テイラー・スウィフト(Taylor Swift)通算8作目のアルバム『フォークロア(folklore)』
それは予告もなく突然の発表でした。
本人から全世界に向けてあと数時間後に発表があるよ。。みたいな告知とともに、シングルの「cardigan」のミュージック・ビデオと共に次々とアルバム全曲が配信されるという驚きのリリースの仕方。
アルバムはこの感染拡大の自宅待機の間にリモートで全曲作り、MVも作り、合わせて物販やサイトもテコ入れされて、、、とにかく、ガツンとやられた感じでした。コロナだ〜なんだ〜仕事にならない〜とか周囲があたふたしている中、彼女は着実に次の仕事をこなし、ファンや全世界の音楽愛好家に向けて作品を発表。これぞ本当のエンターティナーじゃないかと平伏してしまいそうになりました。
アルバム『フォークロア』は、全16曲中11曲が、The National のAaron Brooking Dessnerと共作、プロデュースしてくれてます。
Bon IverのJustin Vernonとも1曲作りボーカルでも参加してくれています。
インディー系のフォークロック、どことなくオルタナティブで、私はかつて映画「ハンガーゲーム」でThe Civil Warsと共作した「Safe and Sound」を思い出しました。あれはもう2012年ことなのね。実は「ハンガーゲーム」が大好きでリピートしてみちゃうくらいなんですが、あのMVも今回のに通じる感じもするし、The Civil Warsが大好きな私としてはテイラーとの組み合わせが当時とても嬉しかった記憶があります。(どこに消えたThe Civil Wars!!)
さて今回のアルバム、「テイラーなんか聴き手を試してるような 、、脱落しました」と呟いていた芸能人もいたのですが、今までの曲全体の雰囲気とは大きく違ってきているので、一番いいのは「なんとな〜〜〜く聞く」のが好きな人にはとてもハマるアルバムかと思います。今までの元彼のことを歌ったり、攻撃的だったり、、という感じがあまりなく多方面への広い世界を歌った感じがとてもこの時期の疲れた人たちには染み入る曲なのではないでしょうか。
8種類の異なるジャケットのバージョンは、2020年7月31日午後12時59分までの受付中。