今日という痰をぶちまけて

単調な作業を丸一週間以上続けている。
顧客に納品する書類の作成なので、それなりに重要な仕事ではあるものの、退屈なことに変わりはない。

頭を使わなくなってくると途端に眠たくなる。
首で船を漕ぎながら着々と進めていくが、ペースは徐々に落ちてゆく。

だんだん腹が立つ。
どうしてこんなしょうもない仕事をやらなければいけないんだろう。

デカい声で卑猥な言葉を叫びたくなる。
「今から！仕事を辞めます！！！タイガー、サイバー、ファイバー、ダイバー、バイバー、ジャージャー！！！！」

ノートPCのキーボードに小便を引っ掛けて、
その勢いで感電して死にたい。

そんな妄想は3度目だ。結局は脳内で完結した。放尿感電死未遂。

腹を下してトイレに行くも、
朝の10時半で満室。
しかも、最上階から5階まで洋式トイレは埋まっていた。

怒りが込み上げてくる。
こんなにウンコのシンクロニシティが起きるわけがない。
こちとら真面目にウンコがしたいだけなのに。

更に言うと現場のトイレユーザーは9割9部9厘ちゃんと流れていない。酷い時はウォシュレットのノズルがクソのマダラ模様になっていた。
本当に一般的な教育を受けているのだろうか。
人間の皮を被った猿ではないのか。そんな事を思いながら、クソを放り出す。

イライラする。
どうして俺はこんな思いをして働かなければならないのだろうか。
現場で働く人々の顔を見る。

それはもう日々をつまらなさそうに過ごしているお顔立ちだ。
何が楽しくて生きているのかわからないNPCの群れであった。まとめて死なねえかな。それか、俺がチンチン出したらみんな笑ってくれるかな？

そんな風に穿った見方をしている事がバレているのか、明日は俺以外のチームメンバーは別の場所で作業。俺は一人また単調な作業をしなければならない。

「また」干されたのか？
仕事中トイレ行くふりしてシコったから？
俺が一階のトイレでシコったから？どうして？

でもシコるぐらい良いじゃないか。
予定より大幅に巻いてドキュメントは作っているのだから。進捗出して精子出して何が悪い。

俺は諦めんぞ(？)