今年私が学びに使った費用と、得たもの(現在進行中)
今年4月に前職を辞めてから早4ヶ月・・。
最近何してるの?と聞かれることが多く、様々な行動はしているものの、説明がなんせ長尺になってしまい、自分でも「いろいろなことを学んでます〜」と説明無精になりつつあるため、自分自身の備忘録も含めて一旦本日時点の状況をまとめます(自己満)
長らく教育業界に身を置いており、もともと「学ぶ」ことはもちろんで好きでしたが、長年「本を読む」「セミナーを受ける」「Voicyなどの音声コンテンツを聞く」というインプット偏重になっている事に気づいたのが今年の年始のこと。
2022年が仕事やプライベートで結構激動で、それにぐったりしてしまい自分から能動的な変化を起こせていないな・・と感じていた私は、2023年は行動を変えたいと思い、本格的に学び方を変える事にしました。
現在進行中の学びもありますが、現時点での今年私が学びに使った費用と、得たものをまとめてみようと思います!
①キャリア教育プログラム(2023年1月〜4月)
価格:96,800円(税込)
費やした時間:3時間×6日間
(+15~20時間ほど 参加メンバーとの分科会や読書会、インタビューなど)
今年一番最初に取り組んだのは、まず自分がどんなキャリアを歩んでいきたいのかを考え直すということからでした。学ぶといっても、せっかくであれば自分のキャリアにプラスにしたいし、だったらそもそもこれからの働き方を考えたいというのと、転職も考え始めていたタイミングだったのが参加動機です。
同じようにキャリアについて悩む社会人とグループを組んで、自分の価値観や考えを深掘りしていくプロセスは、長らく一企業で勤め、社外ネットワークが乏しかった私にとって刺激的なものでした。またプログラムの中に「自分が興味がある仕事、業界で既に働いている方にインタビュー」する機会があったのですが、これをすることで、果たして自分が本当にその業界に携わりたいのか?そこに嘘偽りがないのか?を問い直すことができました。自社内では出会えない、他業種の方とコミュニケーションをするこの機会を得るだけでも、代金の元を取れたなという感覚です。それほど貴重な機会でした。
なお、参加時点で「組織開発を軸にキャリアを形成していきたい」と表明していた私は、このワークショップ後には「人の学びを軸にキャリア形成したい、そのためまず自分の学びを深めたい」という表明に変わり、それが次の学びの機会につながっていきます。
<この学びを通して私が得たもの>
「学び」をこれからも自分のキャリアの軸にしていきたいという確信
「組織開発」という言葉の概念、及びそれに関わる仕事の多様さの理解
社外の方とのネットワーク
なお同プログラムが今年9月からスタートします。ご興味ある方は是非!
②美大でのデザイン経営講座(2023年5月〜7月)
価格:350,000円(税込)
費やした時間:7時間×11日間
(+30時間ほど 日程外でのミーティング、e-learning)
次に参加したのは多摩美術大学で行われた、デザイン経営を学ぶ「クリエイティブリーダーシッププログラム」という社会人講座でした。
実は「①キャリア教育プログラム」の1日目で、この講座の参加者に2名出会い、これまでの自分の人生に「デザイン」という概念がなかったことと、それを経営と結びつけて考えること、そしてデザイナー以外の社会人も参加可能であることの3点に興味をもち、参加を即決!(この時点で締め切り3日前とかだったので、慌てて募集要項を確認し、申し込み手続きを行いました)
「デザイン=草間彌生?」くらいの本当最低の知識しかなかった私・・でしたが、プログラムを受ける中で、「デザイン=何かをよくすること」という考え方、デザイン思考について、デザインとビジネスの共生について、などを学ぶことができました。
また美大の講座ということもあり、e-learningではアートに関する講座が豊富に用意されており、これが私の次の学びにも繋がっていきます。
<この学びを通して私が得たもの>
デザイン思考の基礎知識
サービスデザイン、デザイン人類学、デザインリサーチなど、デザインに関する他分野の知識
他者とゼロベースで何かを作ることの難しさ
アートの基礎知識
社外の方とのネットワーク
なおこちらも、今年10月スタートの募集が始まっています。ご興味ある方は是非!
ここから現在進行中・およびこれからスタート予定の学びになります!
③オンラインコミュニティでの学び(2023年7月~9月予定)
価格:16,500円×4ヶ月(税込)
費やした時間:2時間×4日間
(+数時間 日程外でのミーティングと課題)
②の学習中、flierという本の要約サイトの存在を知った私は、その派生サービスでflier book campというオンラインコミュニティがあることと「大人の学び」をテーマにしたセミナーが開催されることを知ります。モデレーターは独学の地図という本を書かれた荒木博行さん。VoicyでたまたまこのCampの宣伝をされていたのを聞いてテーマに興味を持ち、参加することに。
「2mmの学びを削りだせ」を合言葉に、セミナー内ではどのようにして自分の経験から「学び」を抽出するのかを学んでいます。例えば何かを本読んだとして、「ためになった」と「面白かった」という平易な言葉で終わらせるのではなく、それは本当に本を読む前に知らなかったことなのか?を自分に問い、具体的な言葉(行動)にしていくプロセスです。
もはや「学び方を学んでいる」という哲学的な領域に差し掛かっている気がしますが(笑)同じ興味を持つ参加者の方々とこういった答えのないことアウトプットする機会があるのが非常に楽しいです。
なおこのセミナーに参加中は、flierのサービスである本の要約も見れますので一石二鳥です(私は全然追えていない・・)
④対話型鑑賞ファシリテーション講座(9月からの予定)
価格:70,000円(税込)
費やした時間:7時間×3日間(予定)
多摩美の講座の前後でアートに興味を持った私は、美術館巡りをしながら、アート鑑賞を通して自分の意見を表明しあう「対話型鑑賞」という考え方と、そのファシリテーターの存在を知ります。
ここまでの学びが全てアウトプット型で、自分の意見を表明することが求められていたこと。そしてそれら全てが答えのない問いに関してだったことから、アートを通してその力を養えるのか?ということに興味を持ち、こちらもすぐに申し込んでみました。flierと同様、同じ興味を持つ方と出会えそうなので、楽しみです。
と、ここまでが今年の学びの記録なのですが、実は今回「最低60万円は学びに投資する」という裏テーマを自分で勝手に設定していました。
前職の英会話スクールで販売していた講座で最も販売数が多かったもの(一般教育給付金制度を利用する講座)の価格が税込で約60万円だったことから、同額を学びに投資して自分の人生がどう変わるのかを体感してみたかったというのが理由です。現状、①〜④までで約58万円の投資になる予定です。(②の多摩美の講座では、特定一般教育訓練給付金制度を使用し40%の還付を受けました)
まだ現時点では全ての学びは終了していませんが、
キャリア教育プログラムで自分の働き方の軸を知り
1からデザイン経営講座と、Flierの口座に興味を持ち
デザイン経営講座のe-learningからアート界隈に興味が広がり
と、一つの学びが終わると、次の学びに連鎖している感覚があり、最終的にどう繋がるかがとても楽しみです。
実はこれらの学びに関して、60万円ルール以外にもう一つルールを決めていたのですが、それは自分なりの「大人の学び」の必要性の対しての主張にもつながるので、別のNoteで書きたいと思います!
それでは!