はじめまして。Natsumiです。
グラフィックレコーディングという手法を使って、人の話や文章を「簡単な絵」と「文字」でまとめる活動をしています。
住んでいるのは、北海道の東側にあるオホーツク地方。
冬の寒さは厳しいけれど、少し車を走らせれば、あっという間に喧騒から離れられる自然豊かな場所です。
ここに来たのは、7年前に夫の転勤があったから。
そして、その時私は10年間勤めた職場を退職して転居。
慣れない土地での出産、育児が始まり、頭をパンパンにしながら試行錯誤する日々が始まりました。
この頃の願いはただ一つ、朝まで一晩中誰にも邪魔されずに眠ること。
(欲を言えば、眠りに落ちるのも、目が覚めるのも私が決めたタイミングで!)
この(私にとっては劇的な)ライフスタイルの変化が、大きなターニングポイントとなり、ある事に気が付きます。
卒業、就職、結婚、出産と経験してきたけれど、あれ?次は?どうしたらいいの?どこに向かって行けばいいの?と急にわからなくなりました。
以前の私を知る人は、この町には誰もいない。
あの頃の私はどこに行った?
当時専業主婦だった私は、ワーママさん達を羨ましく思ったり、ワーママさんに比べたら、「子育て大変」なんて言ってはいけない…そんな事も思っていました。
いつも、「私の人生、いったいこれからどうなっていくんだろう?」という疑問が頭の中に浮かんでは消え、浮かんでは消え、を繰り返しては全てのアイデンティティを失ってしまったような喪失感を抱えてもいました。
ただ、このまま塞ぎ込んでいても仕方ない!何か打開策が欲しい!何かわからないけど、とにかく諦めたくない!と、ここ数年は色々ともがいてみています。
思考の癖を見つけて考え方を変えてみたり、時間の使い方を変えてみたり、新しい人間関係を作ってみたり、働き方について改めて考えみたり…。
(この辺りのお話は、また別の機会にもう少し詳しく)
何でも考え過ぎてしまったり、世間の当たり前に囚われ過ぎるところ。
人とのコミュニケーションが大好きな自分と、冷静でどこか一歩引いて見ている自分とのギャップ。
そういった自分の様々な一面にもアンテナが立つようになり、他人との価値観の違いにも「面白い」という感情が湧くようになりました。
「そうか、自分の人生は自分で創っていけばいいんだ…」と、ありたい自分やなりたい自分についても思い描くようになる、その過程の中で、グラフィックレコーディングに出会いました。
このnoteでは、そんな私のこれまでの道のりや、「聴く・書く・描く」ことへの想い、グラレコにまつわるあれこれなどを綴っていけたらと思っています。
皆さんには、どんなターニングポイントや紆余曲折がありましたか?
ほんの少しの時間でも、何かを振り返るきっかけになれば幸いです。