29歳独身女、人生設計の考え方
今年は2021年、私は1991年生まれ。
今年私は30歳になる。
8月が誕生日なので、夏の気配がすると毎年そわそわするようで、去年はこんなツイートをしていた。
「1年で3年分くらい成長したい。」
3年分の成長を自分に課した29歳の1年間、どのように過ごして、どれくらい成長したのかを振り返っておこうと思う。(あと2ヶ月あるんだけど!せっかち!笑)
29歳に経験したことリスト
・Webデザイナーとしての業務委託3件。安定。
・母が癌になった(無事復活)家族の大切を再認識。
・私は卵巣嚢腫になった。人生初の手術。
・ヨガを始めた。体の調子よい。
・コロナになった。痩せたから結果オーライ。
・マンション買った。最高。
・投資の勉強して、分散投資。いい感じ。
・転職を決めた。7月から新しい職場。どきどき。
・友達と会社をつくった。おもろい。
だいぶ濃いめの1年だったな。結論、私は29歳の1年に満足している。胸を張って30歳を迎えられそうだ。なぜこれだけたくさんの動けたのか、その理由は「リアルに人生設計をしたから」だと思う。そこで、私の人生設計の方法を書いてみた
人生設計方法① 最悪の場合を想定する
高校生の頃は、「遅くても28歳くらいには結婚して、子供は30歳で1人目産んで、2年後くらいに2人目かな〜」とか言っていたが、あっという間に1人目を産んでいる予定の歳になってしまった。
そう、人生は全く予定通りに進まないのである。
まあ、この歳で予定通りにいっていなくても軌道修正はきくので全然問題ない。ただ、このまま希望的観測をもとに適当に生きて、60歳、70歳になった場合が1番怖いのである。
私の中では、独身アラサーの今、最悪の人生のシナリオは、「独身貧乏BBA」になることである。(※BBA=ばばあ=おばさん)
孤独に定年を迎え、贅沢するほどの貯金もなく、何歳まで生きるのか、それまでのお金はあるのか、介護が必要になったらどうしよう、、なんて想像しながら生きる自分を想像すると、切なくて死にたくなる。
せめて、「独身」か「貧乏」のどちらかだけは回避したい。
ただ、「独身」を回避するための「結婚」はどうがんばっても自分の力のみではコントロールができない。そこで私は、自分だけの努力で回避することができる、「貧乏」にならないために人生設計をした。
※ちなみに、最近読んだひろゆき氏の「無敵の思考」という本にも、この思考法が書いてあったので、間違いないと確信した。
人生設計方法② 自分の人生にどれくらいのお金が必要か、マイルストーンごとに具体的な数字を出す
「老後2000万円問題」なんて言われているが、2000万円なんて途方もない数字で考えたくねぇという人が多いのではないだろうか。
人が、具体的な解決方法がわからない漠然とした不安に対して、拒否反応を示すのは常である。逆に言うと、具体的にイメージができたら不安は払拭され、向き合うことができるのだ。
本当に老後までに2000万円貯金しないといけないのか?逆に2000万円貯まるのか?病気になったらどうするのか?今入っている保険だったらどれくらい補償がでるのか?じゃあその病気にかかる可能性はどれくらいなのか?その可能性に対する保険の費用対効果はどうなのか?保険に入るより利回りのいい商品があるのではないか?っていうか自分だけじゃなくて親が介護必要になったらどうなるだろう?親はどんな保険に入っているだろうか?資産はどれくらいあるのだろうか?etc....
とにかくすべてを数字で出してみよう。一番お金がかかる「最悪」のシミュレーションをしながら。
人生設計方法③ 数字を達成するための手段をできるだけ多く考える
人生に必要なお金を数字に落とし込んだら、次は目の前いくら稼げばいいのかを弾き出す。
「。。。まじか。」
ではどうやってその問題を解決していくのか考えてみよう。
ただ、収入を増やすだけが方法ではない。もちろんそれも大事だが、しっかりと投資も学んで、お金に働いてもらって老後に備えることも必要だ。
安易に保険に入るだけではなく、さまざまな方法を調べよう。
お金に関しては、不安を抱える人が多く、その不安を悪用するような商品やビジネスが世の中には溢れている。だから、自分で数字を出して、熟考し、意思決定する力を培うことが大切だ。
ちなみに、正解はない。自分で決めること。
【まとめ】 将来に悩むアラサーが今やるべきこと
人によって状況も、描く未来も違うので、安易に「あの商品がいい」とか「こうすればいい」とか言えない。
ちなみに、私がまじでよかったと思うのはマンションを買ったことだ。
母が癌になり、私も手術をし、健康や家族について考えることが多い1年だった。保険など色々考えたが、私が一番いいソリューションだと思ったのがマンションの購入だ。
死んだり、癌になったら住宅ローンは支払い義務がなくなり家族に資産が残る。
独身時代に買っておけば、一生私だけの資産になる。
住んでよし!貸してよし!売ってよし!の三方良し物件を買っておけば、あらゆる場面で私を助けてくれるのがマンションだという結論に至った。
28歳のときは、家なき子のやどかり族だった私が持ち家を買ったのだから、人生なにがあるかわからない。
ちなみに、マンションの選び方も奥が深いので、安易にかってはならない。あらゆるシミュレーションをし、数字をだし、比較検討することが必要だ。最近は「女性の資産形成に、、」という売り文句で新築マンションを割高に売っているディベロッパーの多いので要注意。
私にとってはマンションの購入が、今後の人生を考えた時の不安を解消するよいソリューションだったが、誰にでも当てはまるわけではない。
今将来が不安でキャリアに悩んでいるアラサーがやるべきことは、「最悪のシミュレーションをし、それに備えた人生設計をすること。そしてすべてを数字で出し、根拠をもって意思決定していくこと。」である。
最悪をシミュレーションしておけば、だいたい何が起きても動じないし、ハッピーと感じるレベルも下げられるので、相対的に幸福度高く生きていくことができる。