64 出会い 「気がついたらオタク女子に約50万ほど貸し付けていた」 その8
2024年8月21日の週の事情
今週の動き。
会って少しお話。ま、お茶代のみなので、今回は大丈夫。多分、今回のメインテーマは映画を見たいとの事。
きっと、映画代が無いんでしょうね…。
今日はそこまで時間がないとの事で保留。
変わらず貸付け54万5千円。
「気がついたらオタク女子に約50万ほど貸し付けていた」 その8
コールセンター。
なんか、色々噂は聞いてました。
客の苦情を一身に受け止めて謝り倒すお仕事。
心が病んでいくお仕事。
電話をかけまくり、何らかのノルマを達成しないといけなくて、達成しないと水をかけられるお仕事。
おそらく斎藤さんもそんなイメージがあったんでしょう。
そのために、心底心配してくださったのかと思います。
さて、最初の2日間は「座学」「研修」ってやつです。
どんな事をするのか、どういう風な知識が必要なのか、
どの機器を使うのか。
そういった感じの事を延々と説明され、眠気と闘わせてくれます。
これは、前の事務でも同じようなもので。
なるほど、事務系統のこういう派遣の流れってこんな感じなのか!
って思ったものです。
後に、また違った事務に行く事になるんですが、そこでもやはりこんな感じでした。
さて。
未だ、コールセンターの恐ろしさを噂でしか知らない状況。どんな人たちがいるのだろうか?
やはり、想像以上に、前の職場以上にいろんな人たちが集まってました。
最初に隣にいた方。
とんでもないイケメンでした。
…。チャラいタイプのイケメンですね。
話しててもチャラいですが、ビックリするくらい人の良さが伝わってきます。
なんだろ。全身サービス精神というのだろうか。
こちらも口が軽くなり、初対面にフツーに「イケメンっすねー」って言っちゃうくらいです。
なんでも、少し俳優の仕事をしてたことがあるとの事。
ああ、そりゃするか。それくらい…。
って納得したのを今でも覚えています。
あとは、僕の大好きな小劇場、劇団員をやってらした女性とか、引くほどの美人で、雑誌の表紙もやってた方がいたりとか、仕事終わりに、コンビニの前で座り飲みをするのが生きがいの、少しアレな人とか、バンドやってる方とか。
そう。前回の事務の人たちも色んな人がいましたが、今回のコールセンターの人たちもなかなかですね。
なんか、やや変わった人たちが多い(偏見)下町の公立中学校みたいな感じですかね。
序盤、人数は15人程度でした。
この後、かなり経ってから、もっと色んな人と会っていく事になります。
そして、色々会っていく中では、やっぱり音楽活動をやっている人が多いです。
その中で実際に小さなライブハウスで歌ってる人もいました。地下アイドル?とは違う、声優や、アーティスト寄り?の方。
その人が近々ライブをやるというので、見に行ってみました。
初めてああいうの見たんですが、小劇場とは違う感じの、ほんと、ライブ!!って感じがして、感動しました。
まんまと、その人の推しになって、今まで続いています。
その流れを斎藤さんにLINEで話してて、面白い世界があるもんですねー。って語ってました。
すると、斉藤さんのオタク仲間に似たような活動をしてるという人がいるとの事。
よければその人のライブ、一緒にも見に行こうかとの事。
で、それが少し時間が経った後のことなんですが、実現します。
推しよりはかなり、いや、ほぼ地下アイドル!って感じの方でした。
これはこれで面白く、得るものがありました。
推しと同じライブしてるのに、客層がえらく違うものだなと。
ライブが終わった後、3人でお茶をしに行きました。
そこで色々お話を聞いてまして、なるほど、斎藤さんも大概だが、このアイドル寄りの方、小川さんも相当オタクでした。
例の音ゲー。この方も相当な達人もので、この時には僕は少しこのゲームに少し飽きてきてたんですが、それは言えず、同じような理由で小川さんとLINEを交換しました。
ええ、この方です。今でも続く貸しを作ったオタク女子。
これが出会いでした。
実際、本格的にたまに会うようになったのはさらに後、このコールセンターのお仕事が自分の中で面白くなっていった頃になります。
斎藤さんは、この後少しして、彼氏ができたりとかで、なかなか連絡が取れなくなり、小川さんだけとLINEで話したり、人生相談をしたりするようになっていきます。
もっと色んな人と出会っていった理由ですが、
このお仕事、時期によって人が増えたり減ったりするのが激しいんです。増えた時期にはホントに100名くらい一気に増えたりするんです。
で、途中から僕もコールセンターのリーダー業務を兼ねる事になります。プチSVみたいなもんですね。
電話とる人の質問やら、チェックやらする役割です。
SVと、電話とる人の中間管理職のようなもんですね。
自然、いろんな人とメチャクチャ話す機会が嫌でも増える事になっていきます。
そう、嫌でも色んな人とコミュニケーション取らざるを得なかったんですね。
多分、心のバランスは不安定だったかもしれません。
何にせよ、オタク女子との出会いはこんな感じでした。
うん。コールセンターのお仕事は関係なかったりしますね!
次回はコールセンターのお仕事について、触れようと思います。
では、また。