Take me your way 確信とsomeday
シンガーソングライター細木夏美の2nd Album 「Tenderly」楽曲紹介第5回。
この連載では楽曲解説と歌詞の初公開をしています。
今回紹介する曲はアルバムトップを飾るこの曲です。
Take me your way
今日は清々しい 気持ちはまるでサマーレイン
素直になることの意味がやっと分かったの
きっとずっと前から 心に決めていたの
あなたと出逢った頃から 何かが起こる気がしてた
見つめるたびに 確かになる
ただ大切で いつも愛おしい
Someday, take me your way please
信じているあなたを
Someday, take me your way please
どんな景色もあなたとなら
そう あなたらしく 失敗も苦笑いも
すべて流れゆく時間に任せましょう
そばに居るだけで 優しい雨のようにそっと
私の心に触れて微笑みをくれる
この手を抱いて すぐに分かるよ
たとえ見えない時も 一番近くにいるよ
Someday, take me your way please
あなたの夢の向こうへ
I’m here, hold me and kiss me
ふたりの未来を描こう
もしもあなたが挫けそうでも
ここにいるわ 目を逸らさない
すれ違う日も 嵐の夜も
涙は消さないで
降り注ぐ幸せ
Someday, take me your way please
Someday, take me your way
あなたの夢の向こうへ
Faraway, we’ll reach the day of praise
どんな景色もあなたとなら
まだ見ぬ世界を見に行こう
***
昨年末書きかけていた「Tenderly全曲解説集」での本人談はこちら。(一曲目で一番最初に書いているためか他の曲より文章が長め)
9曲の中では一番早くにできていた曲。ファーストアルバム「Raindrops」に収録しようとも思ったけどより完成度を高めたくて見送った。今作では1曲目に。初夏の陽気を思わせるような爽やかなサウンドをイメージしながら作っていたらタイトルのフレーズが降ってきてそのままウェディングソング的な内容に。Somedayという確信。まっすぐな想いと照れ隠し。幸せのシャワーが降り注ぐ、晴れの日のガーデン。そういうMV作ったら面白そう。そして私の妄想では、いつかロックバラード調にアレンジして夏フェスでドーンと演奏している模様。
(11/28追記)バイオリンとかチェロとか、クラシカルな弦楽器が途中で入ってきそうだな〜オーケストラできそうだな〜って想像ができてテンション上がる。そうそう、晴れの日のガーデンで演奏してもらって撮ったらいいね。夏フェスの場面も浮かぶな。霧状のシャワーを撒くよ笑。そんなイメージが膨らむ明るい曲。エンディングのピアノソロは頑張ったな。祝福あれ!という気持ちで。
Take me your wayは「連れて行ってね、いつか」くらいの意味かな。いつかって、よく使うけど不確かだよね。でもここでは決意とか確信とかクリアな視界で未来を見渡している。そういえば学生の時、クラブ活動のアンケートに「ライブの直前てどういう気持ち?」っていう質問に対して「清々しい気分」って書いたな。なんていうか、それまでの準備や練習って大変だし色々心配することもあるけど、もう本番のステージに立つ瞬間てどこか神聖な気持ちなの。何かを確信して進む時って、それに似てるんじゃないかなって思ってる。
「Take me your way」
楽曲視聴と合わせてお楽しみください。
「Take me your way」はApple MusicやSpotify等、各種配信サイトから視聴できます。一覧はこちら↓
11月もそろそろ終わってしまう。今日も良いお天気に恵まれて雲ひとつない空。自転車を走らせていたら、横断歩道で漕ぎ出しのバランスを崩し転んで片方の膝をすりむいてしまった。ズボンを履いていたけど膝部分に穴が。近くにあったスーパーに駆け込んで絆創膏を買って応急処置できた。とにかく大事には至らず良かった。いろいろ気をつけよう、と気持ちを改めました。師走に差し掛かるしね。健康第一。
コロナの状況も加速している模様。寒い季節だから尚更、気にかける部分多いですが、乗り切りたい。
トップの写真は最近お店で食べたアイスチーズケーキ。美味しかったな。爽やかな初夏を彩るような今回の曲にちなんで。
連載5回目、いよいよ来週は12月に突入ですか。折り返しましたね。残り4回です。選ぶ曲の方が少ないとちょっと考えちゃいそうだけど、楽しくやります。
次回もお楽しみに!
細木夏美