中目黒あたりの好きなお店たち
少しずつ飲み会の機会が増えてきました。久しぶりに、好きなお店の好きなところをつらつらと書き殴るやつを。
築地 すし好 @中目黒
都内で14店舗ほど展開しているチェーンの回らないお寿司屋さん。中目の駅から徒歩5分と好立地で、『明朗会計!』の看板は見覚えのある人も多いのでは。私は富山生まれで「東京の寿司は富山だったら2分の1の値段で食べられる」が口癖なので誰も寿司に連れてってくれないのが悩みで、急にお寿司が食べたくなったのでGWの夜20時くらいに一人でふらっと入ってみました。
・まずは生ビール
・刺盛り1人前。これはビールでつまむ。
・おまかせで10貫ほど握ってもらう。ウニ食べたかったのでウニ入れてもらう。
・寿司には日本酒でしょということで獺祭1.5合くらい
■合計8,000円ほど
私が座ったカウンター席の両隣が、気合の入ったおじ様ひとり客で、みんな好きに食べている感じが居心地が良くてよかったなぁ。最近寿司とは究極の一人飯なのではないかと思いを巡らせています。
小野田商店 @中目黒
言わずもがな、焼き肉の名店小野田商店街。ここは東京の焼肉屋さんで一番好き。仲のいい友達は全員小野田商店に連れて行きたい。カウンターメインのホルモン屋で、焼酎の種類が多い。この価格帯の焼肉屋さんってお酒の種類やクオリティが微妙なことが稀にあるんですが、小野田商店はお酒も本当に豊富で美味しい。お腹いっぱい食べて飲んでも一人6,000円ほど。(食べログの客単価は"¥4,000~¥4,999"だけど、私はめっちゃ食べるのでいつも6,000円ほど)
ホルモンの脂を焼酎のソーダ割りで流し込む瞬間が、ああ焼肉っていいなぁとしみじみ幸せになれます。あとカレーも美味しいので売り切れる前に是非。
六甲園 @三宿
焼肉食べたいってなったら「小野田商店」か「六甲園」この2店舗しかほぼ行かないくらい、無敵の布陣です。神戸の老舗が東京出店してきた新店。東京カレンダーとかにも載ってるけど、東カレの世界観とはちょっと違うと思うんだよなあ。もうちょっと地元感あるお店の作りです(多分何かの居抜きかな?)。ホルモンでお酒を飲みたい時は小野田商店、タレのカルビを白米で食べたいときは六甲園っていう使い分けがおすすめ。あんまり脂身の多いお肉を好んで食べないんだけど、六甲園は脂身のお肉が美味しいからここでは必ず白米頼んじゃう。レバーもめっちゃ美味しいから食べてほしい。大体8,000~10,000円あれば飲んで食べてお腹いっぱい!
La gueule de bois @中目黒
「グルドボワ」と読みます。フランス語で「二日酔い」。ここは大好きすぎて、今までネット上のどこにも店名を書いたことないはず…。まだ数回しか行ったことないんだけど、本当に本当に好きで、もっと行きたい…。
初めて行ったのはちょうど去年の春先で、どうしてもホワイトアスパラガスが食べたくて「ホワイトアスパラは置いていますか」と電話をしたら「まだ正式なメニューには無いんですが、それ(試作)でもよければ…」と受け入れてくれたのが初めてのグルドボワとの出会いで、それからずーっとこっそりファンをしています。
立地は中目黒から徒歩7分くらいで、大通りとは離れた住宅街の手前にある。まず店構えがよくって、駅から人気の少ない静かな道を歩いていくと、ポッとオレンジ色の光が道路に差しているの。道路から店内を覗いてみると、清潔な店内と、カウンターに座るお客さんの笑顔と、端正な所作の店員さん。店構えからしてまずめちゃくちゃ美味しそうなんですよ。
グラスワインも豊富で、一人で行くと料理はほぼ全部半分のポーションで提供してくれます。料理を3皿とワイン3~4杯で10,000円いかないくらい。グルドボワみたいなお店があるからこそ、私はずっとこの辺に住んでいたいなぁと思います。
コロナ初期、一度目の緊急事態宣言が発動されて多くの飲食店がお店を閉めていた頃、『誰かに飲まれるはずだった赤ワインたち』の気持ちに思いを巡らせることがよくありました。明日からもお客さんを受け入れるはずだった、店内のワインセラーに並ぶ赤ワインたち。
最近やっとそのワイン達と会えるようになってきて嬉しい限りです。