」って感じになりました。
やっぱり、ちょっとやるせない気持ちになりますよね。

ただ、その職場自体はは本当にいい職場でして、そういうのを感じ取ったのか何なのか、例の手際が良いグループの人たちだけに、特別にお礼として茶菓子折り詰めセット配ってくれました。
これは正直嬉しかったです。

こんな感じで、期間の最後のほうに、ちょこっとそういったモヤっとしたのがあったんですが、良い職場でした。

さて、がんばったところで仕方がないという話で思い出したんですけれども…。
これは、神戸時代に働いていた職場でも同じでした。
今思えば、本当にひどかった。

思えば、日々の業務に全力を注ぎ、会社のために身を粉にして働いていました。しかし、給与明細を見るたびに胸が締め付けられたもんです。
いくら、利益になる行動を起こしたとしても、報酬には何の考慮もされません。
僕も、現実ってこんなもんなのかな？って深く考えてなかったんですよね。ホント、そんな自分を責めまくりたいです。

同僚たちも、お金に関してはあきらめてまして。
なので、競馬、パチンコに半端ない情熱を傾けられたんでしょうね。
給料についての話題がでても、みんな疲れ切った表情を見せてました。皆同じ思いを抱えていることがわかったもんです。

深く考えなければ、生活は当面ギリギリできますが、現実は厳しいですね。
生活は楽にならず、将来への不安は募るばかり。
それでも、その不安で今の仕事から抜け出せない。
やめて何ができる？って思うし、もしくはそこまで思う事もないといいますか。

この状況から抜け出す勇気を持てず、日々の仕事に埋没していく自分を感じる。
もしくは、日々の仕事に埋没し、状況から抜け出す発想そのものを持てずにいる。​​

僕の場合は、黒船来航で、その勢いで神戸の会社は抜け出しましたが、結局同じ事を形を変えて繰り返すのかな？

って思ったのも恐らく引っかかったうちの1つだったかと。

さて。これからどうする？ってとこで。
その派遣会社のススメではないですが、色々提案された中に、これまた未経験の事務のお仕込みがあり、これに申し込み、行く事になりました。

また少し毛色が違った事務です。
コールセンターです。
これも全くの未経験です。

はっきり言って、この仕事を務まるイメージが全く湧きませんでした。
最後に仲良くなった、特撮マニアの女性。
斎藤さんっていうんですが、LINEで「大変そうすぎる…。私にはできない…。身体と精神大事に…」

と言うような言葉をいただいていて、始める前から少し憂鬱がってました。

ただ、事務の経験ですね。
これが思ったよりも大丈夫だったので、今度もきっと大丈夫なのではないかという期待もしていました。

結果、タイミングも良かったんでしょうね
このコールセンターと言うのは、コロナワクチンの接種の予約を聞くセンターみたいな感じのところでして。

そちらに新しく配備された社員の人たちも、いろいろ手探り状態だったのが功を奏しました。
例によって思ったよりは、大人数での募集だったし、僕と同じくやはりコールセンター初めてと言う方も多数いらっしゃいました。

こうなると、後は慣れない行動をどう対処していくか心構えの問題ですよね。

では、また。