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新米課長の子鹿日誌 17 評価制度と仲良くする

お仕事の目標って、持っていますか?
「会社で立てさせられています」っていう方も、
いるかも知れない、ですね。

お勤めの方、
ご自身の会社の評価制度がどういうものか、
ご存じですか?
ご自身の会社の評価制度は、好きですか?

私は、YES!!! です。
極力ちゃんと知るように、心がけています。
好きでいようとしています。

そしてその気持ちは、今のポジションになって、
より大きくなっています。

今日はそんなお話を。


制度は敵に回すよりも味方につける

会社員の場合、制度の理解は比較的簡単。
人事に聞けば、基本的にはわかるはず。

個人でお商売されている場合や
会社を経営されている場合、
評価制度 = 業績 かも。
そうなると評価制度わかってる?というのは
社会の仕組みやからくりを、ということになるので
会社員よりハードルは遥かに上がるよね。

このとき、会社員でも会社員でなくても、
制度の文句を…… 

つい、私は言ってたなぁ。

そう、なんていうか、良いところは当たり前で
嫌だなと思うところばかり目についたりして、
色々言いたくなってた……。

ただ、ただ。ね。

特に会社員の場合、会社の評価制度そのものが
調べに調べ尽くして
本当に「だめだこりゃ」でない限りは、
多少の欠点が目についても、
そこに目くじら立てて敵に回すよりも
評価制度を味方につけたほうが、

俄然、楽しく生活できる。

実際、楽しく生活できた。

「評価制度を味方につける」

そのポジショニングを意識するだけで
生きやすくなるんじゃないかな。


作った人の「良かれと思って」を想像する

一つのポイントに、ヒントに。

世の中、いろんな会社があるけど。

評価制度というのは、基本、
この会社にいた先輩の誰かが、

良かれと思って、
例えば、より平等に評価しようとか
本当に頑張っている人に報いようとか、
何か、考えて、作ったと思う。

もちろん、人は完璧ではないし
評価って、本当に本当に本当に難しくって、
人っていう多面的なものを
最後は「金額」という一つの軸に集約させるので
結果、「思ったのと違う!」ことになっている
ケースもありはする。

冷静かつ批判的にものを見ないと、
っていう場面もあるだろうけど。

でも、
「誰かが良かれと思って作ったモノ」だと思えば
良いところにも、目が向き始めない?

自分がもしゼロから人の評価制度を設計したら、
全員に「いいね!」って言ってもらえるようなものを
思いつけるかな。

そういう視点で見ると、

あ~~、なんだかんだ、
うまく出来てるな。

こんなふうには思いつけないな。

この部分、よく考えてあるな。

そういうところが、きっとあるはずだと、思うの。

人の「良かれと思って」の思いを、
想像できると、
なんだか、急に、
あ、良いもんだなって、思えたり、
すると思うの。


ガチ乗っかりして使い切る

自分に当てはめられている評価制度を
いいなと、
少なくとも、悪くないな、と、思えたら、

活用しよう。使い切ろう。

その制度を作った(多くの場合見知らぬ)人の
思いに、ガチで応えてみよう。

恥ずかしがらないで、
乗っかってみよう。

これが評価されるのか、と知ったら、
そういう考え方・行動・成果の方向性を
多めに取りに行こう。

それは、
ある意味では、

会社の評価制度を、
バカにしないで真面目にやる
ということ。

やったことない人は、一回、やってみて。
意外と色んなものが見えてくると思うんだなー。
結構、成長できちゃったりして。


真正面から正当な評価を取りに行く

評価制度をちゃんと理解している。
それを、真面目に、
愚直に、やろうとする。
会社と価値観の一致するところは
しっかりとそういう考え方、行動を
取っている。

そういう人を、会社は
いい加減には、できないものだと思います。

では会社の評価制度が変わったら、
考え方や行動を変えるのでしょうか?

私は、それでいいと思います。

もちろん、変更後の評価軸が
「私はそうじゃないと思う」時に
乗っかるかどうかは自由ですが。

基本、会社は、評価制度は、
みんなにこんな人になってほしいから、
こんな人を評価しますよ、
というふうに
変わるはずです。

評価の指標に則って行動することは
会社の方向転換に追従し
会社の新しいありたい姿を
より早く実現する手助けになります。

恥ずかしがらず、
真正面から、正当な評価を取りに行きましょう。


自分たち自身、
もうすぐ半期の評価や
目標の見直しもあるので、
気になっていることを書いてみました。

皆さんは、どんな評価制度の中に
身をおいていますか。

ぜひ、よく知って、うまく乗ってくださいね。

今日もお読みいただいて、ありがとうございました。

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