奧信濃100ボランティア
筆が止まってしまったので少し前の話。
6月10-11日に木島平で開催された、奧信濃100のボランティアに行って来ました。何度かお世話になっているALP SKI TEAMの皆さんが主催する、木島平村挙げての一大イベントです。100年続く大会にしたい、という壮大な夢も掲げられています。
ALPと所属するちゃんぷ。練の深い繋がりから、昨年の初回よりクラブを挙げてサポート、支援をしてきました。今年もカヤの平エリア全体をエイド運営と共に任せていただき、チームで約30名近いメンバーでのボランティアです。
担当するカヤの平エリア、国内でも最高のブナ自然林を駆けることができる垂涎のトレイルなのですが、ここに来るのはそもそもとても大変。車でも約10k超を人里から登らないと着けないし、最大の難点は最近では珍しい、携帯が入らないエリアという点。そんなこともあって、昨年夏の一回目の開催は大トラブルに見舞われました。
このレース、昨年末にNHKのグレートレースで放映されたんですが、放送にはなかったんですけど実は蜂騒動がこのカヤの平エリアであり、レースが中断したり、トップ以外はコースがカットになったりしたんです。何人も蜂に刺され、どうするかの対応に電話も無線もろくに通じない中、沢山の選手と待たされる‥本筋から離れるので詳しくは書きませんが、とても大変だったそうです。因みにここだけの話、短パン🩳で蜂を退治しに来た某有名トレイルランナーがいたそうですけど😁
さて、そんなトラブルを踏まえての今年の大会は、夏秋は蜂が出るので6月開催に変更。
5月までカヤの平エリアへの道が雪で閉鎖されてることもあり、このタイミングしかないとのこと。
もちろん時期がズレてもカヤの平を支えるのはちゃんぷ練しかない、ということで、松森さん、藤田さんという名リーダー(ちゃんぷさんはマスコットだそうですw)の下、今年も30名が集まりました。
で、レース当日。当然6月なので雨☔️。土砂降りの中でのエイドワーク、給水用の水とトイレの水をタンクで搬送するのは身体にこたえました。
でも、トップ選手の走りを見たり、出走してる仲間を応援したりと、レースに出ていなくてもその熱狂と興奮は体感することができたし、やって良かった、楽しかったと思っています。
と、いうことで、くだくだ書いてきましたが、何がいいたいかというと、
皆、ボランティアやりましょう!
って話です。
やっぱりレースを運営する側の大変さ、事故やトラブルがあった時の緊張感はやってみないとわからないです。そして、そういう中でエイドや誘導を長時間支えてくれているスタッフやボランティアの皆さんがいて、レースを楽しめてるんだな、と改めて実感できるようになります。
エイドや誘導の場所って、走ってる選手としては一瞬で通過しちゃいますが、ボランティアでそこにいる場合は十数時間いたり、夜を徹してだったりほんとにずーっといるんですよね。最後の選手が通過するまで。
今回関門ギリギリの時間に、カヤの平の分岐誘導で「まだ行けるよ‼️ガンバ‼️」って声をかけ続けてたんですが、もう無理かな思われる時間に選手から「ここまで楽しめました。ありがとうございました」と声をかけられ、ジーンときちゃいました。
そういう、トップ選手だけじゃなくて、皆んな自分の出せるチカラで頑張ってるんだな、という姿に触れるのも、またモチベーションが上がる機会になっている気がします。
ONTAKE、信越五岳と選手で走らせてもらうので、次はFTR100のボランティアをさせて貰おうかな。
最後に、ボランティアでの参加はもちろん奥信濃はロード、林道、沢登、渡渉と多彩な面白いコースなので選手として是非走ってみてはと思います。思った以上に走らされますよ😁
こちらはALPのツアーで参加した秋のカヤ平。金色のブナの森も格別でした❗️ALPのツアーも是非ご検討を😄
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?