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54 派遣事務の衝撃。「気がついたらオタク女子に約50万ほど貸し付けていた」その3

派遣事情 その2

そうそう。
配達系の個人という名の派遣に対して一つ付け加えるなら、たとえ単価が少し上がり、月2万円ほど手取りが増えたとしても、何かあった際の損失はあいも変わらず青天井って事です。

さて、苦い思いを味わった後。
未経験でもok。だけでなく、比較的大規模な人数を募集していた事務に狙いを定めました。
これなら、採用側のハードルも、比較的低く設定しているだろうからです。

この目論見が上手くいき、未経験事務の世界へ足を踏み入れることができました。
仕事内容も単純です。

PCでの何かの申請のチェックするお仕事です。
エクセルを使うといっても、決まったテンプレートに入力するだけ。
とてもシンプルです。

やっぱり募集人数が多いので、最初仕事内容を教えてくれる時も教えてくれる方が懇切丁寧に教えてくれます。
これはとにかくありがたい。
事務に関しては、全く何も知らない状況でしたから。

募集人数が多くて、1つに足並みをそろえる必要があるというのがこちら側の助けになったと思います。
もし少人数だったとしたら、もし仮に他の人たちが事務のベテランエキスパートだったりしたら…。

僕だけ取り残されて泣きたくなるような気まずい思いをしていたかもしれません。

これから何か未経験の仕事を選んで飛び込もうとしている方はこの方法がオススメです。レベルの低い話かもですが、大事だと思います。

ちなみに、僕の事務する前の事物能力。
パソコンはある程度使えてブラインドタッチができて、
パソコンある程度使えると言うのは、Excelワードの書き方、大体どんなことができるのかっていうよりは、なんとなく知っているってだけです。
実務経験はゼロです。
ただパソコンに全く触れる機会がないって事ではなくて、家で、YouTubeやニコニコとか見ると言った程度です。

その程度で臨みました。
やってみて、何より驚いたのが仕事のシンプルさです。
こんな感じでいいのか?って思いが続いてました。

この感覚も。自分がいかに小心者か、心配症かってのもあると思います。
とはいえ、この2つは、度を越さない限り多少は持っておいた方がいいと思ってますが。

まぁもちろん事務の仕事といっても、超シンプルな類のものだろうってのはわかりますけれど。

この類の仕事をするとついて回るのが、何かわからない作業で、わからないことがあったときに、質問して答えてくれるSVって言う存在の人がいます。

この方々は、さすがに色々大変そうでした。
とはいえ、全く僕にはできないなっていう、僕にとってどこか異次元の仕事って感覚は全くなくて。
大変なのはわかるが、頑張れば自分にもできるかな?というものではありました。

ともあれ、この仕事で衝撃を受けたこと2つ。
やはり前職の配達系と比べてって言った形にはなるんですけれども。

1・体力使わなさすぎる。
お仕事全くお腹が空かなくてびっくりしました。
デスクワークだからとっては当たり前なんですけれども
最初のお昼ご飯の時間なんで何すればいいかわからなかったです。全くお腹が空かないんですから。

お昼全く食べなくて、朝もほぼ食べないので、実質夜だけご飯食べると言う生活になりました。
それでも3ヶ月迎えたころに体重は10キロ増えてました。

2・給料の良さ。
これが一番ビックリしたことです。

配達系で、滝のように汗を流しながら、車を停めるとこに苦悩し、時間と道路事情と戦い、置き配してだの置き配やめてだの、お客と会社との軋轢に耐えながら、雨の日の絶望感に向き合いしていた仕事のお金を軽く超えてきました。

部屋の中で、思ってたより簡単なPCの操作。
周りの上司たちも理解があり、優しいです。

エアコンが効いてて、(車のエアコンとは違い、ガソリンも食わないのでこちらの負担なし!)天気のストレスもなし。
事故の心配も、駐禁の心配もなし!!

ああ、天国ってあったんや…。

そう思ったもんでした。

あえて難を挙げるとすれば、派遣会社によるようですが、保険は自分でってところでしょうか。
あとは、働く期限があるとゆーこと。

それでも、収入は上がりました。
身体も楽になりましたしね。

ただ、僕はお金周りに関してほんとーに無頓着でして。
投資はもちろん、貯金なんて発想があまりにもなくて。

今まで薄給のお仕事にばかり恵まれていたせいかもしれません。
金が余れば使わなきゃ!ってなり、不毛な事に使いまくってました。

それでもゆとりが出来たのは大きかったです。

そんな派遣事情。
色んな人がいらっしゃいました。

では、また。

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