青ハイでアルティメットカップBEST16。私の愛したデッキ。
初めまして無法地帯外伝というYouTubeチャンネルで動画投稿を行っている夏鮫と申します。
Noteを書くのは初めてですが、アルティメットカップ九州会場にて環境に入っていないであろう大好きなデッキ「青ハイブリッド」通称「青ハイ」。
メンバーの反対を押し切り「青ハイ」にてベスト16に入賞できたためレポートを書いてみました。
私はトーナメントシーンでのバチバチの精神を削った対戦での勝利、面白いデッキのビルド、ワイワイ好きなテーマのデッキを回す事も大好きなデジカエンジョイ勢です。
今回の256人という大規模大会でのベスト16はとても嬉しいものの、目標は「自分が作ったデッキを公式の場でデッキレシピ公開する事」だった為、悔しい気持ちの方が強く・・・
恥ずかしながら自分でデッキを公開する事にしました。笑
汚い文章で読みにくい部分もあるかと思いますが見て頂けると嬉しいです。
追記(R5.8.2)
公式のツイートに青ハイブリッドを載せて貰えました。レシピ載せれなかったけど嬉しい。。。
まっこと嬉しい。
Twitterやってます。フォローして頂けると嬉しいです
デッキレシピ
大会レポート
前日仕事終わりから20時に自宅を出て、23:30動画投稿している仲間と3人で大分県より福岡県へ前乗りに成功しました。
前日のホテルでは単純にデジカを楽しみ、前日練習は大会での勝率を下げる!のジンクスをもとに練習は控えめにして4時就寝。
当日は9時半の入場に成功し無事受付完了。
STAFF様方のおかげでスムーズに大会が開幕!
・1回戦 VS 黄ワクチン 〇
なんとエヴォリューションカップの時と同じく初戦はハマD!!!!!
256人の大会やぞ!!!と2人でショックを受けながらも身内でのつぶし合いが始まった。
練習時点で苦手意識があった黄ワクチン。盾を増やされ始めたら勝ち目がほぼない事を知っていたため青ハイでも最速のアグロを狙っていく。
後攻からトレーニング2返しに、孵化進化から大輔で返し。帰ってきたターンでプカモンジャミングLV3アタック、ラーナモンで2枚を割り、前にいるジオグレイモンをズドモンAce登場でバウンスして3面でターンを返す。
タケル2人で盾を回されたため3枚目にピロモンがいる事が分かっていた。2体で盾を割った後にピロモンをズドAceで叩き、1枚に対して多勢に無勢で構え勝ち
・2回戦 VSベルゼブモン 〇
こちらも今回のデッキのコンセプト(後述)に沿った早い動きをしにいく
途中から順当で伸びたベルゼブモンの進化元を抜き、止めつつ空&丈でコストを産む。進化元ゴマモン付きLv4でジャミングを狙い、ズドモンAceを警戒させ、2回の除去を打たせながらテンポを取る。
3枚目までのセキュリティをデモンズディザスターからのベルゼブモン連続パンチにて削られるもピン刺しのデクスモンで粉砕。
後はリーサルを叩きつけながら低コストで返し、除去にコストを使わせスピリットエボリューションでゴミ箱を飛び越えて勝ち
・3回戦 VSシャイングレイモン 〇
一番練習した対面。大からのショットの準備ができるまでは低コストで返しながらも早めのアグロを狙っていく。
私なりの対シャインのセオリー(後述)通りの立ち回りができ勝ち
・4回戦 VSシャイングレイモン 〇
相手が成長期なし事故スタート。デスカットに成功したプレイングが強く、それを起点にセオリー通りの動きを狙っていき勝。
・5回戦 VSハンター 〇
今大会一番を頭を使い、途中から超集中できた1局。頭の回転、レスポンスがいつもと違うのが実感できた。緊張がなくなりヒリついた対戦への楽しさと、戦えていると思える自信が出てきて、YP時代対戦した数々のトーナメントシーンの記憶と重なった。
お互い盾を割っていく中、進化元を抜きセーブをさせず。スペリオルをズドモンAceで返し、最終的には親父、タギル3枚、タイキに対してタイキ効果で差し込んだカード以外をセーブさせずゲーム終盤へ。
オメガシャウトモンでのアタック、親父ダメモンからの2チェックと一気にリーサルを作られた。が、ダメモン1枚目のチェックで蒼雷がめくれオメガシャウトモンも進化元を0へ。
クオーツモンで6コストプラスされるも大輔のおかげで3スタート。
イッカクモンでクオーツモンを止めながらジャミング1点で残り1枚へ。
育成ゾーンのLv3と空&丈を立ててリーサルを構え、それを返されずに勝ち。
・6回戦 VSクロスハート ×
スタートからスターモンズ、タイキといいスタートを切られ、こちらのアタックも1枚目でタイキがめくれる。
空&丈に対しこちら空の場にドルルモン登場で返された為まだ揃ってないと思い、ブリザーモンで止め、X3なら返り討ち、x7は足りてないと考え3コストで返し、こちらの攻め手をズドモンAceを握りながら構える。
しかし後ろスパロウモン、前にX5がデジクロス4で2コストで出現しブリザーモンを取りに来る。
今思えばズドモンAceでオーバーフローされてもバリスタ、シャウトを抜くべきだったかもしれないが、そのまま通して貫通2点。返しに蒼雷で全抜きしアタックを止めて1ターン凌ぐが、バリスタモン追加のブロッカー2体に残りのセキュリティ1枚が割れず、ハイブリッド体を3体前に出しながら進化ドローで蒼雷を拾いに行くが引けず。
1体目もアタックにズドモンAceをノータイムで叩きつけ、残りの2体も当然進化できるかのように堂々とした面構えで対抗。
少し躊躇して考えてくれたものの取り敢えずこいつは行っていいか・・・のシンキングアタックが夏鮫テイマーを直撃し敗北。
予選5-1となってしまったがオポが高くて10位通過で有難い事に決勝トーナメント進出。
・決勝トーナメント1回戦 VSルガモン ×
初動がガブモン、イッカクモンの2返しでスタート。返しにトレーニング、ミストメモリー。イッカクモンで盾を削るも瑛士。Lv3もなくテイマー追加。
相手はさらに「アナログ屋」で準備をする。さらにイッカクモンで1点。そのままLv3を引けずテイマーで返す。
相手の後ろはルガモン。さらに「アナログ屋」でルガルモン、へルガルモンが見える。少し考えへルガルモン回収からへルガルモン登場で7コスト帰ってくる。
テイマーをラーナモンにし1ドロー。さらにブリザーモンを重ね1ドロー、もういっちょブリザーモンを重ね縦長デジモンを作るも16枚採用の成長期が引けず。
へルガルモンとルガルモンで悩んでいた事、トラッシュに2枚ルガルモンがあった事によりまだアイスウォールを打たなくても良いと判断しターンを渡すと盾が全部吹き飛び死亡。
俺の夏が終わった。
という事で悔しいが1没でした。この1回戦のテイマーが優勝したので、少し気分は救われました。
握った理由
① 単純に今まで使用してきて練度が他のものと違い、環境に構築を合わせる事ができそうだった為。2児のパパテイマーに限られた練習時間の短縮も。
②ズドモンAce、プカモンの登場により速度、対応力が増すと考えたから。
③ 時間切れ両敗のルールによりコントロールが少ないと踏んだから。
④お互いパーツを集めるデッキでの対面で相手の上振れ、引きを負けの原因にしたくなかったから。数少ないチャンス(大会)での運要素を少しでも排除したくて安定性を求めた。
⑤ 好きだったから
デッキ解説
動画での解説はこちら
今までの青ハイは盾で残れば儲け物、落ちる前提、除去されても良いアタックだったため、育成ゾーンから+テイマーでの2点ずつの2枚、2枚、1枚、ダイレクトでも早い動きだったと思う。
しかし今回から2点×2+育成エリア、テイマーのデジモン4体で決まる事もあるためとても早くなった。
環境的にパーツを集めて瞬間火力、一本の強デジモンを組み上げる事で勝つデッキが多いと見受けられるため今までの青ハイブリッドのような相手を止めながらちまちま点を取る戦い方ができにくく、パーツを揃える速度も速いため完成形の進化元を抜くのが厳しかった。
というかその時点で負けが決まる事が多い・・・
その為速い攻撃で相手が準備する段階でリーサルを叩きつける事で勝利を掴みに行くようなイメージで構築した。
理想的な動きは先行で育成進化、本宮大輔の4返し。
現環境で4返しても前にデジモンが出てくることは少なくトレーニング、メモリーブースト、テイマー等の準備に使われることが多い。
大輔でハイブリッドがめくれると特に相手は今までの青ハイの先入観から進化元の無いデジモンを前に出す事を避けているように感じる。テイマーを並べる遅いデッキと思われている可能性も大いにある。
しかしこちらはジャミングのlv3で1点、速攻で大輔を切ってハイブリッドに進化して1点、ここでラーナモンをジャミングにするのが1番強くBT6ストラビモンを差し込んでいければ2コスト残して2枚割り。
デジモン2残りは現実的で大輔を貼ったり、Lv3を追加して1で返したりここからは少し幅が広がるがズドモンAceのおかげでかなりのプレッシャーをかけていける。
相手は返しのターンで育成から出したデジモンで前を取るか、準備をするか除去を打つか。準備段階のデジモンで取りに来た場合はズドモンAceが決まれば勝率は跳ね上がる。
準備に徹すると次のターンさらにクロックを刻まれる。同じデジモンから2点削られるのはかなりのストレスだ。
除去を打っても処理できるのは1体程度で、準備が進まないか高いコストを返してしまうので得策ではない。この時点でかなりテンポが取れてくる。
結局生きて帰ってくることが多いので追加で2点取って、1で帰ってきてもストラビラーナで2コストにしてテイマーを進化で盾0。後ろ成長期を置き、テイマーを置く等で過剰リーサルを押し付けて勝つ。
みたいなコンセプトで使いました。
今大会でも先攻マリガンキープ大輔を2回、マリガン後大輔をした試合1本の計3本はこれに近い動きで勝を取れていた。どの試合も20分以内には決着している。
これをベースに闘いました。
各対面への意識
仕事、育児、動画編集としていると時間がなく、今までは前日の夜練習して当日を迎える事が多かったが、今回は1週間程度一人回しを少しずつ行い自分なりの立ち回りを確立させ、青ハイが通用するかの確認を行った。
・対 シャイングレイモン
九州の魔環境でも多いだろうと思い20回くらいは回し一番練習したデッキ。
最初はすごく負けていた。笑
そこで前述した基盤のプレイが出来上がってきました。
相手が揃う前に殺る。
大門大のアタック時にシャインになると1体は持っていかれるため2体のLv4+ズドモンAceで構えるように意識した。練習によって後半の勝率は大きく上がった。
最初のラッシュ後のプレッシャーに負け育成1体目を前に出して来たら一旦止めたり、バウンスしたりで次の孵化ターンを安全に大きくコストを返せるため有利に進めれることが多い。
大門大が揃うまで、相手が動くまでは小さくコストを返していくが、安全なターンに大きくコストを返してでも次ターン決めれるなら良い。
素投げから駆け上がってルインに乗られないコストなら・・・これ以外に多分きつい返しはないです。
蒼雷はシャインを意識して3枚に。動く前、リーサルを守るときに大門大のアタックを止めるのが目的。
ちまちまからワンショットは無理なので1枚もセキュリティを割られないように立ち回り、シャインになって攻めるタイミングで受けきれそうなら盾で受けて返しに備える勇気も必要だった。
・対 黄色ワクチン
これは心の折れる練習だった・・・
相手のリカバリーが始まると敗北がほぼ決まる。今大会初戦の黄ワクチンへの動きが一番理想的で我ながら完璧だったと思う。
後攻育成孵化進化本宮大輔の呪文を唱え、返しの育成から出てきた成熟期からのホーリーエンジェモンAceは捨てジャミング2点とズドモンAce登場で戻し更地からの3面構えで一気に攻め立てた。こういう戦い方が勝ちパターンで、それしか勝筋はなかった。
・対 ハンター
1度しか回してないが有利対面かなと思います。
アグロなら止めて抜いてセーブをさせない。
クオーツを戻すための返し札、オーバーフローが命取りなのでズドモンAceは温存。下を抜ける準備をしておくのがコツ。城戸丈一人毎に蒼雷が1コスト軽くなるのがいいところ。
・対 ガオガモン、ルガモン
かなり厳しく、相手の足踏みをお祈り・・・
ルガモンは1ターン遅延して早く叩きに行くためにモドキベタモンを採用。
キメラモンに乗ってターンが変えるコストで返す意識で練習をしたが、採用枚数が少ないため揃う前に叩くのがセオリー。盾はお祈り。
・対 ブルーフレア
これはズドモンを上手く使えればかなり有利に戦えた。
その他も環境にいそうなデッキは一通り回してみたけど手ごたえはあった。
今大会で当たったデッキでの立ち回りを確立できていなかったのはクロハくらいで有利だとは思っていたが練習は必要だったと思う。
こんな事を考えながら闘いました。
カードの採用理由
手数を絶対に切らしたくないのでLv3を16採用。ラーナモンをジャミングにするために差し込むことを考えた結果進化元効果を持っているカードを意識した。
全てのカードと枚数に採用理由があるが今回は核となるもの、ちょっと変わったモノのみの紹介を。
・プカモン BT14
とにかく強い。枚数以下がいる時ではなく、以上がいない時なのが化け物級の強さを誇る。
単純に相手デジモンがいなければジャミング。
ガオガモンや、その他の青デッキでも大活躍するカード。
青ハイにおいてもそう。使ったことがある人なら叩いた後のハイブリッドが場に残って返ってくる事を考えると・・・お分かりいただけるだろう。
・本宮大輔
特に今までと違うのは大輔を4枚にしたこと。このカードが一番強い。
サーチ+3コスト保障。コストを返すタイミングを計って使用するため、すぐに進化して2枚目の大輔が欲しい場面が一番多かった。
1コスト返しからでは動けず数ターン分の遅れが出る事、プカモンの採用によりドローできる機会が減った事が4枚にした主な理由。
・ガブモン EX1
安定したアタックを優先し、デジタマをプカモンにしたためドローが減った事、大輔を引きにいける事、ラーナモンですぐに使用できることが採用理由。
使用感は悪くなかった。進化元に差し込むとジャミングになる効果まで持ち合わせているため使い勝手良し。
・ゴマモン BT14
メイン開始時に進化元を選んで抜き、ブロックされなくなる。
勿論デッキのコンセプトと合うため良いのだが一番強いのは進化元。
相手のターン
消滅時にこのデジモンの進化元からゴマモンを登場
これがめちゃくちゃ強い。相手は速い攻撃に焦って前を処理したいのに、これを処るとゴマモンが出てくる・・・
そして進化元にプカモンがあるか、ラーナモンに差し込んでいるため基本的に自分のターンでは消滅しない。うざいでしょ?笑
使う方からしたらこの2段構えは本当に心強い。
・イッカクモン BT14
進化時に進化元2枚。自身アタック時も、進化後でも相手を止めれるのが非常に優秀。
特級呪物である氷見友樹から進化したチャックモンのような生き物。
使いどころが難しいため2枚採用だったが、弱い場面は一度もなかった。
・ラーナモン
このデッキの要の1枚。ジャミングで生き残るのがズドモンAceを構える上で最も強力な部分。
さらに効果でLv3を差し込めるためストラビモン BT6を差し込むことでアタック時に1コストプラスし実質1コストの消費で1打点が増える。
ゴマモンを差し込むことで除去にも強くなり、ガブモンでテイマーを掘る事もでき最強のハイブリッド体。
・ズドモンAce
最強の罠カード。オネスト。カルート。なんと表現すればよいか分からないが、このデッキを支える一枚。
バウンスによりテンポをとっても良し、相手のデジモンにカウンターで速度を削りに行って良し、2枚目以降を相手の頭に打ち付けるブラフで良し。
今回の青ハイブリッドが勝ち進めれたのはこのカードのおかげだ。自分の速度を殺さずに相手を邪魔できる相性最強のカード。
オプション打ってたらこっちもワンテンポ遅れちゃうので・・・
・ベオウルフモン BT7
ハイブリッドを使いまわせる事、Aceに乗る前の成熟期をバウンスしてカウンターを防ぐのが目的。
速さが求められる環境で1コストですらもったいないため1枚の採用になった。その分Lv4を厚く取っている。回収しなくてもハイブリッドが切れないようにする事が1番の理由。
・城戸丈 BT14
登場時に進化元を選んで抜ける器用なカード。ウォーグレイモン対面で相手の2チェックグレイモンを抜いたり、グレイXを抜いたり。
究極体からLv5を抜いて、デクスモンで消滅させたりと使い道いろいろ
コストプラス効果は環境的に手張りの時くらいにしか使えない事が多いが、チャックモン&イッカクモンの進化時、ズドモンの効果発揮時、蒼雷使用時に使えると効果抜群。
後攻で孵化ストラビモン進化本宮大輔から返しにラーナモンをストラビモンに乗せストラビモンを差し2コストプラス。アタックして場に残し。
出てきている相手デジモンを丈2枚で2枚抜いて1返し。ズドモンAceで究極体まで対応可能とか強かった。次ターンから大輔を消費せずスピリットエボリューションできるのが優秀。
・特級呪物
これを言いたかっただけ。
ブリザーモンの時に強い。過去のヘイトが相手の精神アドを削る。
・蒼雷
環境で見ないといけないデッキに対して有効だから採用。
シャイン、ウォグレ、ガオガモン、コマンドラモンなど幅広いデッキに有効で、今大会では一度も弱い場面がなかったです。
あとがき
文章を書くのは得意ではないため読みにくい部分があったかと思います。
しかし、自分の青ハイへの熱を吐き出したかった為まとめてみました。
環境によっては握れないデッキの為次いつ握れるかは分かりませんがトーナメントで使う機会がなくても遊んでいきたい大好きなデッキです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
仲間たちと無法地帯外伝というYouTubeチャンネルも開設しておりますので是非見て頂けると嬉しいです。
面白デッキやワイワイプレイしているうるさい動画ですがよろしくお願い致します。
年間を通した九州テイマーズカーニバルの主催も試験的に行っております。
次回は2023年8月26日です。興味がある方は参加して頂けると嬉しいです。
それでは皆さん最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。