【小説】雨の降る中 星たちが架かった橋
お久しぶりです。夏のしずくです☺️🌸
いつも読んでいただき、ありがとうございます🥰🥰
また案が閃いたので、小説の書き方を忘れないように執筆しました😌
色々と心休まらない中、少しでも穏やかな気持ちになってくれたら嬉しいです😌
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
上手く行かなかった日に、ああ今日は傘忘れちゃった。
コンビニの傘高いよー。
今月金欠なのに
あの飲み会行かなきゃ良かったかな。そしたら、傘代なんて楽々買えたのに。今月あと一週間これだけでやりくりしなきゃ。。
雨の中久しぶりに全速力で走った
水溜りをうまくよけることもできずに
やっぱりだめた
この量は傘買わなきゃ風邪引いちゃう
2軒目のコンビニで傘を買う
七夕の願いごとに好きな人ができますように
そう書いた
もう恋なんてできないと思っていた、あの日。
七夕に行った飲み会で、友達が連れて来ちゃった友達の友達が彼だった。笑顔が似合う爽やかな人。
今日はデートだ。
もう4回目のデートだし、手繋ぎたいな。でも自分から恥ずかしくて何にもできないな。
2人でいる雰囲気は甘くて優しくて、いい感じだと思うんだけど、、
いつもは傘を必ず持っているくらい、ちゃんと天気予報も毎日チェックする。
今は雨も止んでいるし、
傘忘れたことにして、入れてもらおう!!
よしっ!!!
そしたら、手繋げるかな、、
傘忘れたの??あんなにニュースでやってたじゃん!!(笑)からかわれつつ、入れてくれた。
甘酸っぱい距離感にドキドキしつつ、コンビニが5分歩いたところにあった!!
もう、、あのローソンめ!!せっかく一緒の傘入れていい感じだったのに。
なんであんなところにあるの。
帰りは電車が混んでいた。
自然と距離も近くなり、電車good jobだった(笑)
その12分は恥ずかしくて、楽しく会話をしながら、ずっと顔を赤くしながら下向いていた。自分でも頬が赤くなるのを感じた。
顔赤くなってるの、気づかれてないかな。
ばいばい。今日はありがとう☺️楽しかった。
またパスタ食べに行こうね。美味しかったね。あっ、代官山のあのお店、友達が美味しかったって言っていたよ😊ピザがしっとりカリカリらしい〜行ってみたいな。
連れてって〜
来週の日曜日は?
うん、予定確認して連絡するねー
ばいばい!!手を振った。
彼と別れて、電車に乗りながら窓に映る自分を見ながら、考えていた。
着々と距離は狭まっている。
歩くときの距離も前より近くなったし、冗談言ってくれるから、わたしも自然と笑顔になれた。
あの七夕の日🎋が嘘のように。
新しい恋をしていた。
恋はするものじゃなくて、落ちるもの。
誰かが言った名言に納得するくらい、
頭の中はあの人だらけになった。
出会った日はこんな風に2人で会うようになるとは思えなかった。
紫陽花があざやかに綺麗に咲く、梅雨の日、
そう。
ー雨は2人の距離を近づけるー