温泉ソムリエになりました
先日、受けてみたいと思っていた温泉ソムリエ認定講座に参加して温泉ソムリエになりました。ずっと気になっていた温泉ソムリエ。受講した理由は地元が温泉地なのに温泉のことをうまく伝えられていないと思ったからなんです。
このnoteでは温泉ソムリエ認定講座の内容と学んだことについて書いています。
温泉ソムリエって?
温泉ソムリエは温泉ソムリエ協会が主催する「温泉ソムリエ認定講座」を受講すると、認定を受けることができます。(ネットでも受講ができますよ。)
講座では主に「温泉の正しい入浴法」と「温泉分析書の読み方」を学べます。
各地の温泉の特徴をつかめるようになると、そのとき自分が抱えている悩みに合った温泉を探すことができるようになりますよね。
温泉には正しい入浴法がある?
セミナーでは温泉に入る際の正しい入浴方だけではなく、日常の入浴の場面で活用できる知識を知ることができます。
たとえば、かけ湯。
皆さんは温泉に入る前、体の汚れを落とすためにかけ湯をすると思いますよね?
かけ湯には体を温泉の温度や成分に慣らす役割もあります。かけ湯をするときは心臓に遠い足元などから少しずつ肩に向かって数回に分けてかけると良いと言われています。
そのため、家で入浴するときも同じようにかけ湯をすると心臓への負担もへります。湯船と体温の温度差をへらすことで体にも優しいのです。
寒い時期に気をつける入浴時のポイントもありますが、これは長くなりそうなのでまた別のnoteでご紹介できればと思います。
温泉分析書が読めるようになる
講義は前半と後半にざっくり分かれています。前半の正しい入浴法を学んだ後、温泉について詳しくなれる「温泉分析書」の読み方についての講義があります。
温泉分析書って?と思った方もいるはず。温泉分析書は入浴施設に貼ってある下記のような温泉の成分表です。
この表をみてどんな泉質の温泉なのかがわかるようになります。
たとえばこの温泉は肌にいい、ここの温泉は濃いから体を慣らさないと湯あたりしやすいとわかるようになります。(もう少し修行は必要ですが)
昔、友人と一緒に地元の温泉巡りをしたとき友人が湯あたりしたことがありました。地元は泉種が豊富で有名な温泉地です。1ヶ所の入浴施設内にいくつか泉種がある場所もあります。
私たちは欲張り、半日でいくつも入浴しました。私は途中で疲れて短時間の入浴にしていたのですが、友人はせっかくだからと時間が許す限り入浴していたのです。次の日、友人から発熱したと連絡がありました。
その時ははしゃぎすぎて疲れてしまったと思っていたのですが、今なら湯あたりしやすい温泉に長時間浸かったのが原因だと分かります。
今までは硫黄泉だからアトピーに効く、ぬるぬるした温泉は美肌効果があると施設のホームページに書いてある情報は知っていました。しかし、講座を受けることで「この温泉は効果が高い分湯あたりしやすい」などさらに細かい情報を知ることができました。
これから温泉旅行がさらに楽しくなりそうです。
最後に、
講座終了時に認定証と一緒に温泉ソムリエタオルがもらえます!