100 Greatest Country Artists of All Time
ビルボードが、カントリーが生まれた1920年代初期、中期、そして21世紀のコンテンポラリー・カントリー・アーティストたちの中から、カントリー100名を選出しました。選ばれたのは純粋にカントリーチャートに登場していたアーティストからですが、商業的な成功だけでなく、アメリカへの影響力、芸術性、多方面からの検討もなされたので、すでに確固たる地位を築いたアーティストが多いです。
多くのスタッフによって検討された100名。絞るのは大変だったようですがさすがのドリーの1位は、アーティスト以外に慈善活動家でありテーマパークの運営者であり貢献度から言うと納得いくものかと思います。
ちなみにドリー・パートンの説明をしておくと、1967年のデビュー以来、ビルボードのカントリー・ソング・チャートで女性最多となる25曲の1位を獲得、カントリー・アルバムでは9曲の1位を含む49曲のトップ10入りを果たしています。誰もが知っている「I Will Always Love You」ですが、最近はビヨンセやマイリー・サイラスが歌ったことで注目を新たにした「Jolene」など(実は私も歌っていますが、私の配信は欧州で1位をとりました。それだけ曲の知名度が高いということでしょう)世界に認知されたカントリーの曲を出しているシンガーソングライターでありエンターティナーであり実業家です。78歳になった今も現役というのは本当にすごいことかと思います。
個人的には、「あの人いないなぁ。」という歌手が数名いたり、「この歌手ってカントリーの分類に入れてるんだ」という印象もあったりですが、時代毎、歌手、バンド、それぞれを検討すると妥当な順位だなと思いました。
親子でチャートに入ったハンクは当たり前ですが、夫婦でチャートに入っているガースとトリーシャ、ティムとフェイスもなかなかすごいですね。
100 Greatest Country Artists of All Time