旅する作家さんは何を思うのか
どこかに出掛けたい。
そう思うのは特別な事では無いと思っていたが、違ったようである。
これはパートナーとの会話で明らかになった事である。
僕は昔から旅行でなくとも、どこかに出掛けるという行為自体が好きだった。
しかし、パートナーはどちらかというと、家で籠もっていたいようである。
どちらが良いとか悪いとかそんな事を言いたいわけではない。
単純にそういう志向があるというだけだ。
だから、今年のように籠もらなくてはいけないような日々が続くと、僕には多大なストレスになるが、パートナーは何の気なしに生活できるというわけである。
僕は物書きとして生計を立てているが、以前の僕のイメージでは作家さんのような物書きを生業としている人は皆籠るのが好きなのだと思っていたが、もしかするとそうでもないのかもしれない(もちろん僕が有名な作家さんと同じ土俵にいるとは今は思えないけれど、きっと僕のずっと先に彼らがいる事を考えれば、別にこんな事を考えても悪くはないだろう)。
旅好きで本を書いていたり、文章を書く人なんて、よくよく考えればごまんといる。
きっと彼らもは、「旅に出たいなぁ」、「落ち着いたらどこに行こうかなぁ」などと頭の中で旅をしながら筆を走らせているのだろう。
なんと素敵な光景だろう。
出掛けられなかった期間は彼らのそんな文章を読む事で、その欲求を満たしていたのだが、よくよく思った事がある。
彼らは旅が好きなのだろうか、それともどこかに出掛ける事が好きなのだろうか。
そもそも「旅」も「出掛ける事」もそこに境界線があるのだろうか。
彼らは「旅」というものをどう捉えているのだろうか。
そんな事を考えていた。
何かに出会うために旅をするのだろうか。
それとも、もっと一般的なように日常から離れたくて旅に出掛けるのだろうか。
物書きとはなかなかに面白い仕事だと感じている。
そんな面白い仕事の大先輩たちの思考をもっと知りたいと思った出来事だった。
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