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新米課長の子鹿日誌 5 ビビる

最近、よく、ビビっています。
特に頭の中でぐるぐるするのは、メンバ(部下)からどう見られているんだろう、ということ。

今日はこの、ビビる、について少し掘り下げたいと思います。

ビビる理由、ビビりたいから

今これを書いている、意識のあるわたしは、別に、ビビりたいとは、思っていません。
むしろビビっているのは居心地悪い。

でも、何かそれっぽい要因があるとしても、ビビっているのは、わたしの心の中での出来事。

ということはですよ、
怒りが勝手に湧いてくるように見えて実は自分で怒ることを選んでいる、のと同じように、
深層心理で、何か、「ビビりたい」から自らビビる選択をしている、という仮説を持ってもいいのかな、と思ったのです。

ビビりたいってどういうことよ

一見、受け入れ難い仮説ではあるのですが。

「えー。やだー」といいながらも、
「そうなの?」という目で見てみたら。

そういえば、ほんの数ヶ月前は、仕事に慣れきって「ああー、緊張感がもうちょっとあったほうがいいな」って、思ってたなぁ、とか。

「今のこのビビってる緊張感も、貴重、なのかも」と思い始めたり。

単にビビっていただけの時より、あぁ、そういうこと?と思える、すると受け止め方が変わってくるから、不思議です。

ビビる感触を大いに味わいたまえ、自分

ビビっていて、かつ、ビビっている状態が嫌だったので、余計に気持ちもざわざわしていました。
でも、こうしていろいろ考えてみると、何か必要があるんだな、ビビるのも悪くないなと思い始めました。

この先、いつまでビビっているか、わかりません。
でも、1年後までずっと、今とまったく同じようにビビっていることは、ないだろうと思います。

であるならば、期間限定の「ビビる」感触を、嫌うのではなく、存分に味わって、面白がってしまうほうがいいなぁと思います。

なぜ・何にビビっているのか、も、その中で見えてきたらより面白いですね。

改稿で深まる

実は今回、二度書きました。
一度書いてみて、完成して、でも時間をおいて読み返したときに、書きたいのはそうじゃない、と感じて。

一度原稿を捨ててまたゼロから書きました。

浅瀬でぱちゃぱちゃと止まっていた考えが、少し海の中まで踏み込めた感じです。
最初の稿がなかったらここには来られなかったので、ボツにした版も一度書いてみて、とても良かったです。

書くことで整理されていくのは面白いですね。

ということで、今日は「ビビる」について、でした。

皆さんは、何か、ビビってることって、ありますか?

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

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