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80 反面教師編 3 「気がついたらオタク女子に約50万ほど貸し付けていた」 その16

2024年10月16日までの事情


今週も動きなし。
今週も大丈夫でした。

やはり、音沙汰がないと平和です。
今週末に会う用事、私用もあるので、キャンセルしようかな‥。

変わらず貸付け54万5千円。

「気がついたらオタク女子に約50万ほど貸し付けていた」 その16

前回、小川さんとご飯なり買い物なりをしたんですが、そこから多分、パパ扱いされたのかもしれません。
ってか、そうなったんでしょう。

喜んでくれてよかったとか、暢気な感想を抱いてる場合ではなかったですね!

僕にも隙がありました。
ひょんなことから、元から少ない人付き合いがなくなり、彼女も音沙汰が無くなってしまったんですから。
その寂しさもあったんでしょう。

大体どれぐらいでしょうか?
月1回位のそういったゆるい交流が続いていきました。
時折、彼女の趣味にある程度付き合って、あーなるほどなぁとか思いながら、ご飯食べたり、軽く買い物したり、たまに彼女の推し活のグッズなど、安いものだったらある程度買ってあげたりしていました。

…。今、書いていて冷静に思いますが、やはりパパ扱いですね…。

その間僕のほうに変化が訪れます。
一切音沙汰がなかった超遠距離中の彼女、ある日平然と、ほんと何事もなかったかのように連絡してきました。
そして、何事もなかったかのように、東京へ帰ってくると宣い、普通に一緒に暮らすというのです。

え?んなアホな?と思いましたが、日本に戻るのは良いことだとのことで、かなり戸惑いながらも受け入れました。ここ。

ある意味分岐点ではあったかもですね。
いや、俺ら別れたろ?って話になってればどうなっていたでしょうか…。

そう、で、彼女の立場上早く結婚しないと、またすぐに帰らされると言うことで、これを機にということで、すぐに結構の方向に話を進めて結婚したんです。
小川さんや斉藤さんにはそのことを報告しました。

2人とも、僕とその彼女が、全く連絡が取れないこととかを知っていたので、終わってなかったのか?とか、いろいろ戸惑われながらも祝福をされました。

ここから小川さんとも疎遠なってきます。
こちらも、色々と忙しく、それどころではなかったですからね。とはいえ、音沙汰がなくなったのは最初の3ヶ月位でしょうか?

それ以降、たまにLINEが来るようにはなってました。
新しい仕事がどうだとか、相変わらずライブをするだとか、そんなようなお話です。

いちお、こちらは結婚したので、こちらからはLINEは送らず、返事のみ。そして、なるべくお誘いを匂わすような紛らわしいメッセージは送らないようにしていました。
それでも不思議とないやりとりはLINEのやりとりは続いていました。

ところで。小川さん、、斉藤さんと全く違うところが1つあり、LINEの返信がとにかく遅いですね。

ゆうか女性全般、LINEの返事、遅くないだろうか?

僕の妻も、基本LINEにしても返事は返ってこなくて、なんやったらスマホを手持ちというか、携帯していないです。

返事に時間を要する質問だったらわかります。
それこそご飯でも食べに行きます?みたいな質問だったら、迷うこともあるでしょうけれど。

なんちゃない内容でもね…。
ってか、あなたが送ってきたんでしょ的なね…。

こういったLINEの返事の速さで、ある程度人を分類できるのかな?とか思ったり思わなかったり。

まあ、とにかく、たまの食事も復活しました。
いちお、こちら、結婚してるので、仕事帰り、会社近く、時間設定はしてました。

そこで話を聞いていくうちに、後で気づくと、色々伏線を張られてましたね。
仕事が合わないところばかり。
休みの融通がきくところが良い。
けど、そんなとこはなかなかない。
仕事が決まらない。
金がない…。

ある日、そんな話を特に深刻にしてました。
どうやら、これは本当だったようですが、コロナにかかっていたようです。

仕事先の近くでご飯を食べていたんですけども、帰りの電車のお金もままならないようでした。

そこで僕はちょっと苦い思い出がよみがえります。

そう。同じようにコロナにかかって家賃がどうしようもなく、ピンチになったある男の人が頭をよぎりました。
その時にその人に何もできなかったなぁ…。

っていうのが負い目になってたので、その小川さんに、しょうがないなあって、ある程度電車代をチャージしてやる!って事になりました。

で、その問題はいくらチャージしてあげるかって言うところなんですけれども、千円は少なすぎるしな…。三千円くらいかな…。うん。それくらいチャージしてやろうかと思いました。

その後財布を見ると、5000円札しかなかったので5000円を投入しました。

すると小川さんは言いました。
「えっ?そんなに?ありがと」

いや…。違う!!と思ったんですけれども…。

小川さんの目が甦ってたので、もう何も言えないですね。仕方ないかと思い、その日はお別れしました。

しばらく経ったまぁ1週間ほど経ったある日、小川さんからLINEが来ました。

今回の反省点

いうまでもなく、勝手に負い目を感じて、勝手な事をしないって事ですかね。
LINEもね。やっぱり来ても返事しないほうがよかったかもですね。
そのあたり、自分でも良くないと思うんですが…。
返事、しちゃいますね。

困ったもんです。

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