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【世界蒐集】始めます。

毎月noteを更新しようと思って、いつもうまくいかない。やる気がなかなか湧いてこないなんて、やっぱり私は文章を書くのがそんなに好きじゃなかったのかな、なんてちょっとへこむ。
そんな気持ちをどうにかしようと思って、毎日、だった一文でも良いから言葉をここへ落としていこうと決めました。(全然毎日は無理かもしれないけど)(ほぼ毎日 にもならないかもしれないけど)
詩でも日記でも、言葉の形を借りていればなんでもありとします。
無理のないペースで、楽しい気持ちいいと思えるくらいでやっていけたらと思っています。
誰かが拾って、束の間にでも眺めて可愛がってくれたら良いな という気持ちです。
あと、写真も一枚ずつ載せていくつもりです。



ひとひらの言葉と日々の生活を、毎日愛していけますように。
世界集めを、始めます。



音を立てて降る雨が、夏を吸い取って流れていく。
地面に落ちて、流れていく。

うだるような暑さとともに消えたのは、ほんのり寂しさを含んだ夏休みの記憶。

君がいなくなったのは夏の終わりでした。

その時から、心の片隅には万年雪が溶けないみたい。

夏は寂しく、冬は温い。

君とくるまった毛布の匂いが香った気がして、少し立ち止まる朝の廊下。

眩しかったはずの光はだんだんと、青と紫を纏った冬の予感に飲まれていく。

締め切った家の、布団と石油ストーブの籠った匂いが大好きでした。

燃えちゃうよ って、今年も君を笑いたい、

明日からはきっと、ソーダよりもバニラアイスの気分。


-9月、雨の詩-


雨降る街の喫茶店、少し暗い店内に君の笑顔が眩しかった日

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