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富山から福井へ移動

散歩がてらガラス美術館へ行く。独創的な建物の中にはなんと図書館がある。開放的で明るく、パソコン用の席まであった。通いたい。

今日から福井県の鯖江に滞在する。利用中の宿泊のサブスクサービスで、いろいろな人から評判を耳にするおうち。乗り換えの福井駅はとても賑わっていた。これが新幹線開通効果か。

昼ごはん

家守さんに駅までお迎えに来ていただき、西山公園にも立ち寄っていただく。つつじが有名で見頃を迎えていると聞いたが、想像以上に見頃だった。

小学生らしきお子さんが「一つだけ犬のしょんべんみたいなやつがある!」と噴水を指差し、楽しそうにしていた。どれどれと思い指の先に目を向けたらたしかにちょろちょろの水。

上には無料動物園があり、レッサーパンダがたくさん。そのうち1匹は枝の上でぐだ〜っとしていて、ぬいぐるみと言われても納得してしまうほど動かない。この姿勢は楽なんだろうか。

かつてレッサーパンダは「パンダ」と呼ばれていたが、その後同じ仲間であるジャイアントパンダこと現パンダが見つかり、ジャイアントパンダが有名になるにつれてパンダの名は白黒の現パンダに奪われ、茶色の旧パンダには「lesser(小さい)」がつけられるようになったそう。

レッサーパンダは愛らしく、ちょうどいい豆知識も得られたが、どうも動物園は苦手。悲しいパンダのアニメを思い出してしまう。

帰る頃は反対向きになってた

おうちの近所を散策。なんとなく佐渡島を彷彿とさせる。

営業してなさそう

夜は家守さんご夫婦と宿泊者で飲みに行く。家守さんいわく、コシヒカリは福井で生まれた品種で、越前の字を取って「越ヒカリ=コシヒカリ」らしい。その後新潟で有名になってしまい、越後のコシヒカリとなっていった過去があるそう。先ほど知ったばかりのレッサーパンダの名前の由来を彷彿とさせる豆知識。

家守さん夫は元小学校の先生で歴史好き。越前、越中、越後や備前、備中、備後などの旧地名は、京都に近い場所から前、中、後の名称となっていると教わる。

鯖江には海がない。それなのに鯖が地名になっているのは、かつて港から川で運ばれてきた鯖を捌く地だったから。ゆえの鯖江。

氷見の寒ぶりはブランド品だから高いけど、近隣の県でも同じぶりが獲れるから福井で食べた方が安い。反対に備前カニはブランド価格なので他県で食べた方がお得など、これまた良い豆知識を得た。

サバ丸焼き

6人だったのだが、こういう場面で変に場を回してしまう。これはおそらく職業病なのだが、もしかしてちょっとウザいのではないかと危惧している。

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