脳内私設美術館
こんばんは。今日もお疲れさまです。
春分の日に、『スケッチブックver.ビジョンマップ』を有志でやってみました。
なりたい自分とか欲しいものとか行きたい場所とか、そういうものを無作為に選んででっかい紙に貼っていくのがビジョンマップですが、今回はそこまで本格的じゃないとのことで、スケッチブックに好きなものを貼って絵本(すでに絵ではない)みたいにしたいな〜と思ったのです。
要するに『スクラップブック』ですね。
よくあるやつだ(笑)
でも、みんなで素材を持ち寄り、他愛ないことを話しながら自分の『好き』を確認していく作業は、かけがえのない時間でした。
とくに「こうなりたい私」を目的とせず、ただひたすら自分の好きを集めていく作業は、自分を抱きしめているようで泣きそうになった。
日々忘れ去っている自分を拾い集めるような。
そういえば、私はこんな形をしていた、こんな感情を持っていた。
こうやってたまに自分の好きなものを確かめておかないと、いつの間にか世間や他人の波に飲まれて、感覚を失ってしまうのです。
好きなものを集めると『欲』につながって、こんなものを求めていたのか、こうなりたいのか、という道筋が見えてくる。
ふつうは逆なのかな?
でも「欲がある」ということに気がつくことが大切だよね。
あんまり欲は否定派(そんなに必要ないだろと思っていた)だったけど、最近はそうでもないかも?と思う。
自分への納得度が変わる気がするから。
会を終えて家でスケッチブックを見たら、思わずニヤニヤしてしまった。
ここには私を守るものがつまっている。
そして小さくても世界を作り出せた喜びが満ちた。