ひとり暮らしだからこそできる事
ひとり暮らしに戻って、早くも3週間が経過しようとしている。
引っ越しだけでなく、手続きとか、車の事などがあったせいで、本当にあっと言う間に、仕事が始まったように感じた。
さて、ひとり暮らしというと、気が緩んだ生活の代名詞のような側面がある。
誰かと一緒に生活していると、キチンとできる事が、ひとりでいるから大丈夫だと、ついつい油断してしまうといった具合である。
そこが気楽と言えば気楽で良いところでもある。
しかし、そのような生活の乱れは、思っているよりも、仕事や、私生活に関係のなさそうな所にも、随所に現れると思うのだ。
どんな家でも、生活の基盤になりうる事は間違いなく、それは言動や、行動などにも多大に影響を及ぼすだろう。
ゴミだらけの部屋で寝食するのと、完璧とは言わないまでも、ある程度は整った部屋の中で過ごすのとでは、きっと心持ちが違う。
「部屋の乱れは心の乱れ」とは、よく言ったものである。
こんな事を書くと、なんだかアニメに出てくる風紀委員のような雰囲気だけれど、まぁそんなに堅苦しい話でもない。
単純に、ひとり暮らしだからこそ、心が落ち着くような部屋で時間を過ごしてみてはどうかと言う事である。
なぜこんな事を書いたのかと言えば、ひとり暮らしになっているからこそ、部屋の整頓が簡単で、ハードルが低いと感じるからである。
どうしても人が多く住む家では、人数か多い分、広くなったり、ものが多くなりがちである。
また、家族でさえも、自分以外の人間に管理されたくないものも少なくないので、たとえ共有のものが多かったとしても、結局のところ、人数が多ければ、それだけものも増える。
だから、家全体を整える事は、個人ではやりにくく、誰かに任せるぐらいでしか成り立たない。
誰かに任せれば、それも争いの元となるから、進んでやりたがる人はあまりいないだろう。
そう考えると、ひとり暮らしは、唯一、生活空間を好きに整える事ができる機会なのである。
そこだけに拘ってしまえば、誰かと住むことができないので、別の問題が発生しそうだけれど、自分なりの部屋の整え方を知っていれば、共同生活が始まったところで、やり方を知っている分、それほど苦労しないだろう。
つまり、ひとり暮らしの中で、部屋の整え方を知って、それを経験する事で、自分をベストな状態にできる環境とは何かを、見つけて欲しいのである。
僕も探し中であるが、今の段階でわかっているのは、あまりものが多い部屋では、落ち着かないという事だ。
新生活でひとり暮らしを始めた人も多いだろう。
ぜひ、この機会に部屋も心も整える方法を探ってみてはいかがだろうか。
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