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あなたにとっての「カエル」は何か。

衝撃的なタイトルで始まるこの本。

今の自分に必要なことが、ぎゅっと詰まった本だった。

一枚ページをめくったところに書かれていた文章。

「なぜ人はどうでもいいことから先にやってしまうのだろう?」

これの答えは、  “楽だから”  だろう。
どうでもいいことは、やるのに時間もそんなにかからない。
重要なことほど、時間もかかるし成果も見えにくい。
今の自分も、『目に見える成果』を求めている。
でも、この本は、その事実と真正面から向き合わせてくれた。

序章

その時々で最も重要なことを見極め、首尾よくかつ手早くこなすことが、どんな技能を磨くよりも、あなたの成功につながるのだ。

現代社会は、本当に多くの選択肢に溢れている。
当然、全てをやり切ることはできない。

あなたにとっての「カエル」はなにか。
複数ある場合は、より難しく大変な方からやるといい。
「カエル」が何かわかったら、すぐにそれに取り掛かろう。
それも、朝一番に。

第1章

自分は何を成し遂げたいのか。
この「ビジョン」がどれほど明確になっているだろうか。

やること

①自分の望みをはっきりさせる
②それを書き出す
③目標に期限を設ける
④目標を達成するためにしなければならないことをリストにする
⑤リストをもとに計画を立てる
⑥計画を速やかに行動に移す
⑦毎日、目標に近づく何かをする

個人的には、②と⑦が大切だと思った。
いつも、やることをリストアップせずに考えようとしてパンクする。
今回、それの解決方がわかったので、あとは実践するのみ。

第2章

象一頭を食べるには、一口ずつ食べるしかない。

当たり前だが、見失ってしまいがちなことだと思った。

大きな物事を成し遂げるためには、コツコツと小さな石を積み重ねていくしかない。

大きな仕事でも、まずは細分化してみよう。
そのあと、どう片付けていくか計画しよう。
良い計画を立てることで、その後の行動の質や前進の度合いが大きく変化する。

Proper  Prior  Planning  Prevents  Poor Performance.
「前もって適切な計画を立てれば、まずい結果にならなくて済む。」

第3章

80対20の法則
:あらゆる経済活動がこの法則に当てはまる。
 例)全体の20%の行動によって結果の80%が決まる など

日々、「これは20%の仕事だろうか」と自問しよう。

時間の使い方は命の使い方である。
自分の命は自分のものでしかない。
大切な命を、あなたは何に使いたいか。
自問自答することで、見えてくるものがあるだろう。

第4章

長い目を持ち、目先の利益にとらわれない。

今の自分が一番できていないこと。

安易な満足を得ようとしない。

でも、長い目で見た上で、細分化したタスクに満足感を得るのはいいのかなと思う。

重要な仕事を予定通りにやり遂げるための3つの質問

①私にとって最も重要な仕事は何か。
②私にしかできないことで、本当に重要なのは何か。
③今私の時間を何に使うのが最も有意義だろうか。(=今最も大きなカエルは何か。)

第5章

成果があるかどうかは、「何を」後回しにするかでほぼ決まる。

重要でないことは、後回し。
あまりプラスにならないことは、後回し。

優先すべきもの=力を注ぎ、速やかにやるべきもの
後回しにしていいもの=するにしてもあまり力を注がず、後でやればいいもの

第6章

ABCD法で、優先順位をつけよう。

A:非常に重要、これをしないと重大な支障をきたすもの
B:あなたが「すべき」もの
C:「した方がいい」が、しなくても影響のないもの
D:他の人に「任せていい」もの
E:「しなくていい」し、しても何もならないもの

これらのランク分けに時間をしっかり割こう。

第7章

大きな成果を上げるには、まず自分の仕事の重要な部分を見極めること。
そして、それを周りにも見てもらうこと。

自分だけで物事を考えていると、当然「主観」が強くなる。
周りに見てもらうことで、客観的なフィードバックをもらうことができる。
自分で抱え込まず、誰かに相談することも大事。

苦手なことは、はっきりと認め、どうしたら克服できるかを考えよう。
素直になろう。
苦手なものを、無理に偽る必要も、正当化する必要もない。

第8章

仕事の中で、最も重要なもの3つを見極める。
それがはっきりしたら、1日中それに専念しよう。

「1日中、1つの仕事をすることができるなら
どの仕事が自分のキャリアに最も有益だろうか?」

考えて、見極めて、行動しよう。

第9章

まずは身の回りの整理から。
気が散るものや、作業に必要のないものは机の上からどかそう。
環境を整え、集中できるようにしよう。

準備が完了したら、完了するまでやり続けること。
とにかくやること。

完璧主義を捨て、8割方の完成度で仕上げ、あとで手直しをする習慣をつける。
いい意味であきらめよう。
最初から完璧な仕上がりなんてない。
とにかく具体的な形にすれば、改善点も自ずと見えてくる。

第10章

「思い切って跳べ、そうすれば綱があることがわかる!」

「千里の道も一歩から」
コツコツと積み上げよう。
正しい方向は、進んでみなければわからない。
間違っていたら修正すればいい。
間違ったことに気づけるようなチーム作りも大切だ。

第11章

「向上していかなければ、下降するだけだ」

これは、すごく大切だと思う。
しかし、「成長中毒」になるのも怖いと思う。

「成長中毒」になると、「何もしない自分」が嫌いになる。
前までの自分がそうだった。

でも、「何もしない自分」も自分であることに変わりはない。

確かに、成長することは必要。
でも、どんな自分も愛することができたらいいなと思う。

適度に成長するために、自分に必要なスキルは「毎日少しずつ」継続して学んでいきたいと思う。

第12章

自分独自の才能と能力を絶えずチェックしよう。

自分らしさ、に繋がってくるものなのかもしれないと思った。
自分の当たり前が相手の当たり前じゃないように、「自分の得意」はきっとどこかにあると思う。
「自分には才能なんてない」と思っていたとしても、見つけるように努力しなければ、見つかるものも見つからない。

好きを得意に。得意を才能に。

第13章

自分の足枷は何か。
足枷を見つけることも自分の仕事である。

足枷は、外部にある場合もあるし内部にある場合もある。
「自分で自分の足を引っ張っていないか」常に自問しよう。

原因が分かれば、その足枷を緩める方法もはっきりする。

第14章

人の指図なしにやれる人は僅か2%しかいない。
2%を少ないと見るか、多いと見るか。

誰かに助けてもらうのを待つのではなく、自分で動いて自分でプレッシャーをかけて追い込むのも、確かに大切かもしれないけど、「頼る」という行動をできたら、それは受け身ではなく、能動的な行動だと思う。

追い込み方次第なのかなとも。

うまい追い込み方ができれば、より効率的に仕事を進めることができるとは思った。

第15章

生産性を高めるもとは、自分自身のエネルギーである。

十分な休息が、エネルギーを生み出し、それが仕事に直結する。

自分がフルパフォーマンスを発揮できる時間がどのくらいなのか見極めよう。

健康的な食生活・定期的な運動・十分な休息を意識して生活する。(特に食生活が今は不十分かも。)

第16章

自分で自分のチアリーダーになる

「私は自分が好きだ!自分が気に入っている!」と繰り返し言い聞かせる。

これ、自分がめちゃくちゃ苦手なことだなぁと。

信じようと思っても、信じきれない。
でも、信じようとするだけでも違うのかなって思う。

楽天主義者の特徴

①どんな状況でも“いい面を見つけようとする”
②常に“どんな挫折や難事にも教訓を見出そうとする”
③“どんな問題にも解決策を見つけようとする”
④“たえず自分の目標について考え、語る”

④はできてるはず。
あとは、努力次第。
やるしかない。
でも、根性論は違うと思うから、しっかり思考する。

第17章

テクノロジーは最良の友人にも最悪の敵にもなりうる。

私はほぼ完全にネット中毒だと思う。
SNSから離れることが怖いと感じてしまう。
スマホから離れる生活が考えられない。

でも、これからは時々スマホやSNSから離れてみたいと思う。

旅行や人に会うタイミングがやりやすいタイミングかも、と思った。

あと、誰にも、何にも邪魔されずに静かに過ごせる時間って、意外と無いなって思った。
自分の寂しがりやも相まって、どうしても誰かといたいと思ってしまう。
1人の時間を味わうことの良さを感じてみたい。

何もせず休む時間を作る。

第18章

スイスチーズ法
:仕事に穴をあけることによって自分を仕事に向かわせるというもの

つまり、一定の時間だけ仕事をするということ。
っていうのは、よくわからなかった。

サラミ・スライス法
:大きな仕事をこま切れににするやり方

パズルのピースを一つずつ完成させていくイメージに近い気がした。

この章は第10章の内容と重なる部分が多い気がした。
細分化、積み上げ、継続、がキーワードかなと思った。

第19章

時間を生み出すには、前もって1日の計画を立て、一定の時間を確保すること。

これは、第2章の内容と重なる部分が多い気がした。

期限を設けることで、生産性が上がり、まとまった時間がどこで取れるかも把握できるようになる。

「やる」と決めた時には、気を散らすものは全て排除しておく。

高い成果と生産性を上げるには、一瞬一瞬を大切にすることが何よりも大切。
時間は有限だからこそ、何にどう使うのかを考えなければいけない。

第20章

行動志向。

言うだけで、行動が伴わなければ、成果は上がらない。

まずは動こう。
動けば動くほど、もっと多くのことを素早くやろうという気になるはずだ。

明日やろうは馬鹿野郎。
思い立ったが吉日。

即判断。即行動。

第21章

その仕事に専念すれば、それにかかる時間は半分かそれ以下になる。
中断すれば、それだけ意識が散漫になり、いらないエネルギーを消費することになる。

仕事をこま切れにすることで、それぞれの仕事への集中度も増すはずであるから、これまでの流れからも納得できると思った。

個人的まとめ

【ポイント】
・仕事の細分化
・計画の大切さ
・ピンポイントで集中する
・まずは行動、とにかく行動
・継続することで行動への抵抗が減る
・テクノロジーとの付き合い方

自分1人ではパンクしてしまいがちだから、自分のできる方法でうまく人を頼りながら、自分にしかできないことを見つけていきたい。

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