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76 反面教師編 「気がついたらオタク女子に約50万ほど貸し付けていた」 その14

2024年10月2日の週の事情

動きなし。

今週も大丈夫でした。
ってか、音沙汰が無くなってきてます…。
用事があって、LINEしても返事が遅くなってきてます。
連絡取れないモード。要は逃げモードを使ってきたか?ってすこし冷や汗をかいてます。

変わらず貸付け54万5千円。

「気がついたらオタク女子に約50万ほど貸し付けていた」 その14

なるほど。
これが、地下アイドルの世界か…。
いや、違うのか??
彼女、声優さんだしな…。

そんな事を思いながら、池袋にある小さなライブハウスに佇んでいました。
同僚。声を聞いていて、すごくアニメ風な、それでいて心地良い人で、この人、声優でもやればいいのに。と思ってた人です。

人づてに、この方が本当に声優やってるのを知った時は衝撃でした。
お話を聞くうちに、ライブをたまにやっていることを聞き、色々あって「本気でライブ行ってみよう」と思って、踏み込んでみました。

池袋。
最初は戸惑いが大きかったですね。
何だろ?この空間は・・・。
ところがいざ、始まって、同僚の出番になると…。
想像以上に良くて。
何が良いか?って言語化するのは難しいんですが。
普通に彼女を応援していこうと思いました。

そんな話を斎藤さんにLINEで報告。
この斎藤さんとも、なぜか関係が続いてまして。
よく頻繁にLINEを送ってくれたりするので、正直、モテてるのか?
って思ったもんですが、そんなんじゃないようですね。
なんか、ふつーに連れという認識で扱われてます。
まあ、僕の方がはるかに年上なので、敬語は使ってくれてますが。

その斎藤さん。LINEの返信が早いのが凄い。
すぐに返事が帰ってきて、斎藤さんの友人の小川さんが、まさにそんな活動をしているとの事。

しかも、明日まさにそんなライブをやるとのこと。

行ってみませんかと誘われました。

正直、興味はなかったんですが、斎藤さん(美人さん)に会えるのは悪い事ではないので、快諾をしました。
うん。LINEは良くやりとりしてましたが、会う機会って滅多になかったんで、はい。

ライブ会場もなかなか似たような雰囲気で、一体いくつあるんだこんな会場?って思ったもんです。
で、小川さんのライブを見ました。
おう。なんか、想像以上にアイドルアイドルしていて、ああ、やっぱり声優さんとは少し毛色が違うんだな・・・。って思ったのと、

声優さん、やっぱりすごいな・・・。
と、改めて同僚の声優さんを推す決意がついたりしました。
歌唱力と、やっぱり個人的に声がいいんですよね。同僚さんは。

さて。小川さん。同僚と違ったのは、斎藤さんの誘いもあって、ライブが終わった後に一緒にご飯を食べにいくため、物販とやらまで粘った事でした。

同僚の場合、彼女の出番が終わった後、なんかこれ以上いたたまれなくなり、速攻でライブ会場を後にしたんです。

やっぱり一人で見に行ったので、雰囲気に慣れなかったんですよね。

どうやら、ライブの種類にもよるようですが、終了後に物販というものがあるようでして。そこで、チェキやら、CDやらを買ったり、対面でお話ししたりするようです。
後で同僚にも聞いたんですが、この物販が出演者の皆さんの貴重な収入源なようです。
特にチェキですね。

このお金、ほぼ丸々出演者のポケットマネーになるようです。

あらら。これは同僚さんに悪いことしたな…って思いました。
後で同僚さんにも、「物販の時いなかったのであれ?ってなった」って言われましたし。
ただ、物販やチェキ。あれはハードル高いですね。
チェキ、一緒に撮るのにはさすがに抵抗がありますし・・・。

ちなみに、一応、後に妻になる彼女には、こういう、斎藤さんに会う事や、ライブに行くことは許可、貰ってたりするんです。
ってか、この時期は…。色んな事情があった時かな…。

ただ、チェキを一緒に撮るのは、なんか違いますね。
そもそも、許可を貰おうって発想にはならないですね。
アカンやろって感じで。
購入したチェキの置き場にも困りますし・・・。

お話にしても、何話せばいいのか、正直わからないですし・・・。
同僚さんなら、まだ大丈夫です。いつも会社で話してるので。
それらが平気って時点で、こういうアイドルたちのファンさんたちも、十分凄いというかなんというか。
こういうのを楽しめる、何らかの才能があるんだなってしみじみ思いました。

斎藤さん、小川さんとの3人で食事をしてた時に、その辺りの話を聞き、色々質問してました。
小川さん。
同僚さんとは違った形で、黒髪でややロングでしょうか。
きっと清楚系なイメージなんだろなって思いながら。
「これからも応援してください」
って真向から見つめられて言われます。
・・・・。

正直、こういうの、応援するなら同僚さんだなと思ってましたし、そこまで時間やお金もあるわけじゃないので。
だからといって、
「やだ」
といえるほど、人間というか、自分が出来ているわけじゃないので・・・。

「おっけい。時間が合えば行きますよ」
という、返事。

で。LINE交換もする流れになってしまいました。
その辺の流れ、記憶はあやふやですね。
音ゲーでのやり取りのためだったかもわかりませんし、
ライブ情報を伝えるためだったかもわかりません。

今回の教訓

まあ、最後、断るのは難しいですよね。
あの感じで「やだ。」って言える人は100人に1人じゃないでしょうか。

問題はその後。
LINE交換は何としても避けるべきでしたね。
今でもたまに、このLINE交換したシーンが思い浮かぶんですが。
時を戻せたら・・・。って思います。
ただ、音ゲー関係で交換したのかな?
それだったらしゃーなしかな。
斎藤さんもいたし。

ライブ応援関係だったなら、当時はTwitter。
これをチェックするので!って感じで躱すべきでした。
ただ、
小川さんも、別にファンの方が少ないってわけでもなさそうなので、しっかりゆっくりフェードアウトできたのに・・・。

しかも地下とはいえ、アイドルをしてる方。やっぱりねだる?誘う?お金を出させる?
そういった力はものすごく強い。

そーゆーの、断る力が最弱と自覚してる僕が、まともに土俵に立ってはダメでした。

自分の、断る力最弱。
そもそもこの人付き合いが本当に必要だったか。

何より斎藤さんに会える事で、浮き足だっていなかったか!ここですね!ここ!

このあたり、本気で注意深くするべきでした。

では、また。

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