人見知りを克服するためにやったこと。
信じてもらえないんですが、人見知りです。
マジです。
タイトルでは「克服」と言ってますが、人見知りな気質自体は変わらないから、初対面の人と話したあとは、いつもぐったりしてしまいます（その場がどれだけ楽しくても、その方がどれだけ素敵であっても）。
ただ、「わたし人見知りなんで〜」つって端っこでモジモジしてる自分に嫌気がさしたので、ここ2年くらいは、自分から話しかけられるようにがんばってきました。
というわけで、わたしが人見知りを克服するためにやって効果的だったことを紹介します。
話題を考えておく
交流会とか懇親会があるときは、前日のうちに話題を考えておきます。と言っても面白いエピソードトークを用意するわけではありません。
最初に話しかけるときに、どんな口実で話しかけるか、を考えておくのです。
と言っても、やってみると分かるのですが、実は話しかけるときの話題はそんなにバリエーションがありません。
「よく来られるんですか？」
「人が多いですね／今日は盛り上がりましたね」
「寒いですね／暑いですね」
「きれいな会場ですね／場所が分かりにくかったですよね」
「すみません、これって⚪︎⚪︎ですか？（普通に分からないことを聞く）」
最後の質問については、たとえば「すみません、これってもう食べていいんですかね？」とか「すみません、これって持って帰っていいんですかね？」みたいな。
ぼっちをチラ見してアイコンタクト＆会釈
現場に来たら、自分と同じようにモジモジしてる人を探します。
ほんとは誰かと話したい・交流したいのに自分からいけなくてモジモジしてる人というのはすぐ分かります。
ほんとに話したくない人は、まずそういう場に来ません。笑
そして、なんらかの理由で話したくないと思っている人は、めちゃくちゃスマホを見てます。
話しかけてほしいなと思ってる人は、だいたいきょろきょろしているか、スマホを見ていても集中はしてなくて、そわそわしています。
そういう人をチラ見していると、どこかのタイミングで目が合います。
そしたらすかさず、にっこりして会釈します。
おずおずと話しかける
目が合って、にっこり会釈をしたら、あとは話しかけます。
すすす…と近寄って、「あの……」と控えめな感じでいきます。
大きな声でハキハキ話しかける勇気がないからです。あと、わたし自身が、初対面で大きな声でハキハキ話してくる人が苦手だからです。
「あの……」と言えたら、次はあらかじめ用意した話題（というかセリフ）を繰り出します。
モジモジしてる人は、話しかけられた時点でめちゃうれしいので、しっかりお返事してくれるはずです。
わたし自身もそうだったから、わかる。
話しかけてくれる人は神だし、その人と喋ってたらぼっちじゃなくなるから、なんとしても楽しく会話を続けたい！って思う。
あとは、せっかくなので連絡先交換までしましょう。
「インスタとかLINEとか、なにか交換しますか？」みたいな感じで。名刺交換だけだと、結局繋がらないことがあるので。
ギブすると脱ぼっちできやすい
一生懸命に話題を探るのも良いんですが、ギブできることがあると、わりとラクに話しやすくなります。
たとえば、懇親会だとお箸やお皿を配るのを率先してやったりとか。
そのときに、「どうぞ」とか「そっちお箸ありますか？」とか簡単な会話が発生しますよね。
一度軽くでも会話すると、その後話しかけるのがラクになります。
あと、多分ですけど、率先して動くことで「この人はしっかりしてそう」みたいな信頼感が生まれて、向こうから話しかけてもらいやすくなるとかもありそうです。
コツとしては、シャカリキに張り切って手伝うのではなく、無言で動くのでもなく、何かしら言葉を発しながらギブをするイメージです。
シャカリキに張り切ってる人や無言の人には話しかけづらいので。
お手伝いをしていると、主催の方からも感謝されたり覚えてもらいやすくなるというオマケ付きです。
と、わたしはこんな感じのことをしています。
相変わらず人見知りだし、がんばった後はへとへとに疲れちゃうけど、モジモジしてるだけのときよりもいろんな人と知り合えるようになりました。
それに、苦手なタイプの人と話さなくても良くなるというメリットもあります。
話しかけられるのを待っていると、自分の話ばかりしてくる人とか、なんらかの勧誘をしたいだけの人とかに捕まりますし、それってムダに疲れるから良くないんですよね。
それにしても、人見知りっていつか克服できるものなんだろうか。まだまだ、わたしの修行は続きそうです。
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