IWGPを一気見
次のクールで、大好きなくどかん×長瀬のドラマをやるので、これを機にparaviで見たことなかったIWGPを一気見した。
2000年初期のドラマだが、20年でこんなにも世の中は変わるのかと驚かされた。
暴力シーンも今より過激だし、性的な表現もずっとリアルで下ネタもど直球で面白い。
ガラケー全盛期。
池袋のなんとなく品のないような、治安の悪いイメージはここから来てるのかと納得。
話の内容はというと、人物のキャラ立ちの仕方とか会話のテンポ感とは裏腹に、全然軽いものじゃなくて、集団心理とか若者の恋愛とか、二重人格とか、なかなかディープなテーマだった。
時代はこんなにも変わったのに、人が生きてく中で一度は通る道や、間違った正義感みたいなものはいつの時代も変わらないのだなと実感した。
特に響いたのは、「群れの中にいないと吠えられない奴は認めない。」という言葉だ。
これは主人公の言った言葉じゃないけど、結局言いたいことってそういうことなんだろなと思う。集団に属すと急にデカい口叩いたり、そこに属していること自体に価値があると思い込んで、すごい人間になった気になったり。そういうことってめちゃくちゃよくある。
でも、本当に大事なのは、その集団にいることを抜きにして個人で見たときに、その人自身に何が残っているのか、どんな人間なのかだ。
貫いてることは?心から好きだと思える人は?何を大切にしていて何を守りたいのか?
そういうことだよね、って時代を超えて教えてくれた気がした。
次のドラマにも大いに期待だ。