乳がんの不安をやわらげる方法をお伝えします!
乳がんと診断されたら、どうしたらいいかわからなくなりますよね。
私も、診断された当時はショックでふさぎ込む日々でした。
しかし、次にあげる方法で不安はかなり軽減し、病気を前向きにとらえられるようになりました。是非参考にして下さいね。
「がん相談支援センター」で相談してみよう!
2023年6月、私はステージ1、ルミナルAタイプの乳がんの診断を受けました。経緯はこちらをご覧ください。
この時はショックとひとごとのような感覚で感情はぐちゃぐちゃ。
がんという病気は、簡単に受け入れられるものではありません。
私が不安に思っていたことは以下の通りです。
初期とはいえがんという病気に対する不安
再発するかもしれない恐怖
治療法に関する不安(主に副作用)
収入に関する不安 (病気を抱え再就職は出来るのか)
主治医の診察だけでは時間が足りず、不安を伝えることはなかなか難しいですよね。
そんな時は、がん相談支援センターに相談してみて下さい。
こちらでは、ソーシャルワーカーさんやがん専門の看護師さんが、病気や生活について不安に思う事などの相談にのっています。
私の治療した病院では、院内にがん相談支援センターがありました。
とても親身に相談にのっていただき、かなり心が軽くなったのを覚えています。
手術をした当時は、次男が中学3年生で受験を控えていたため、病気のことをどう伝えたらいいか悩みました。
相談したところ、家族ケア専門の資格を持つ看護師さんが、子供達への病気の伝え方を丁寧に教えてくださいました。
また、ハローワークの方と就業について面談をしたこともあります。
最終的にハローワークでお世話になることはありませんでしたが、とても心強かったです。
がんと診断されて不安や心配なことは相談してみましょう。
信用できる情報を確認しよう
乳がんの情報を、ネットで収集するという方も多いのではないでしょうか?
私もよくネットを見ましたが、調べていくうちに、サイトによって情報が正反対なことがありました。
例えば、私のしこりはコロコロよく動いていましたが、あるサイトでは、がんはべったり張り付いているので動くことはない。
動くしこりは良性と書いてあります。
また、あるサイトでは、必ずしもしこりが良く動くからと言って良性とは限らないと書いてありました。
ネットでの情報は、正確なものばかりではありません。
また、〇〇を飲めばがんが消える。と言った不確かなものもあります。
私は、病院の先生に以下のことを言われました。
ネットの情報は信頼度の高いサイト(国や公的機関など)で確認する
個人のブログは、同じ病状でも必ずしも治療法が同じになるとは限らないので参考程度にする
私がよく見ていたサイトは、がん情報サービスの乳がん情報と日本乳癌学会の二つです。
どちらも公的機関なので信頼しています。
個人のブログは参考程度にしよう
個人のブログは、ステージが同じだからと言って読んでみたら、治療法が全然違うことがあります。
同じステージでも、必ずしも治療法が一緒になるとは限りません。
私も、ステージ1の方のブログを色々読んでいた時期があります。
同じステージのはずなのに治療法が違っていて、もしかしたら私の治療法は間違っているんじゃないか?診断自体が間違っているんじゃないか?と不安になってしまいました。
乳がんは、その人のサブタイプやHER2、Ki67の値などによって治療法が変わるので、個人のブログは参考程度にしましょう。
最後に
乳がんと診断されたら、不安や恐怖が出てくるのは自然なことです。
誰も好きで病気になるわけではありません。
何で病気になってしまったんだろう。自分が悪かったのかな?とどうか自分を責めないで下さいね。
1人で抱え込まず、ちょっとしたことでも相談しましょう。
少しでも乳がんの不安がやわらぎますように。