ゆかいな満員風呂
【チャンさん小1、スーちゃん年中、ピーちゃん1歳の頃】
一気に四人も入るとなると、毎日わが家のお風呂は大混雑!!
特に真冬になると、シャワーの順番待ちは、非常に震える。。
でも、木曜は、チャンさんとスーちゃんが大好きなアニメの日。
兄貴たちがテレビにかじりついている間に、私とピーちゃんが先に二人でゆったり入るのが恒例になっている。
今回ものんびり湯船につかっていると、おトイレの順番争いでチャンさんとスーちゃんがもめる声が聞こえてくる。
まったく、アニメが終わったとたんに兄弟げんかとは…
ほどなく、二人がガヤガヤと入ってきて身体を洗い、直ぐに湯船は満員御礼!
ほかほかしながら直ぐに遊びだすチャンさん。
おもちゃで泡をモコモコ作って、浴槽の外側いっぱいに泡を吹きつけて『カマキリのたまごみたい!』と笑う。
すると、突然スーちゃんが湯船から飛び出してきて、泡の中に身体をうずめる様に正座をする。
一体、どうした…!?なんのお戯れか…?と見ていたら…
眉毛を八の字にして、焦点の合わない眼差し…
そして、手は泡の中の中心に添えられている…
・・・・・!!
スーちゃん、おしっこしてるよね?!と突っ込むと、そのまま真顔で微動だにしないスーちゃん。
ウソはいけないよ。と、念押しすると…
『うん・・・』
どうやら、仁義なきトイレの戦いに敗れ、スーちゃんはそのままお風呂に来てしまったらしい。。
怒られるとわかっていてなんとか誤魔化そうとする斬新なアイデアに思わず笑ってしまう私。
ただ、お手洗いはお風呂の前にきちんと済まそうね、と固くお約束した。
なんやかんや、毎日ゆかいな満員風呂である。